中国の伝統武術やカンフーは弱い事がバレた (359レス)
中国の伝統武術やカンフーは弱い事がバレた http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/
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187: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 05:08:20.23 ID:SY0PqdVG 李元智や劉雲樵など、かつて日本軍と戦った大陸来の老師たちが日本に 対して複雑な感情を抱いていたのは事実のようだが、だいいち蒋介石総統 からしてそうなのである。 ただこういう軍人たちは旧日本軍の軍規の厳しさや勇猛果敢さには非常に 敬意を表していたらしい。 劉雲樵もそういう話をしていた・・・ということを師匠から聞いたことが あるが、現代の我々は果たして胸を張って“真日本人”である!と言える であらうか?(笑 劉月侠:「ところで李老師は鍼灸のほうも大家だそうですね?呉恵平に師事したとか?」 李老師:「おおっ!呉恵平なんてよく知ってるね?キミは西医だけでなく中医も勉強した のか?台湾の鍼灸師で呉恵平を知らなかったらモグリだよw キミも呉恵平に習ったのかい?」 劉月侠:「いや、鍼灸の師は武術同様彭武熾ですが、彭は呉恵平のことは よく知ってると言ってました」 李老師:「そうだろうそうだろう・・・w 台湾の正統派の鍼灸はほとんど 呉恵平の息がかかってるからな。当然のことだw」 李老師:「すでに話したように私の先祖は“走江湖”だったので、生活のために 医術も心得ておく必要があったわけだ。 そういうわけで私も子どもの頃から武芸とあわせて鍼灸を学ばされた。 私も含めて呉恵平の弟子というのは軍人が多かったな。 つまり軍医ということだ」 私が持っている呉恵平の著書(『鍼灸世紀』)には呉恵平が楊森将軍(國府軍元老)や 旧カンボジア共和国大統領ロン・ノルなどと一緒に写ってる写真が載ってる。 呉恵平というのは“鍼灸版李元智”・・・と考えていただければええと思う(笑 ただ私の師匠が言ってたが、こういう立場の鍼灸師たちは教授が非常に厳格で、師匠の 鍼灸の師などは劉雲樵よりも怖かった・・・なんて言うてた(笑 いずれにせよ民間ではない軍界のおはなしや。 國術にせよ鍼灸にせよ、1970年くらいまでの台湾では軍界と一般社会ではまったく異なった 世界があったらしい・・・ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/187
188: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 05:08:32.80 ID:SY0PqdVG 918 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/11/10(月) 20:59:31 ID:0VP9+FIG0 すべて学んだわけではないが、中央國術舘〜李元智〜李清漢老師と受け継がれてきた八極拳は たいへん素晴らしいものであった。 もちろん一回や二回習った程度で「ここが優れている!」とか「こういう特長がある!」なんて 論評するのは甚だおこがましいことなのではあるが、まあ2ちゃんねるということで私なりに 気づいたというか感じたことをいくつか書いてみよう・・・ まず李老師ご自身が仰ってたことやが、非常にシンプルである。 シンプル=単純・・・ということで、松田本の影響を受けた人は「やはり古傳の技法を 簡略化したため精密な秘伝の方法が消滅してしまってるんや」なんて思うかもしれんが、 いちがいにそうとばかりは言えない。 むしろ古い套路に見られるような意味不明の(これもマニアによると「深い意味がある」 らしいがw)複雑な動作が省かれ、八極拳の精髄中の精髄というべき動作だけで構成されてる ように思う。 そやから非常に習いやすいんやな? もちろん個々の動作に関してはやはり細々とした要点が多々あり、熟練するには他派の八極拳 同様長い年月と研鑽が必要であるということに変わりはないが、とにかく見てて、やっててわかり やすい。これが第一の特徴や。 みなさん思い出すやろう?中拳界で大むかしから言い伝えられてきた伝説・・・ “高級な武術と低級(単純)な武術”・・・ 「ボクシングにはストレートとフックくらいしか技がない。あとは体力と反射神経と 根性に頼るだけの低級な拳法である!それに対して中国拳法というのは奥が深く、 高級な技法が多々あり・・・云々」 こういうことを言うてる中拳家の実力が実際にはいかなるものであったか?・・・なにも 武壇スレでなくても武道板ではもはやギャグにもならんがな(笑 つまりシンプル=単純だから「たいしたことない」なんていうのはアホらしいこと甚だしい ということや。“シンプル イズ ベスト!”(笑 第二としては・・・ 昨日書いたように李清漢老師は「八極拳は“ボンバー”だ!」と仰ってたし、 事実李老師の発勁はまさに“八極は爆発だぁっ!”というべき凄まじさであったが、 実際の用法では非常に“チンナ”が多かった。 中国拳法の技というのはほとんどが“打”“拿(チンナ)”“シュワイ”“点穴”の 各種用法に応用できる・・・というのはよく聞くと思う。 八極拳においてもこれは例外でなく、どの派でもチンナの用法というのは必ずある。 劉雲樵は“聯合警衛安全指揮部(金立言先生らが所属した統合侍衛隊)”で教えるよう になるまでの旧組織であった侍衛には主にチンナを教授してたそうやし、大陸の呉連枝宗家 のビデオではチンナ用法の解説にかなりの時間が割かれていたのを憶えている人もおるやろう。 そやから八極拳の用法としてチンナがあるのはむしろ当然のことなんやが、李清漢老師の解説は とにかく突出してチンナが多かったように思う。 最初私が思いがけず技を掛けられたのもチンナやったしな。 これは昨日言うたように李元智の八極拳が“憲兵八極拳”であることに 関係が深いと思う。ちなみに“中央國術舘系”“軍隊の”八極拳というのは みなさんよく聞くと思うが、“憲兵八極拳”というのは初耳やろ? 私も今後は民間で教伝されてる一般の八極拳と区別して、李元智の八極拳の ことを憲兵八極拳と呼ぶことにしよう。 金立言先生が自らの八極拳を大内八極拳と称してはるんと同じや。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/188
189: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 05:23:42.50 ID:RWHpIiCl 927 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/11/10(月) 21:44:56 ID:0VP9+FIG0 憲兵=MP(ミリタリー・ポリス)・・・読んで字のごとく警察業務がメインやから、 憲兵の行う武術というのは逮捕術の一種がメインであり、憲兵八極拳もその業務上の 必要性からチンナが主体の武術になっていったものと考えられる・・・というのが私の意見や。 それに対してたとえば大内八極拳では相手を突き飛ばしたり、転倒させたりする用法が多い。 同じ軍人であっても憲兵と侍衛ではやはり任務の内容が大きく異なるわけやな。 もちろんいずれにおいてもあらゆる用法はあるわけやが、どこに重点を置くか?ということが やはり違ってくるわけ・・ あとここまで書くと例によって私の妄想なんやけどな(笑 李元智は八極拳で有名やが、もちろんおよそ中華國術であればなんでもできた。 太極拳やシュワイジャオはもちろんのこと、酔八仙拳なんてのまで習得してはったそうな(笑 ではいったい「本門はなに?」ってことになると・・・私は“秘宗門”やと思う。 秘宗門・・・わかるな?『水滸伝』の英雄燕青を開祖とし、弟子たちは政府から追われる 謀反人であった開祖の名を秘して“秘宗門”と称した・・・という伝説のあるあの門派や。 劉雲樵が幼少の頃学んだ燕青拳も、映画で有名な霍元甲の迷蹤藝も秘宗門の分支とされているが、 李元智は中央國術舘に入る前の時点で秘宗本門の陳善の系統を受け継ぐ嫡伝弟子なのである。 