中国の伝統武術やカンフーは弱い事がバレた (359レス)
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255: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/17(土) 14:06:07.70 ID:6qvDHdHd 路地裏戦闘など狭い場所の特化型? 157 :112:2005/04/02(土) 16:56:49 ID:ny5AhGfj 路地? 場所に応じて技はつくらない。 ランセツは、よくみれば、技が単式。決めの技が多い。つまりコンタクトやフェイントやディフェンスがない。だから使いにくい。 しかも、ケイを練る為にある事を捨てている。 ただしケイの種類は少なく、これだけでは不十分だ。 929名無しさん@一本勝ち2017/10/02(月) 09:45:46.45ID:3ZuVeXL60 初日から賑やかで楽しい練習となりました。 この日は蟷螂拳が五打連環劈を練習していたので、選手も一緒に練習。蟷螂手の使い方だけでなく、 この型は中国武術の戦闘法が集約されており、松田先生も非常に大切にしていました。 まず、チョキ(蟷螂手)からパー(掌打)に変える力で威力を浸透させる教えが入ってます。 これはパーからパー、パーからグー(拳打)、グーからグーなどグーチョキパーの様々な寸勁に応用できます。 上下の変化だけでなく、左右の変化パターンもこの型に入ってます。 するとどうなるか。そう、四角く動けるのです。あっ、つい秘伝を漏らしてしまった。もうお分かりでしょう。 八極の猛虎硬吧山もこうした四角い変化の寸勁パターンの一種に過ぎません。松田先生が大切にしてた理由もそこにあります。 今日は初日なのでつい気張って秘伝をたくさん教えてしまいました。それをすぐに身体で表現できる瀬戸選手の身体能力も凄い。やはり、表演選手恐るべし、です。 五打連環劈第一動作。蟷螂手でアゴを打ち上げ、 手を開き、落とす。腰を入れなくても、これだけで相手に力が浸透。ミットの上からでも効きます。 164 :154:2005/04/03(日) 01:35:05 ID:pVsYs52C >156さん 1門 手でつかむところ 2門 肘の先 3門 肘の上 4門 肩 5門 中心軸 外門 前足の外側 内門 前足の内側 虎門 体の右側 蛇門 体の中心 龍門 体の左側 天 肩から上 人 肩から腰 地 腰から下 これらを組み合わせて九つの宮が出来る。 こんな具合に空間を把握して攻めたり守ったりするらしい。 梅花手法も五打連環劈もただのコンビネーションブローつーより、たとえば外門から虎門の天を攻めたら龍門の人が 開くからそこを内門に回りこんで攻めて、それも受けられたら次ぎは・・みたいな理屈を型にしたものみたい。 そのまま使うってものではなく、攻撃の理屈、受けの理屈を体で覚えるためのものらしい。 洪家の五行拳も、それぞれの攻撃を五行に分類して、たとえば火の攻撃が来たら水の攻撃で反撃する・・なんて理屈を 体で覚えるためのものだしな。 こういうのが門派の本質的なものとなるのじゃないかな。 まぁでもオレは、こんな理屈通りに上手くいくとは思えんけどねwやっぱスパーをやりこまないと使えねーだろうな。 >112 陳太の勁と蟷螂の勁は全然違うんじゃねーの? http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/255
256: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/17(土) 14:11:34.95 ID:6qvDHdHd 175 :名無しさん@一本勝ち:2005/04/04(月) 23:23:44 ID:dGC/u59A 七星って、手のくぼみ、肘のくぼみ、肩のくぼみってやつ? 176 :名無しさん@一本勝ち:2005/04/04(月) 23:39:05 ID:LQuo0SYk 頭肩肘手跨膝足=七星 これ自体は秘密でもなんでもないよ。 177 :名無しさん@一本勝ち:2005/04/04(月) 23:51:32 ID:dGC/u59A 。 178 :112:2005/04/05(火) 00:08:19 ID:Ob58wzk0 七星歩。これはシュウ腿の形ではない。そもそもシュウ腿はもっとフランクでいい。形にしばられる必要はない。ローキックの様に、また出足払いのように軽く、時にはぶつけるように使うべきだ。 では七星歩とはなにか!? 179 :名無しさん@一本勝ち:2005/04/05(火) 00:21:12 ID:HaPGn/tm なんで七星をひとまとめに表現するのがミソなの? 189 :名無しさん@一本勝ち:2005/04/06(水) 01:51:15 ID:DoE79tRB 七星歩をしっているだろうか? 