【破廉恥メール】中島徹【シシィ憲法】 [無断転載禁止]©2ch.net

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167: 法の下の名無し [] 2018/03/30(金) 07:45:32.26 ID:JAcZmR0V

セクハラは研究不正　米科学界でも「＃ＭｅＴｏｏ」
https://www.asahi.com/articles/ASL3X6QRJL3XUBQU014.html

「＃ＭｅＴｏｏ（私も）」を合言葉に米ハリウッドから広がった性暴力やセクハラを告発する動きが、米科学界にも広がっている。
被害を生む土壌になってきた男性中心で上下関係が強い文化は、大学や学会にも共通している。

ボストン大学は昨年１１月、南極の氷床研究の第一人者デビッド・マーチャント教授の解雇を決めた。
約２０年前の南極調査の際、当時大学院生のジェーン・ウィレンブリングさんに「売春婦」などとののしったり、野外で用を足している際に岩を投げつけたりしたなどとして訴えられていた。
大学は「セクハラ行為は十分に悪質で多岐にわたる」などと一部事実を認定。
ウィレンブリングさんはサイエンス誌に「他の若い女性研究者が女性蔑視の矢面に立つことを避けたかった。もう二度と起こって欲しくない」と述べた。

ログイン前の続き　今年３月には、アリゾナ州立大がローレンス・クラウス教授（宇宙物理学）を停職にし、セクハラの調査を始めたと発表。
クラウス氏は地球滅亡までの残り時間を示す「終末時計」を発表する科学者団体の幹部で、ベストセラー著書もあるスター研究者だ。

２月にテキサス州で開かれた米科学振興協会（ＡＡＡＳ）の年次総会では、科学界のセクハラ問題がテーマの一つになった。

「研究現場にはセクハラを生みやすい土壌がある」。講演した米天文学会元会長のメグ・アーリ・イェール大教授は指摘した。

１４年のイリノイ大などの調査では、７１％の女性研究者が野外調査中に上司や同僚らからセクハラの言動に遭い、２６％が身体的な被害を受けたと答えている。
被害者の８割以上は学生やポスドクといった立場の弱い人たちだった。

米国でも研究現場は男性が多く、管理職の女性は圧倒的に少ない。狭い世界で上下関係も強い。
アーリ氏は「ハリウッドの構図と一緒。権力を持つ科学者が、将来のキャリアを彼らに頼る若い女性研究者を標的にしている」と話した。

米国では研究現場で起きたセクハラは、性差別を禁じた教育改正法に基づいて、大学など研究機関が自ら調査を行う。
しかし、米科学誌「サイエンティフィック・アメリカン」によると、被害者の保護や救済よりも組織の評判を優先し、問題を公にせず加害者が別の職場に移るだけのケースも多いという。
特に、国や企業から多額の研究費を獲得している実力者の場合はなおさらだ。

現状を変えようという動きも出始めた。６万人近い会員がいる米地球物理学連合（ＡＧＵ）は昨年９月、倫理規定を見直し、セクハラや性差別を「研究不正」に含めて、論文の捏造（ねつぞう）や盗作などと同列に扱うことを決めた。
学会への出席や学会誌への投稿ができなくなる。ＡＡＡＳの総会で、ＡＧＵのビリー・ウィリアムス副会長は「今や他者への不正が科学への不正に含まれる。我々の会員にはこれが基準だと知ってもらいたい」と話した。

公的な研究費を交付する米国立科学財団（ＮＳＦ）は今年２月、新たなセクハラ対策を発表。
交付先の大学などにセクハラがあった場合、調査を求め、認定された研究者への研究費を凍結したり、取り消したりするとした。

連邦議会も対策に動いている。ＮＳＦや政府監査院（ＧＡＯ）に公的研究機関でのセクハラの現状や米国の研究能力に与える影響の調査を要請。
２月末の下院公聴会でバーバラ・コムストック議員（共和党）は「どれだけの聡明（そうめい）な女性とそのアイデアが失われているか」として国家の損失になっていると指摘した。

http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/jurisp/1501671531/167

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