陳善は河北滄州における秘宗門の宗家で、金恩忠の『國術名人録』にも記載があり、 幾多の他流試合において無敵を誇ったため“賽勝英”陳善と称せられたという、武芸の郷 滄州においても特筆される武術家であったらしい。 この陳善のまたの綽名が“卸骨王”・・・卸骨というのは別名を“分筋卸骨術”といい、 要は現代でいうところのチンナ術なのである。 つまり陳善はチンナに非常に通じていた・・・ということなんやが、今日においても秘宗門 においてはチンナがたいへん重要視され、秘伝として豊富な技法が伝えられているらしい。 つまりね、憲兵八極拳においてチンナ用法が多いというのは、憲兵の職務上の 必要性に加え、こういう李元智のバックボーンがうまいことからみあった結果では ないか?・・・というんが私の推測や。 もう30年近く前・・・1980年頃やったかな? 当時松田先生や笠尾先生の本以外は中国拳法に関する情報というのは非常に 少なかった。しかも大陸はまだ文革の混乱が完全に収拾しておらず、武術の情報 などはほとんど入ってこなかった。 ところが私はわずかな大陸情報をゲットしようと毎月必ず『人民中国』日本版 を読んでいた。 ある月のベタ記事に“武術協会の重鎮が本を出版”なんてのが載ってた。 スポーツ面にときどきこういう武術や太極拳の記事が載ることがあったんや。 “先ごろ滄州武術協会の李書亭氏は『青秤剣』の一書を上梓した。 李氏の父上である李雨三公は國民党の張学良も教えを請うた武術 の達人であり、李氏も幼いころから武芸を学び・・・” こんな感じのごく短い記事(写真もなかった)やったが、張学良が指導を要請 するほどの達人・・・というのに興味があって、すぐあちこち本をひっくり返して みると・・・ ありましたがな!・・・松田隆智著『中国武術 少林拳と太極拳』の183ページ・・・ “秘宗拳の系統”に陳善の孫である陳玉山の弟子として、“李雨三”“李元智”の名が 並んで書いてある! 「李元智は台湾國術界を代表する名師やそうやから・・・その兄弟弟子ということに なると張学良がわざわざ指導を要請するほどの達人であってもおかしくないか?」と思ったね。 つまりこういう記録からしても李元智が滄州秘宗門を代表する伝人であったというのは確かや。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/189
190: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 05:26:47.66 ID:RWHpIiCl 115 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/21(火) 16:22:01 ID:wW54s7PI0 中国武術界のことをよく“武林”というが、これは近代の武侠小説作家が学者の“文林”に 対して武術家の社会を呼ぶ名称として発案したもので、それほど長い歴史のある名称ではない らしい。とくに武侠小説中においてはほぼ“江湖”と同義語としてあつかわれている。 “江湖”のほうは『荘子』にも出てくるというから、こっちはかなり古い言葉や。 長い歴史を経てさまざまな意味が込められるようになったが、だいたいは官に対する在野、 つまり民間の社会において、各地を漂泊することを指すようや。 官の庇護を受けない(どころか官から追われる立場の場合も多い)ので生活が安定してへん のやな。それで仲間内で結束して相互扶助の精神が育まれた。 水滸伝の英雄好漢や近世の洪門会、天地会などに代表される秘密結社などがそう。 現代ではチャイニーズマフィアの世界を指すことも多い。 武林と江湖は同義語とされてると言うたが、厳密には同じ武術家つまり 武林の人物であっても、たとえば朝廷に仕える武官などは公務員やから、 この場合は武林の人ではあっても江湖の人ではない。 各地を放浪する武侠は武林でもあり江湖でもあるということや。 武侠小説の主人公というのはほとんどが後者で、官の武芸者というのは ほとんどの場合悪役やから、それで武林=江湖という発想になったんやろう。 ただし水滸伝の林冲の場合、最初は“禁軍総教頭”やから、官の武芸者と しても最高級の地位にあったわけやが、このときにすでに各地の侠客とも親交 を結んでおり、それがのちに奸計に嵌められて官を追放されたあと(つまりこ の段階で完全に江湖になった)もあちこちをさすらいながらも各地で庇護を受 けられた・・・ということにつながっていく。 そやから実際にはここまでが官の武芸者でここからが江湖の武芸者・・・という 区分はむずかしいようや。 林冲の反対に江湖から官にとりたてられた霍殿閣や宮寶田なんかもおるしな。 劉雲樵の場合は職業軍人やから当然官の武芸者ということになるが、劉雲樵の上官は 「あの男は若い頃各地を放浪したので江湖の細々したことにもよく通じている」という ようなことを言うてたそうな(『笑塵武集』より)。 しかし民間の武術学校である武壇を興したとはいえ、ほぼ一生涯大内高手として過ごし たわけやから、この場合はやはり武林の人であって江湖ではないかもな。 むかしの『武術』に劉雲樵が「(掌を突き出すとき)このように親指を折って隠すように するのは“江湖臭”の抜けきらない=低級な拳法で、我々は真似すべきではない」と言うてる 記事が載ってたが、この場合の“江湖”というのは最下層の遊民階級の世界で、旅芸人や行商人、 さらには山賊や馬賊といった連中をも含む世界のことや。 もちろん武侠といえども各地を放浪するからにはこういう連中ともつきあわざるをえないわけやが、 こと武芸に関しては林冲の技量が薬売りのそれとはまったく比較できないのと同様に厳然たる区別が あった。同じ江湖でもいくつもの階級社会になってたわけやな? そやから劉雲樵は江湖やその武術全体を低く見てたわけではないんやが、 江湖のなかにもいろいろある・・・ということを言いたかったんやろうと 思う。反対に官の場合ははじめから“品質保証”されてるってことや。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/190
191: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 06:42:19.48 ID:RWHpIiCl 31 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/19(日) 21:40:06 ID:yKyDvd470 それから李清漢老師はどうも現在はエルサルバドル在住のようや。 別のサイトでこんなんも見つけた・・・ “シュワイ・打・拿三絶 80歳李清漢師傅” 2008.3.15.香港武林報 李清漢師傅、山東人(廣東の誤り?)、廣西にて成長。 後に台湾に移住、さらに晩年になってから中南米に移民す。 中米エルサルバドル共和国公安学院武術総教練を4年間務め、 現在は当地の“太極センター”にて指導にあたっている。 先ごろ李師傅は香港を訪れ、我々はその機会に貴重なおはなしをうかがった。 李師傅は國術の”シュワイ・打・拿”すべての技術を一身に体得した 名人中の名人である。 彼は三名の錚々たる國術大師に師事してこれらの絶技を得た。 それはシュワイジャオの常東昇、八極拳馬英図の弟子李元智、そして チンナの潘文斗の三師である。 さらに北派少林劉木森より丹鼎気功をも伝授されている。 李師へのインタビュー内容は以下のとおり・・・ 國術は中国の伝統技術、武芸である。 國共内戦ののち國民党が台湾に撤退した際、多くの武林高手が 争うように海外に脱出した。 國民党軍内には高手が多くいたため、まずは自然と党とともに 台湾に移住する人が多く、次いで廣東を経由して香港・マカオ、 さらにははるばるシンガポールなどに逃れる人たちもいた。 國民党の台湾移転により、かつての南京中央國術舘も台湾に移転することになった。 張光弟が舘長、陳伴嶺が副舘長を務めた。 中国武術はこうして台湾に流伝し、陳伴嶺は武術教室を開いて一般の指導を開始し、 常東昇は中央警官学校でシュワイジャオを、李元智は陸軍で八極拳を、潘文斗は憲兵部 でチンナを教えた。 八極拳の起源は河北滄州である。 かつては極めて保守的で、容易に外伝されることはなかった。 のちに中央國術舘によって各地に普及、伝習されるようになった。 中央國術舘で教授にあたった馬英図らは、簡化式の套路を編纂した。 というのは八極拳は門派が多く、内容が雑多であったため、簡化式の スタンダードをつくる必要性を痛感していたからである。 すべての技法64式の半分の32式を採用し、16時間で単打(ひとり形)を、 さらに16時間で対拆(対打)を履修できるように工夫してある。 李元智の岳父は(シュワイジャオの大家の)?忠義である。 李元智は台湾において國術舘教務主任となり、この系統の 套路を教授したが、これは民間の八極拳とは大きく異なるものである。 台湾には他に李書文の弟子である劉雲樵がおり、劉雲樵は総統府内 において八極、劈掛を教授した。 北派少林劉木森は少林拳を教授するほかに、道教丹鼎派張天師第64代伝人である。 以下省略・・・ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/191