190 :112:2005/04/06(水) 02:03:32 ID:DoE79tRB 七星歩は前足を刈る形にした歩型だが、その真実はケイの鍛練の形だ。 だからランセツで多用する。七星歩では決して腕の力だけでは打てない。 腰の切れの力と、後脚の力が必要だ。形意の三体式に似る。腰までのケイ道も形意に似る。だが連打するために背中からは弾ケイのケイになる。 191 :112:2005/04/06(水) 02:08:29 ID:DoE79tRB 156さん あなたのいっていることは、そのとおりだと思う。 七星の体の要点がなければあの歩型でケイ道がでない。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/256
257: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/17(土) 14:13:10.22 ID:6qvDHdHd 204 :112:2005/04/08(金) 00:34:14 ID:Pcz7FVjq 螳螂は外家拳だ。 ケイとは書いたが、発勁を求める拳技ではない。 戦法は、飛び込んで引っ掛けて倒す。前にも書いたが、急に方向を変える。 引っ掛ける。これらはすべて、隙をつくる為にある。漏という。 螳螂は化に深くない。太極は、敵を無力化する為に、化を求めた。 化を極めれば、自ら動くことなく、相手を崩せる。 実際には、最初円を描き、テンシを求め、やがて動かずとも体のなかで円を描き、 テンシを使う。打たれても、けられても、ほんのわずかな円運動で化す。 螳螂はそうではない。肉体を鍛え、受ける。飛び込んで殴る。 その代わり、漏をいかに作るかで、相手を無力化する方法を選んだ。 248 :112:2005/04/14(木) 00:31:33 ID:z2tn5lVX 円を描くのは、雲手が基本になる。 円を描くことで、発勁化勁を得る。 もちろん危険な場所は打たせない。打撃は雲手で受ける。 ローキックは膝で受ける。但し、熟達すれば、その円運動は非常に小さい。 私はできないが、動いていないようにみえながら、内在する勁が円を描き、化すことが可能になれば、 うたれてもけられても、という表現になる。 雲手は円を描くだけだが、真伝は、太極図を描く。これで4方向の勁を得る。 連続すれば絶え間ないトウ勁が可能だ。 また手で体を導くのは無理がある。できれば螺旋は仙骨から描く。 そうすればテンシ勁は体が手を導くように通る。 これに呼吸が加われば、胴体を蹴られても耐えうることができる。 以上だ。 249 :112:2005/04/14(木) 00:35:13 ID:z2tn5lVX ローキックは膝で受ける。と書いたが、太ももを蹴られてもかまわない。 膝が小さな円を描くのだ。その円が化勁を有む。ただし、タイミングがあわないと 化せない。やっはり練習だろう。 また、螺旋は仙骨から描く。というのは、極端だが、フラフープを想像してもらえればよい。 以上だ。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/257
258: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/17(土) 14:43:53.44 ID:6qvDHdHd 233 :劉月侠:03/03/04 00:38 ID:bQmx6O4b それでまた訓練法なんだが、だんだんあほらしくなって無視しないでね。 これは総統府のボデイガードがやらされるもので、要するに度胸の訓練なの だが、 1 またしても壁の前で立つ。ただし今度の壁は飛びついてつかまることの できる3メートル未満のもので、その壁を背にして立つ。 2 眼を閉じて気合一閃、後ろを振り向きざまに壁にむかってジャンプし、 両手、できれば薬指と小指だけで壁にしがみつく。 3 失敗すれば壁に激突するし、かといって手加減すればしがみつくこと ができないという、まさに虎の穴も黒崎健時も真っ青の殺人トレーニ ング。けっして真似はしないでください。 234 :劉月侠:03/03/04 00:56 ID:5yHCX33O で、おまえはしたのかというと、するわけないやろこんな危ないこと。 でも他の学生たちは何回もやって、手のひらがずるむけになってました。 梁さんは、壁に飛びつきこそしなかったものの、貼山コウを何回も壁に やって、とうとう武壇の壁が壊れ、劉雲樵にひどく叱られたそうです。 ああ、なんか話が歩法から逸れて変な方に行ってるぞ。 237 :劉月侠:03/03/04 09:45 ID:t0j38UWC うーむ、よく馬歩から踏み出して弓歩になるとき踵から着地する人がいるし、 様板武術は完全にそうなんだが、踏み込みは絶対平起平落。そのうえで殿歩とか 闖歩とかがあるわけで、最初に深く踏み込んでそこで沈身してガツーンと打つのが 基本です。