[過去ログ] ■■剣道の当たり判定は不自然■■2本目 (1002レス)
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143: 2008/07/16(水)04:07 ID:9YWNTIZ2(1/2) AAS
>>132
>私たちも、段位審査を研究したりする際に五臨や葉隠等の古来の剣術書を
>紐解き研究することがあるが、やはり「剣の理合は斬らせずに斬る」として
>教えているものは皆無と断ずるに躊躇しない。
>斬られたくないからこそ捨て身の一打を、というのは古くからの剣術が
>常に伝え続けているところで、
>やはり剣の理合の第一歩は「捨て身の打ち」なのだと思う
おいおい、本当に「五輪書」読んでるのかよw
五輪書地之巻には
『武士の兵法を行う道は、何事においても人にすぐれるところを元とし、あるいは
一身の斬り合いに勝ち、あるいは数人の戦いに勝ち、主君の為、我が身の為、
名を上げて身を立てんと思う。これ、兵法の徳をもってなり』
とある。
分るよな?
武蔵は「どんな状態でも人に勝つのが兵法である」と説いているわけ。
相手の人数が多くても勝たねばならない。
それを
『太刀の徳を得ては、一人にして十人に勝つことなり。一人にして十人に勝つなれば
百人にして千人に勝ち、千人にして万人に勝つ。然るによって、わが一流の兵法に
一人も万人も同じことにして、武士の法を残らず兵法というところなり』
と伝えている。
一人で十人を相手に斬られずに勝つのが武蔵の言う「兵法」なわけよ。
捨て身どうこうってのは、剣道が一対一のスポーツだから出てくる発想であって
いわゆる「剣の理合」ではないの。
ちなみに沢庵の「不動知神妙録」では
『例えば、十人にして一太刀ずつ我へ太刀を入るるも、一太刀を受け流して
跡に心をを止めず、跡を捨てて拾い候はば、十人ながらへ働を欠かさぬにして候』
と教える。
つまり、相手が多い場合でも、特定の相手に拘らず常に一対一で受け流していけが、
スキを見せずに十人を相手にできるということな。
「捨て身」というのは、一人の相手に拘ることになるからダメなわけ。
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