192: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 07:15:18.13 ID:RWHpIiCl 702 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/05/05(月) 17:39:18 ID:??? 61 名前:劉月侠 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp] 投稿日:2008/05/05(月) 16:29:56 ID:bQ0pa8080 >58 それはちと内容がゴッチャになっとるな。日本の兵士が缶詰くれるきっかけになったのは柔道の試合や(笑 民國29年(1940年)、抗日戦争を戦っていた劉雲樵は日本軍の捕虜となり、山西運城監獄に一ヶ月あまり収容された。 収容所では日本軍の兵士が柔道の稽古をしていたが、よく捕虜の中国兵が実験台 というか稽古相手にされていた。イジメみたいなもんやな。ホンマは捕虜虐待ということになってしまうからあかんのやろうけど。 中国兵はみなロクなものを食ってないから体力も落ちてるし、日本兵相手にマジに なってもかえってイジメられるだけやから、投げられるままやった。 ところが劉雲樵は自分の正体が天字一号ということはもうバレていて、近いうちに 間違いなく処刑されるやろうと思ってたんで、やけくそで日本兵をみな投げ飛ばしてしもうた。 ところが天字一号のことはバレてはおらんかったようでな、劉雲樵は日本軍からも 「なかなか勇気があるし武道の腕前も確かだ!」と一目置かれるようになり、それで缶詰云々・・・というわけや(笑 ちなみにこれで日本軍の劉雲樵に対する監視がちと緩んだらしく、しばらくして 劉雲樵はスキを見て軽功で監獄の塀を飛び越え(“壁虎功”となっとるから、実際 には忍者のように壁を這い上がっていったものと思われる)、脱走に成功したということや。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/192
193: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 07:16:56.06 ID:RWHpIiCl 804 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/03(金) 21:58:37 ID:UZiEeIrR0 >800 これは『笑塵武集』はじめいくつかの劉雲樵の伝記から要約したものです。 『武術』1983年夏号の劉雲樵のインタビュー記事にも同様のことが載ってるよ。 805 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/03(金) 22:17:04 ID:UZiEeIrR0 まるで映画みたいな話やが、現実には劉雲樵がなんとか脱走に成功して生還できたのはまったく の幸運やったようや。いっしょに脱走を図った中国兵のほとんどが途中で射殺されたそうな。 劉雲樵は特別武功に優れていたため・・・となっとるが、そういう問題ではあるまい。 このあと劉雲樵は黄河を泳いで自軍の軍営に命からがら辿り着いたが、当然のことながら身体は ボロボロで、長期入院を余儀なくされた。 ところが同じ病室に有名な劇作家がやはり入院しており、この人が劉雲樵の体験談をいろいろと聞き 出して、それをヒントにスパイ劇“野?瑰(バラ)”を書きあげ、これで“天字一号”というのが 有名になったらしい。 しかし男性を主人公にすると生々しすぎるので、劇中天字一号は女性に設定された。 戦後台湾で劉雲樵が有名になると「現実の天字一号は男だった?!」て大反響がおきたそうな。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/193
194: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 07:55:21.56 ID:RWHpIiCl 874 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/06(月) 15:28:07 ID:blpYPDVg0 そういえばyou tubeに霍慶雲大師が剣をやってはる動画がありますたな。 中華民國八極拳協会の見解によると李書文は大槍術や刀法には精通していたが、 (実戦で役立たせるのは難しい)剣法には興味がなかった・・・ということや。 武壇の昆吾剣も張将軍から伝えられたもんやし、長春派の剣はどういう系統なんかしらん? 930 :S・W ◆hVwSffc8Qg :2008/10/07(火) 08:31:47 ID:h3HeyKLe0 875から877を見落としてましたww >長春派の剣はどういう系統なんかしらん? 純陽剣に関しては存じません。 僕の知っている剣の套路は“青鋒白雲剣(せいほうびゃくうんけん)”または八極剣と言われます。 霍家のビデオに出ているものとは全くの別物ですね。 風格と套路のつくりは剣術らしくないと言っては語弊があるかも知れませんが、 長春らしい剣術だと思います。 これは僕の予想なんですが、 純陽剣は河北省国術館を設立した許蘭州将軍の公館に、 霍慶雲先生が李書文と一緒にいた時期に河北省督弁の李景林に学んだのではと思います。 易筋経も同時期に河北省国術館に来ていた道士から学んだそうです。 青鋒白雲剣(八極剣)の起源は分かりませんが、 霍殿閣の代にはあったものだと思います。 次に老師に連絡をした時に聞いてみる事にします。 875 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/06(月) 15:44:10 ID:blpYPDVg0 つか香港長春八極拳協会のHPで調べてみると・・・“純陽剣”らしいな。 “純陽”というのは“呂純陽”・・・つまり唐代の仙人である呂洞賓のこと。 呂洞賓は全真五祖のひとりにして“八仙”の一でもある非常に有名な仙人ですな。 ジャッキー・チェンの“酔拳”でも出てきたでしょ?(笑 呂洞賓は酒好きで剣を好んだ・・・という言い伝えやが、これはたぶん詩人として あまりに有名な李白のエピソードを基につくられたもんやろうな。 つか呂洞賓のモデルは李白なんやろうと思う。 いずれにせよ純陽剣は中国四大剣法のひとつとされている剣法の代表的流派や。 ちなみに劉雲樵のカンフーブラザー、張詳三老師には『純陽剣』て著書があるぞ。 純陽剣自体は極めて有名な剣法なんで、李書文も興味ないとか言いながら いちおうひととおりはできたんかもしれんが、長春派の各大師がたは李書文 の八極拳を学ぶ以前にすでに他派の武術でも相当な腕前やった人が多いから、 この場合の純陽剣というのは武壇の昆吾剣同様、李書文とは違う他の武術家より 伝承されたもんではなからうか? もちろん最終的には八極門の風格や勁道に合うように変化していってるんやろうが・・・ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/194