八極拳はキックが少ないけど、踏み込みの足の出し方はまさに超低空の キックといえます。歩法の話はなかなか言葉で表現しにくいな。 238 :劉月侠:03/03/04 09:58 ID:1VsCWd9j 空手してたとき、前蹴りからはいって刻み突きを極めるのが得意な先輩 がいたんだが、わかっててもなかなか避けられず苦手でした。 でもこれって要は弾腿と同じなんですよね。私も弾腿なんてカッコ悪くて やる気しないのだが、最初に習う弾腿こそ功夫の基本というより、まさに ケンカの基本なんやなあ。 さっき大柳さんのことを悪く言いすぎたのでフォローする訳ではないが、 大柳さんの弾腿はそれはすごかった。 239 :劉月侠:03/03/04 10:46 ID:UV9x1G3s とにかく弾腿は人気ないけどやはり重要。歩法が知りたきゃ弾腿をやれといいたいとこ だけど、十路全部しなくても個人的には1から4路までで十分と思います。 深い打撃のメカニズム 姿勢反射を拳で使う システマ https://www.youtube.com/watch?v=Fch_R3c2kqk&t=14s http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/258
259: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/17(土) 23:43:03.32 ID:kORtrOuO 564 :劉月侠:03/03/22 10:36 ID:c6qNWayw 私の師弟にあたる台湾人にフーさんというのがおるんやが、この人の職業はボデイー ガードや。総統府やのうて民間の警備公司に所属してて、日本の芸能人の台湾公演なんか の警護にもあたることが多いというとった。実にええ人なんやが、師がいうにはちょっと 人前ではいえんような過去があって、最近はだいぶ落ち着いてきたが、むかしは手に負え ん鉄砲玉やったそうや。 565 :劉月侠:03/03/22 10:54 ID:W6aL+W1I 最初この人といっしょに練習したときは正直言うてとてもついていけん かった。牛か馬みたいな耐久力しとるんやもん。私が早々にヘタると、なんや おまえは、と発破をかけてきよる。そこでようやく師が私のことを紹介してくれた んや。いつも台湾におるのやないから初対面やけどこいつは日本の医者や、と。 そしたらフーさんは、なるほど、医者ならこれだけできれば大したもんや、と 感心しとったが、私はガックリきたで。いろんな小技を使えば組手では負けへん、と 自分をなぐさめたが、こういう連中にはちょっとかなわんやろうなあ。 566 :劉月侠:03/03/22 11:03 ID:WfC65qu7 それでフーさんがいつもなにを訓練しとるかというと、八極架と大八極と 劈掛16掌だけや。ほかの拳法は本人が全然習う気ないし、師もあいつはこれだけ やっとれば十分、と言うとる。ただフーさんの八極架は通常のものとちがって、非常 に激しい訓練をする。これは「八極シュワイジャオ架」っちゅうもんらしい。 567 :劉月侠:03/03/22 11:14 ID:915D40tv シュワイジャオっちゅうのは例の中国式レスリングのことや。 これはあくまでも私の師の発言で、武壇の公式見解はわからんが、小八極が母 とすると、一般の八極架は次男で、シュワイジャオ架は長男にあたるという。 実際用法の説明を受けると、なるほどと思うところがあるねん。 568 :劉月侠:03/03/22 11:22 ID:3ZZPMFqO たとえば小八極の最初にでてくる斧刃脚やが、たがいに柔道みたいに組んだ 状態から、相手の脛を蹴ってひっくり返す。これはまったく支え釣り込み足と同じ 技や。劉雲樵をはじめ、昔の人はこんなふうなシュワイジャオの訓練を最初にやっ て基礎体力や格闘のやりかたを身につけたんやないやろうか。 569 :劉月侠:03/03/22 11:36 ID:yRlnSmUt もっとも劉雲樵の話をまとめた武壇の内部資料では、劉雲樵が「シュワイジャオや 柔道なんかは所詮雑技で、武術の最高段階に到達することはできん。」というとるのやが 中国人はどうも言うこととやることが一致せんきらいがあるからな。 もちろん八極拳がシュワイジャオそのものやというんやないが、かなり強い影響をうけとる んやないかと私は思っとる。 ほれ、現代の散打も主武器は投げで、トップクラスの選手にはシュワイジャオ出身者が多い やろ。もしかしたら一番新しい中国武術である散打に一番適応力があるのは、意外と八極拳 かもしれんぞ。 572 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/22 14:01 ID:QWZBQqwr 小架がシュワイジャオに似てると蟷螂拳の教練の陳国欽老師も仰ってたな。