195: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 08:01:28.32 ID:RWHpIiCl 934 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/07(火) 09:16:58 ID:v368NAm60 >930 なるほど・・・李景林から学んだとすれば納得いくな。なんせ“神剣”と 謳われた剣法の名手やったそうやからね。 ところが李書文はとにかく剣なんてバカにしてて(笑)、有名な李将軍の 剣法といえどもまったく相手にしてへんかったそうな。 後に劉雲樵が張将軍から昆吾剣を習うようになったときも、別に嫌がりは せんかったようやが、積極的に勧めたってわけでもない。 霍慶雲公も李書文とはまったく別に李景林に師事したんかもね? 中国でも日本でも、あるいは西洋なんかでも、剣(Sword)というのは武器というよりは 宗教的な意味合いの強い神器というようなイメージがある。三種の神器なんていうもんな。 そやから中国では文官でもいちおう帯剣はしてるんやけど、これも武器というよりは身分 や地位を象徴するステータスシンボルみたいな感じやったらしい。 江戸時代、天下泰平の世における侍の刀みたいなもんかな? 936 :S・W ◆hVwSffc8Qg :2008/10/07(火) 09:32:37 ID:h3HeyKLe0 >劉さん 霍慶雲先生は李景林に形式だけ拝師していたと八極拳2に書いてありますよ。 “李景林もまた武当剣術の達人で“剣術泰門”の名を冠せられていたが、 自分の弱点(アヘン中毒)を知っていた為、慶雲を形の上では拝師弟子とし、 自己の門前を飾り、また身辺の護衛とした。 1928年、中央国術館副館長となった李景林は慶雲を南京に帯同しようとするが、 慶雲はその直前に溥儀に招かれていた為辞退する。” と書いてあります。 937 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/07(火) 09:36:06 ID:v368NAm60 そやから剣というのは文・武にかかわらず“官”の象徴といえる。 実際に斬った貼ったをやらんならんかった江湖つまり在野の武侠というのは あくまでも装飾品にすぎない剣よりも、刀や槍、あるいは棍のような武器を重視 してたってわけや。 李書文も最終的にはかなりの有名人になったとはいえ、その生涯はおよそ官とか公 とかからは縁遠い江湖の武芸者やから、「剣なんてお上品なもんで人が殺せるか!」 てな具合に考えてはったんやろうな。 >>936 そ〜いえば・・・(笑 それくらい深い、密接な関係やったなら、李景林から直接剣を習ったりしても全然おかしくないですな。 映画“グリーンデスティニー”にミシェール・ヨー演じる女武芸者が 「私は剣よりも実戦的な刀のほうが得意だ・・・」なんて言うセリフがあったと思う。 とはいえ江湖の武侠というのは要するに日本でいう浪人であって、できれば官にとりたてられることを夢みてた人も多かったようや。 それで官の象徴たる剣には実戦的云々の問題ではなく、精神的な憧れがあったことは全武芸者に共通してたと思う。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/195
196: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 08:03:06.08 ID:RWHpIiCl 940 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/07(火) 10:03:26 ID:v368NAm60 水滸伝の林沖は“禁軍総教頭”・・・つまり近衛軍の総師範で、官の武芸者やったわけやが、 “槍棒師範”となっとるから、実際の軍事教練では槍とか棒とかを兵士に教えておったようや。 悪い大臣の企みにひっかかって流刑に処せられることになる(この行く先が“滄州”)が、 このときのネタが“寶剣”なわけ。 滅多に目にすることができない見事な剣を手に入れることができた(これ自体が敵の罠)林沖は つい有頂天になってしまい、立ち入り禁止の重要施設に思わず足を踏み入れてしまう。 これを問題にされて無実の罪を着せられ・・・てなおはなしです。 944 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/07(火) 11:22:15 ID:v368NAm60 私はもういまとなっては滄州で武術を習いたいとは思わんが(高校生の頃は思うてた)、 それでも一度は鉄獅子ていうのを見てみたいな。このスレROMってる人で誰か実物を見た人 はおるんやろうか? 945 :名無しさん@一本勝ち:2008/10/07(火) 12:04:22 ID:jEAAOdIy0 林沖じゃなくて、林冲。 剣じゃなくて、刀。 950 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/07(火) 15:30:58 ID:v368NAm60 >945 おっと私としたことが・・・“冲”であったな(笑 でもあれは名剣ではなく名刀やったっけ?もう30年も前に読んだ内容やから 忘れたわい(笑 951 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/10/07(火) 15:35:28 ID:v368NAm60 ちなみに滄州の酒は美味いらしい。 有名な美食家袁枚の『随園食単』にも紹介されてるくらいや。 流刑もまた楽しからずやかもな(笑 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/196
197: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 08:06:32.93 ID:RWHpIiCl 971 :名無しさん@一本勝ち:2008/10/07(火) 18:55:54 ID:tBsDYxCl0 ミン皇帝 ◆pAe7pK8jnY さん。 時間と空間について もっと詳しい技術論を頼みます。 973 :名無しさん@一本勝ち:2008/10/07(火) 19:05:18 ID:oGRtM/gJO 時間の流れは相対性理論で語りましょう より早い動きの人の時間はゆっくり流れます 素早く動いている者同士も観察者からはゆっくりに見えます 無理やり合わせて見ました 984 :ミン皇帝 ◆pAe7pK8jnY :2008/10/07(火) 20:03:21 ID:gZ8YJpxGO より速く動くといっても、人間には限界がある。 だから、ひとつの逆説的な方法として慢練がある。 ま、太極拳だな! ただし、あれはただのんべんだらりとゆっくりやればいいというものじゃない。 985 :ミン皇帝 ◆pAe7pK8jnY :2008/10/07(火) 20:07:01 ID:gZ8YJpxGO 簡単に言えば、挙動を何回かに分割するわけだな。 ホウ、リ、セイ、アンを4動作に分けてやる。 そして、ひとつの動作を何呼吸に分割して練習するわけだな。 この呼吸が一つの目安となる。 986 :名無しさん@一本勝ち:2008/10/07(火) 20:10:38 ID:X2WEnSj90 そういう妄想理論はどうでもいいんで、 今どきキックやボクシングでも普段はマスやライトスパーが普通なのに すんどめのような弱い武術に限って 練習で本気で当ててると無意味なアピールをしたがる理由について教えて 987 :ミン皇帝 ◆pAe7pK8jnY :2008/10/07(火) 20:11:41 ID:gZ8YJpxGO 一つの呼吸に一つの意識を十分に注ぐ。 それに習熟すれば反対に単式を一呼吸でやる。 できるだけゆっくりと! 988 :ミン皇帝 ◆pAe7pK8jnY :2008/10/07(火) 20:15:19 ID:gZ8YJpxGO あとは示現流の立木打ちの速さの概念と同じだな! あちらは確か脈拍を分割していくわけだが… 脈拍を意識でコントロールすることは難しいから。 呼吸を利用すれば言い訳だ。 989 :ミン皇帝 ◆pAe7pK8jnY :2008/10/07(火) 20:17:43 ID:gZ8YJpxGO 剣道なら一息三本とか五本とかの打ち込みの練習をやる。 これは一息、つまり一呼吸で三本とか五本を打つ訳。 しかも吐く息でだな! 990 :ミン皇帝 ◆pAe7pK8jnY :2008/10/07(火) 20:26:20 ID:gZ8YJpxGO そして、対戦する時は、呼吸をシンクロさせるんだな! すると相手の時間と自分の時間がシンクロする。 相手が動作するときは呼吸によって時間… リズムが支配されている訳だから… 相手の動きのコマ割りが感知できるわけだ。 991 :ミン皇帝 ◆pAe7pK8jnY :2008/10/07(火) 20:28:53 ID:gZ8YJpxGO しかし、これだと相手とも同じ条件下にあるわけだな! それを如何に外すか、これが拍子外し、とか拍子抜けとかいう技術なんだ。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/197
198: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 08:16:12.81 ID:RWHpIiCl 12 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/16(火) 21:24:43 ID:YC0QUrzt0 >311 そういう“ルール”なんて概念はチャイニーズにはないよ。 後腐れがあるとかないとかいうのはあくまでも我々日本人の感性であって 連中にはなんの関係もないことや。 それは“毒ギョーザ”はじめ数々の中国の所業も見れば一目瞭然であらう(笑 「自分は正々堂々といくから相手もそれをわかって同じようにするはずだ・・・」 というのは我々日本人の素晴らしい美徳であると思うが、こういうのは世界的にみても 珍しい発想であって、なにもチャイニーズだけでなく欧米においてもダブルスタンダード は当たり前のこと・・・ “空気嫁”なんて典型的な日本的発想やわな? 良し悪しはともかくとして外国人とつきあうにはそういうことも心得ておく必要がある。 314 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/16(火) 21:31:13 ID:PCm9KEhlO これも日本人なんだけど、大陸の有名な人に推手申し込まれてやったら、いきなり蹴ってきて片方の拳で殴ってきて、少し怒ってこちらもそのように反撃しようとして動こうとしたら、中国側からストップされてね。噂ほど強くないなと言っていましたよ。 316 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/16(火) 21:38:36 ID:PCm9KEhlO 実際推手やった本人と同行してそばで見ていた人の話でね。 推手の最中にいきなり攻撃してくる門派は何か、すぐわかるでしょう。 その門派は、それでも対応出来なければいけない考えなんだが、日本人のその人は知らなかったのだから、面食らったそうですよ。 318 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/16(火) 21:42:06 ID:YC0QUrzt0 >316 純粋な健康太極拳でない限り、 そういうんは香港や台湾ではどこの門派でもたいていそうやけどなあ・・・ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/198
199: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 08:18:34.35 ID:RWHpIiCl 321 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/16(火) 22:22:58 ID:PCm9KEhlO 髭老師のようにするのかもしれませんが、お互い霊明度を計りましょうという前提で、いきなり金的鼻打ちというのは中国人同士ではどうなのですかね。 日本人同士でも、推手の練習中に、かなわないから苦し紛れに、いきなり足をすくっていた人を見たこともありますがね…。 322 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/16(火) 22:25:56 ID:YC0QUrzt0 >321 いきなり金的・・・なんて状況をそもそも連中はつくらない。 それこそ口だけでなんとでも言えるし、そうでなければ一流とは言えんな(笑 そういえば25年も前に初めて会った台湾の武術家にいきなり試合を申し込んで 金的打ち食らって悶絶させられた日本人の学生がおったな。 まだ若くて中国や台湾の風俗習慣をよう知らんかったんが運の尽きや(笑 324 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/16(火) 22:37:33 ID:PCm9KEhlO 山編の本に、むこうの人との推手の最中にいきなりパカっと顔面を殴ってきて平然としていて、山編が唖然としたという話がありましたね。 その後すぐ相手に掛捶を寸止めしたそうですけど。 326 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/16(火) 22:46:51 ID:YC0QUrzt0 それにしても山編て「相手がいきなりこうきたが、それをいなしてこれこれ・・・」って パターンが好きやなあ。自分から先制攻撃一発で・・・てのは苦手なんかな?(笑 推手の際に相手がいきなり・・・ていうのをかわすのはさほど難しいことではない。 あの間合いからできることは限られてるし、いきなり・・・というけど、やっぱそれなり の空気というか雰囲気というのは手を合わせたときにわかるもんや。 そやから相手が万一打ってこようとしたら、逆に先の先をとってこっちから仕掛ける・・・ というような“気”がこっちにあれば、相手もそうそういちびりはできん。 「やられたけどこっちもやり返した」なんていうてるくらいではホンマの推手の名手には勝てないよ(笑 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/199
200: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 09:34:07.73 ID:RWHpIiCl 331 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/16(火) 23:03:06 ID:YC0QUrzt0 ルールを決めて打ちあう格闘競技と違って、太極拳にせよ八極拳にせよ、あくまでも 護身術やからな。相手に先に手を出させたら負けなわけや。 パンチやキックならかわしたの受けたの言うてられるかもしれんが、要はあの至近距離 から拳銃の引き金を先に引かれたと考えりゃええ。 推手というのは確かに相手のバランスを崩したりっていうような力学的な訓練法もあるけど、 いちばん大事なのはあれはあくまでも“気”の修練やということや。 そこんとこがわかってなければ多少上達したところでしょせんは劣化相撲にすぎん。 では晩安・・・ 537 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/19(金) 21:44:43 ID:ADbN5SDr0 http://jp.youtube.com/watch?v=nRRbOljUNLg&feature=related 霍慶雲公の動画がありますた https://www.youtube.com/watch?v=_cm_FHRGaKw 540 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/19(金) 22:11:03 ID:Lf8wBkbcO 笵伝義氏いわく、「それと、確かに八極拳には秘密のものがあるんです。でなければ、霍殿閣、霍慶雲はあんなに強くないですよ。何しろ他の人と全然レベルが違うんですから」。技術の世界の真実は一部の人のものです。 