て云うか小架の始めの蹴りは斧刃脚でなくトウ脚だろ?斧刃脚は相手の腕を体ごと引っこ抜いて臑なり腹なり蹴るんだから。トウ脚で相手を踏み潰して殺さなきゃイカンだろ。と俺は教わったんだが。 573 :劉月侠:03/03/22 16:16 ID:dExwKDdd 572さんの老師はどなたかな。私は斧刃脚として習ったし、大柳さんのビデオ でもそうやったがなあ。ただし拳譜によって両方あるみたいや。しかし、斧刃脚とトウ 脚をはっきりと区別してはるのは確かにええ老師や。 578 :劉月侠:03/03/22 21:43 ID:PxjSSE0L そんなんで頼むから師匠にはチクらんといてや。 原理の説明にはなっとらんが、技術的な理想は太極拳にちかい。パトリオット ミサイルみたいなもんやな。相手が動き始めるその前に先制攻撃をかまして、 機能不全にしてしまうんや。「太極拳経」かなんかにそんなんあったやろ。 私の師も、どんな拳法も最高レベルでは太極拳と同じになる、というとる。 私の理想とする功夫は「八極拳のようにパワフルな太極拳」やねん。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/259
260: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 03:53:28.83 ID:LWh5w5Wd 158 :鉄心:03/01/22 20:22 ID:9ZSxdurA >155 日本老蟷螂拳研究会の根元先生ですね。何年か前に蟷螂拳の本も出されてましたっけ。 分身八肘の意味を実技で具体的に示されたのは、日本では多分根元先生が始めてじゃないんですか? 接近戦では尻ですら「肘」になる、というのは、当時の自分にはちょっとしたカルチャーショックでしたね。 (でも、自分の顎で相手の頭を打つのはちょっと・・・) 160 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/22 23:04 ID:YPW4oqsN >(でも、自分の顎で相手の頭を打つのはちょっと・・・) いや、あれって、捕まれて身動きが取れなくなったら アゴで相手の目玉グリグリして不意をつく とかそういう意味でしょ? 162 :age:03/01/23 01:10 ID:oiJqh3Gf >160 ソイクショウは顎で鎖骨の窪みをうつようなことを いっていたが. 目玉の方が説得力あるなー http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/260
261: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 04:56:23.90 ID:LWh5w5Wd 614 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/25 14:04 ID:zmqc4kDV 武式の呼吸に付いて教えて下さい。 615 :劉月侠:03/03/25 15:50 ID:ztE5nZVv 613さん、614さん、おつきあいありがとう。まずは順序が逆になるけど呼吸法 から。そやけど、これはあまり特別なもんはない。「フン」「ハッ」「イー」「ヤッ」などの 発声をともなう呼吸法が有名やが、これらは蘇先生なんかが雑誌に書いてはるとおりや。 我々の実際の訓練時はふつうの自然呼吸を心得て、息を吸って瞬間的に止め、一気に吐きながら 打つ。息を吐くときは確かにかなり激しい呼吸になるため、普段から十分に気功の訓練をしておかんと 健康を害したりするし、またたいした威力が出ん。どうやろうか、非常に一般的な話ばかりやが、功夫 というとなにか神秘的な呼吸法をイメージするのは考えすぎやと思うで。もちろん気功の訓練にはたくさん の方法があるが、これは師に習う以外わからん。徐紀先生のビデオにでてくる方法なんかは、そのうちの ごく一部や。 852 :ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :03/04/08 21:33 ID:OOUCUHvb >劉さん 寸勁は、八極拳の虎膀の応用ですよね? 859 :黄河55号:03/04/08 22:53 ID:JPBTGoKM >850 劉さんの補足:中部大学の吉福康男教授が、月刊空手道の最強格闘技 の科学という企画で、当時明治大学生の水田氏の打撃フォームとデータを 分析した。そしてWUSHU1986年3月号(表紙松田氏)で解説し、8月号で松田 氏と対談して、翌年5月号で師匠の松田氏を被検者にして突き測定した。 >855 ぷちしゅーさん、「腕を引かずに肩を引く、その瞬間に足が出ているから 離れずに打てる、片手で何回でも打てる」という箇所ですか。 