厳しいものですなあ。 757 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/20(土) 22:57:04 ID:HmnNX2vH0 中医学をちゃんと勉強しようと思ったら、多少手間がかかってもやっぱ古典から 入ったほうがええと思うぞ。結果的にはそのほうが早道やったりしてな。 『素問』『霊枢』『傷寒論』なんかやが、原文だけ見てもチンプンカンプンやから やっぱ誰か師に解説してもらう必要があるけどな。 そういう意味では最初はちと手間がかかるんやが、一定の基礎ができればあとはひとり で現代の中医学書を読んでも十分理解できるようになる。“急がば回れ”や(笑 >756 ここは台湾とちゃうか?バックに孫文の肖像画が飾ってあるし・・・ たぶんベネズエラから来た学生がたまたまこれをフィルムに収めて、最近まで秘蔵してはったんやろうな? ベネズエラといえばご存じ髭老師の第二の根拠地なわけやから、学生が武壇総壇まで習いに来たとしてもおかしくない。 760 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/20(土) 23:10:16 ID:iLDsfYUq0 http://jp.youtube.com/watch?v=cRLS-CE43Bg 762 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/20(土) 23:16:34 ID:aRnfjvVN0 ベネズエラの現地華僑の要請で行ったんでしたっけ? 南米ベネズエラに華僑というのが、いまいち現実味がないというか想像できないので。 華僑はどこにでもいるというけど、南米?というとしっくりこない。しかも、今はチャベス政権だし。 763 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/20(土) 23:22:52 ID:HmnNX2vH0 >762 髭老師がベネズエラに渡ったのは1970年代の半ばやが、当時は台湾の中華民國が 国連を追い出されて、大陸中国が取って代わった頃や。 日本はじめ世界各国が次々と中華民國と断交し、中共と国交を結ぶなかで、中南米諸国には台湾との国交を保ち続ける国が多かった。 当時のベネズエラがどうやったかは知らんけど、それで中南米には中華民國政府の かなり強固な華僑組織が形成されてたって事情があるんや・・・ もちろん華僑の絶対数としては北アメリカや東南アジアには及ばんが、中南米に移住した 台湾系のオーバーシーズチャイニーズてのは、軍人とか官僚とかいった、ちょっと一般人とは異なる系統の人が多かったみたい。 なんでそうなんかはようわからんが、なんか秘密があったんやろう(笑 767 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/21(日) 00:05:20 ID:j3prV4BU0 んなもん大陸が台湾を占拠してきた場合、中華民国政府は南米に逃げる予定だったからに決まってるじゃねぇか。 先週共産党が国債を3億ドルも買って、コスタリカに台湾との長年の国交を一方的に断絶させたのもその延長だろ。 台湾人は緩やかな融合とか甘い事考えてるようだが、共産党は本気で悪魔どもだからな。 773 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/21(日) 08:29:02 ID:MhlW5icO0 >767 中國國民党は世界一金持ちな政党・・・と言われておる(笑 しかしその資産というのは必ずしもクリーンなものではないらしい。 それでそのままでは欧米のキチンとした国には持ち込みにくいって事情があったそうな。 その点中南米諸国というのはそういうお金に寛容な国が多かったんよな。 で、こういう国に資金を流入させてマネーロンダリング・・・てことなんやろうと思うが、 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/200
201: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 11:30:48.51 ID:EIw/Akb1 331 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/16(火) 23:03:06 ID:YC0QUrzt0 ルールを決めて打ちあう格闘競技と違って、太極拳にせよ八極拳にせよ、あくまでも 護身術やからな。相手に先に手を出させたら負けなわけや。 パンチやキックならかわしたの受けたの言うてられるかもしれんが、要はあの至近距離 から拳銃の引き金を先に引かれたと考えりゃええ。 推手というのは確かに相手のバランスを崩したりっていうような力学的な訓練法もあるけど、 いちばん大事なのはあれはあくまでも“気”の修練やということや。 そこんとこがわかってなければ多少上達したところでしょせんは劣化相撲にすぎん。 では晩安・・・ 537 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/19(金) 21:44:43 ID:ADbN5SDr0 http://jp.youtube.com/watch?v=nRRbOljUNLg&feature=related 霍慶雲公の動画がありますた https://www.youtube.com/watch?v=_cm_FHRGaKw 540 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/19(金) 22:11:03 ID:Lf8wBkbcO 笵伝義氏いわく、「それと、確かに八極拳には秘密のものがあるんです。でなければ、霍殿閣、霍慶雲はあんなに強くないですよ。何しろ他の人と全然レベルが違うんですから」。技術の世界の真実は一部の人のものです。 厳しいものですなあ。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/201
202: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2022/08/28(日) 11:30:56.55 ID:EIw/Akb1 812 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/21(日) 18:25:37 ID:I7Bm2pvZ0 六大開で最初片方の腕を大きく振り出すのは、力学的な反動をつけるためではなく これによって閉じた状態の脊椎を“開”いてもう片方の腕で発勁するための、いわゆる 蓄勁の動作なんやが、その初っ端の段階ですでに勁道が肩のところで途切れてしまってる から、あとはどうやっても力任せになってしまう・・・ マジレスすると最初の腕の振り出しはあんなに大袈裟にやらんでもええ・・・つかやる べきではないのよ。 “開”の目的を達成しさえすればええんやから、小さく柔軟にやることが大事。 ボクシングで言うところの“ワン・ツー”なんよな。 左ジャブを出してすぐ右ストレートにつなぐわけやが、ワンの左の段階ですでに目一杯力んだ テレフォンパンチになっちゃってて、肝心のツーの右がサッパリ・・・てな譬えになるかねえ? 劉雲樵の動画のほうはそういうことはないやろ?その一方でリズムが不規則で多彩や。 松田先生のは「エイッ!ヤッ!エイッ!ヤッ!」て感じで非常にリズムが単調・・・ 音楽好きやというのにヘンやなあ(笑 「出す?!」と思ったところで出さなかったり、「えっ?ここで?!」と思うようなところで いきなり出したり・・・こういう予測困難な不規則リズムこそ功夫の真髄なわけでな。 「フンッ!ハッ!フンッ!ハッ!」の規則正しい単調なリズムはあくまでもカンフー映画の 殺陣にすぎない・・・てのはかの龍清剛老師の『鉄砂掌』にも書いてあるよ(笑 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/202
203: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 11:31:03.15 ID:EIw/Akb1 757 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/20(土) 22:57:04 ID:HmnNX2vH0 中医学をちゃんと勉強しようと思ったら、多少手間がかかってもやっぱ古典から 入ったほうがええと思うぞ。結果的にはそのほうが早道やったりしてな。 『素問』『霊枢』『傷寒論』なんかやが、原文だけ見てもチンプンカンプンやから やっぱ誰か師に解説してもらう必要があるけどな。 そういう意味では最初はちと手間がかかるんやが、一定の基礎ができればあとはひとり で現代の中医学書を読んでも十分理解できるようになる。“急がば回れ”や(笑 >756 ここは台湾とちゃうか?バックに孫文の肖像画が飾ってあるし・・・ たぶんベネズエラから来た学生がたまたまこれをフィルムに収めて、最近まで秘蔵してはったんやろうな? ベネズエラといえばご存じ髭老師の第二の根拠地なわけやから、学生が武壇総壇まで習いに来たとしてもおかしくない。 760 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/20(土) 23:10:16 ID:iLDsfYUq0 http://jp.youtube.com/watch?v=cRLS-CE43Bg 762 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/20(土) 23:16:34 ID:aRnfjvVN0 ベネズエラの現地華僑の要請で行ったんでしたっけ? 南米ベネズエラに華僑というのが、いまいち現実味がないというか想像できないので。 華僑はどこにでもいるというけど、南米?というとしっくりこない。しかも、今はチャベス政権だし。 763 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/20(土) 23:22:52 ID:HmnNX2vH0 >762 髭老師がベネズエラに渡ったのは1970年代の半ばやが、当時は台湾の中華民國が 国連を追い出されて、大陸中国が取って代わった頃や。 日本はじめ世界各国が次々と中華民國と断交し、中共と国交を結ぶなかで、中南米諸国には台湾との国交を保ち続ける国が多かった。 当時のベネズエラがどうやったかは知らんけど、それで中南米には中華民國政府の かなり強固な華僑組織が形成されてたって事情があるんや・・・ もちろん華僑の絶対数としては北アメリカや東南アジアには及ばんが、中南米に移住した 台湾系のオーバーシーズチャイニーズてのは、軍人とか官僚とかいった、ちょっと一般人とは異なる系統の人が多かったみたい。 なんでそうなんかはようわからんが、なんか秘密があったんやろう(笑 767 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/21(日) 00:05:20 ID:j3prV4BU0 んなもん大陸が台湾を占拠してきた場合、中華民国政府は南米に逃げる予定だったからに決まってるじゃねぇか。 先週共産党が国債を3億ドルも買って、コスタリカに台湾との長年の国交を一方的に断絶させたのもその延長だろ。 台湾人は緩やかな融合とか甘い事考えてるようだが、共産党は本気で悪魔どもだからな。 773 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/09/21(日) 08:29:02 ID:MhlW5icO0 >767 中國國民党は世界一金持ちな政党・・・と言われておる(笑 しかしその資産というのは必ずしもクリーンなものではないらしい。 それでそのままでは欧米のキチンとした国には持ち込みにくいって事情があったそうな。 その点中南米諸国というのはそういうお金に寛容な国が多かったんよな。 で、こういう国に資金を流入させてマネーロンダリング・・・てことなんやろうと思うが、 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/203
204: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 11:40:56.83 ID:EIw/Akb1 941 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/23(火) 09:19:04 ID:ISPKB0ss0 >中国拳法はヌルすぎて、いくらやっても何の運動にもならない。 空手も柔道もカンフーもそうだが、まともなシステムを保持してるところは、さまざまな強度の補強というのが必ずある。 身体(眼、筋肉、神経、ハラ、判断)をあっためるのからフル稼働させて数発でオールアウトするまでやれるのが。 実は時間を掛けて汗かいて、百回単位でやれるような鍛錬の繰り返しでは絶対に到達できない境地というのがあって 成長は回数に全く比例しないのだ。 この事実自体が多くの流儀で秘伝事項とされていた。 通常の腹筋や腕立て伏せを何百回、オールアウトするまでやったところで、付く筋肉など高が知れている。 ガリヒョロが補強3w、3ヶ月、3年で変身する。そして一生やら無いとダメなのが補強だ。 補強はガソリンを買う金であり、金をためて車を買い換える行為だ。なんかたとえとしてイマイチだが。 最初の動作だと、ブルースリーがこれを最重視したあまり、遂に腰を壊した錬功法であり 孫禄堂が郭雲深と功夫比べで常に用いたがついに敵わなかったという武侠小説の ネタとなっているエピソードの錬功法であり、丹田力の直接評価対象となるトレだ。 勿論、ユックリ動作で一回数分かけてやる、低強度運動が全てのわけがない。 武術にはそんな無駄はまずない。同じ軌跡で同じ動きで、 速度を変えたり物を持ったりして、調整、多種の錬功、多種の用法や長短軽重の武器術、 沢山の事に流用できるようなのしかメインの型に採用しない。 >919の沖縄空手の鍛錬だと、担(たん)というのがある。 その中に、グッドモーニングをやってるのが見られるよ。 http://www.wonder-okinawa.jp/023/012/005/index.html http://www.wonder-okinawa.jp/023/012/003/index.html まさに強くなるためのトレーニングは洋の東西を問わない。 パクリ天国中国なら当然の事だが。知らないなら、習えてないんだよ。本当に強くなってしまう 方法は教えない。これが中国人だ。誰から絶伝してるのかはしらんけど。 ブルースリーがやったのはフェンシングの爆発的な間合いの詰めを得るために取り入れた グッドモーニングであり、形意門伝統ならこれは助走無しの立ち反り跳びの距離競争だ。 崩拳の威力は体重×これの距離で判る。体重抜きの距離はそいつのパワーウエイトレシオ、 すなわち加速力であり功夫だ。 http://jp.youtube.com/watch?v=CreCOrf9ExM 最初に習うユックリとした正確な動作。それに対して 道具の重量で負荷をかけたり、長モノを持って動作の瞬間の加速度で負荷をかけたり。 とりあえず組んだ瞬間、触れた瞬間に、圧倒的な力感、反応速度、部位鍛錬や体幹の頑丈さで こりゃ器用な素人の俺とはモノが違う、というカラダがないと、 どんなに器用な奴でも明るい色帯からは離脱できない。人間が全脳で殴りあうようなファイトだと頑丈さは必須だ。 俺が柔身六法を評価したのは、そういう意味だ。アレはどう見ても強くなるための補強だ。 だからやり方が、実際は漫錬、中錬、快錬、超高速、移動、跳躍動作入り、負荷(武器等)持ち、と、沢山ある筈だ。 その証拠に、下中上丹田操作を満遍なく開発できる軌跡をきちんと採っている。 あんた、脊椎ブルンで威力が発生すると思ってるクチかい?w 真面目にやってるなら、いつか孫禄堂がいってることの意味がわかる日が来るだろうさ。何年後か知らんけどね。 三幹九節論含め、中国人のリアリズムというのはなかなか凄いものがあってな、 徹底的に人体をモノとして捉えてのける科学なんだ。ウエイトシフト無しで発生する威力なんて、高が知れてる。 勿論突きの撃力を発生させるキレやスキルとはまた別のハナシだ。 この際の崩拳というのは、木行。つまり槍での前方への刺突エネルギーについて言っている。 ちなみに、立ち反り跳びこそが、どうも全身の運動能力のかなり有効な指標になるってことは 実は西洋科学の世界でも知られたのはつい最近でな。小学校の体力測定の正式種目として取り入れられたのは、21世紀になってからの筈だ。 ちなみに世界記録は3m47cm。 室伏浩二は100m選手でもないのに十秒台で走ってた頃、3m30cm跳んだらしい。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/204
205: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 11:49:37.67 ID:EIw/Akb1 930 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/22(月) 23:57:58 ID:tnXUWUkI0 あんなものは買わずとも、世界中の男が自作したりそこら辺に転がってる代替品を使う。 たしか少年時代のミルコも、父親にせがんで鉄棒とセメントでこしらえてもらったバーベルとこれで鍛錬していた。 廃バス停や標識、破砕ビルとかでコンクリートの刺さった鉄棒を拾ってくるのは世界中の少年の定番だ。 コサックダンスは絶対ダメ。膝を壊す。足腰の鍛錬ならカールゴッチのところでは 究極の鍛錬のひとつが伝承されている。このスレの住人なら、心意六合拳の壁への切り返しといえば判りやすいと思う。 933 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/23(火) 01:30:40 ID:ISPKB0ss0 ブルガリアンスクワットは内家拳の究極の錬功法のひとつだが、 現行知られるものとはフォームが若干違う。とくに、間違ったやり方だと じつにあっさり腰を壊す。 あなたは武壇なのか?それだったら、やるべきは柔身六法だとおもう。 ブルガリアンスクワットは内家拳の究極の錬功法のひとつだが、 現行知られるものとはフォームが若干違う。とくに、間違ったやり方だと じつにあっさり腰を壊す。 あなたは武壇なのか?それだったら、やるべきは柔身六法だとおもう。 師伝が伝わってなければ、タダの健康体操にもならんだろうな。 勿論劉公は武術というものの、その実態をよっく知っていたからこそ 民から見たらなんであんな動作を?と云われそうなものを、自らの武術の最重要功として挙げたのだろう。昔の武術家にアリガチなセンスだと思う。 アレは上に書いたような、本当に強くなってしまう鍛錬だ。教えなかったとしても、言い分はあるだろう。 ここで誤解してほしくないのは、ではそれを知らないと強くなれないのか?ということだ。 結論からいうと、そんなことはない。 他流にも多く有効な錬功法はあって、多くはそれで代替が効く。 ただ、秘伝とされる錬功法は、いっぺんに多くの効能を狙う事が出来るというだけだ。 それと、練習強度と限度、怪我をしないような角度やムーブ、 体調や気温や時間帯との兼ね合い、絶対やってはいけない行為やケア等の口伝が多く存在する。 こんなことはどんな鍛錬でも一緒だ。 つまり代替が利く。 本当に強くなってしまう鍛錬というのは、ひどく現実的なものであって進化の過程で相似や相同が起きるのは当然だ。 だからこそ、最高に素晴らしい錬功法の体系をひたかくしにする流派が目指す肉体、功夫そのものを 全く縁もゆかりも無い他流の現代スポーツマンが容易に獲得しているのをごく普通に見ることになるのだ。 本当に強くなってしまう鍛錬。 これを知らずに武術を学ぶというのは、実は現代人の格闘スポーツの場合『アリ』だ。 基本的なムーブとリアルな喧嘩技を学び、ひたすらそれを反復練習し、 眼や反応トレを行い、キレを良くしてシャドウや打ち込みで 自然に体力を増強し、スパーで技の交換を経験していく。社会人はこれで十分であり これ以上を望むのは、変な人生を歩む事になる事が多い。 やる気満々の相手にビビらず、力感を抜いて近づいて 相手の方を見ずに突発的にキレのいい喧嘩技を仕掛ける 『演技力』とコツを憶えたら、そこいらの喧嘩ではもう十分神様だ。 自分に自信をつけたり健康云々なら、実際のところこれ以上は必要が無い。 ネタを知ってる同門の仲間に、ある程度以上技が通用しないのは当然であり、 同門内の試合やスパーの勝ち負けなど殆ど意味は無い、実践の相手はど素人であるとの割り切りも重要だ。これはこれでとても正しい。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/205
206: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/08/28(日) 11:56:48.88 ID:EIw/Akb1 955 :名無しさん@一本勝ち:2008/09/23(火) 11:05:15 ID:ISPKB0ss0 孫禄堂つながりで、 前に書きかけてレスしなかった薔上掛画についてもかいておく。 スパイダー歩きが薔上掛画の基礎訓練というのは、まぁあまり確かな話ではない。 ただこんな話があったというだけだ。 かつて上地完文先生が中国福建省にて師事した周子和に学んだエピソードだったように記憶してる。 ある修行者が見世物を見ていると、近くの木に蝉のように一人の男が腕をフリーにして背中で貼り付いている。 驚いた修行者がその方法を聞くと、男は親切にその方法を教えてくれた。それは 『まず一年半、ワニ歩きと、ブリッジの状態で、蜘蛛のように自在に歩けるように訓練する。 その次の一年半は、踵と肘でもって裏返しのまま自在に動けるように訓練する。 その次の一年半は、踵と肩甲骨の操作のみで、移動する。 そのあとはデコボコの多い斜めの崖でこれを訓練する』と。 これを周がまことしやかに弟子達に話す。皆半信半疑だ。 だが、二週間ほどたった練習の時、周は門弟に 「お前たちの中で薔上掛画の訓練をしているものはいるか?」と問うた。勿論誰もいなかった。 後に上地完文があのエピソードは一体なんだったのですかと問うと、周は答えた。 「実際に壁に掛けた画のようにくっつけるかどうかは大した問題ではない。 その訓練を真剣にやった者とやらなかった者に、3年後どれだけの差がついているか、ということだ」と。 大体こんな話だったと思う。 ここで「何だ全部インチキか!」となってしまうのは実は早計だ。 たとえば前に流月経が書いていたが、上るのもデコボコの多い壁だと、かなり話は違ってくる。 実際、その辺の体操女子高生が、前スレ>326のhttp://taiso-waza.com/tech/kiso/kinryoku.htm の ページの下の方で、セミ、逆セミというのをやっている。 手だけで肋木の壁に背中を付けて取り付く術だ。 壁ならともかく、一抱えくらいの太さのコブだらけの樹なら ?逆セミくらい平然とやれる奴は居るだろう。 体操のこれと違って足も使っていいわけだし。あとは丹田操作で重心を限りなく壁に近づけるセンスが必要だが、体操選手はこれはお手の物だ。 同じページに伝統的軽身功を体操選手が行っている図がある。 腰や膝の屈伸を一切使わずに足首の操作のみで30センチジャンプを連続50回。 姿勢要訣はロシア体操でいう『白樺の姿勢』。これは一般書店で手に入る少林72芸の 要訣とよく似る。 コンクリの階段や、置いた台上に飛び上がると、失敗した時に台をひっくり返したり 脛や膝に怪我をしやすいので、体操錬功では丸めたマットに跳び乗るところも 台ではなく土を30cm掘った穴から跳び上がれという少林古伝と同じ、修行者へのリアルな気遣いだ。 少林72芸の方では、修行者が膝を壊さないように、掘った底には柔らかい砂を撒けとすらある。 実際やればわかるが、転んでも手をつきやすいこの遣り方が、一番怪我をしにくい。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/206
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