868 :ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :03/04/09 21:29 ID:gcffXkWa >866私は、肩だけじゃないって書いていませんよ。よく読んでね。 結果的に肩が動くのであって、肩を動かすわけではないと言う意味で書きました。 >867虎膀の事ですよね?虎膀自体は、肘と股関節を動かしませんよ。 高岡英男の極意トレーニングみたいに、体の一部分を動かす練習ですね。 870 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/09 22:04 ID:9kzNHnJw な、いわんこっちゃないやろ?ぷちしゅーさん。スレで誤解を受けんように説明 するのは大変なこっちゃ。徐紀先生のビデオ「八極拳精髄」では「虎膀」やけど、 劉雲樵の「八極拳」(大柳さんが日本語訳した例の本)では「虎背」や。 もちろん同じことやし他にもたくさんあるんやが、肩を動かすんやのうて、、、 あとはぷちしゅーさん、任せた。 871 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/09 22:10 ID:Yahp+FHC 三角筋じゃなきゃどこなのれすか 僧坊筋でもなさそうだし・・・ 872 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/09 22:41 ID:CUcX8dWW >871 おっ、ええとこいっとるやん。そう僧帽筋やねん。正確には僧帽筋だけやのうて 大、小の菱形筋や広背筋なんかも同時に作用するんやが解剖学的にいうと「脊椎の 棘突起から起こって上肢帯にいたる一連の筋群」ということになる。 つまり背中の真中から肩までの背筋やな。三角筋は肩から上腕骨にいたる筋なんで、 結果的に多少は動くけど、虎背自体とは直接関係ない。 874 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/09 22:53 ID:c6DX2fDj でな、最初にこんな筋肉を作用させて腕を突き出す訓練をさせられると、いわゆる 力の象徴である三角筋や上腕二頭筋(力コブのできるとこやな)の力が抜けてしもて、 腑抜けになってしもたように感じられるんや。徐紀先生が論文書いてるけど、功夫を 始めて間もない人はパワーが逆に落ちてきたみたいな気がして不安になるんやな。 875 :510:03/04/09 22:54 ID:ioz95LCR かぶってすいませんでした。悲しいので言葉の説明だけ補足します。 上肢帯=後方がつながっていない骨性リングで,上肢を付着させ,これを支持する 働きをする.胸骨柄,鎖骨,肩甲骨からなる) http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/261
262: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 04:58:31.74 ID:LWh5w5Wd 876 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/09 23:01 ID:GXDDLXSb しかし、これはあくまでもごく初歩の段階であってこういうふうに背筋を動かす 感覚がつかめたら三角筋なんかにも力を入れて強く突く練習に入るぞ。馬弓ツイ なんかの訓練やな。馬歩の訓練は静止状態で虎背の感覚を身につける意味もあるんや から、それで単に下肢の鍛錬だけとは限らんわけでましてやガマン比べではない。 877 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/09 23:12 ID:Yahp+FHC 自己流であてにならんかもしれんが 馬歩の姿勢って腹筋背筋ハムストリングつかわなー維持できん 足腰の鍛錬って言うより全身に感覚を通す意味合いが強い気がする 878 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/09 23:16 ID:uzr0hDmV とまあ、まるで劉雲樵の直伝を受けたみたいに書いたけどこれはあくまで私 が自分の訓練を通じて考えた試論やから、ほかにもいろんな考察はあると思う。 ただ私は蘇先生の学生とちがうから絶対同じや!とはよういわんけど、蘇先生の 段階の1と2の放ショウと伸筋抜骨はこれのことをいうとるんとちがうかと思う。 蘇先生の学生さん、違うたらごめん。 879 :ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :03/04/09 23:28 ID:vxl+gP45 おお〜。イキナリ○○筋なんて用語だされても、どの筋肉かわからないっす。 私は、もっと単純に肩甲骨や後背筋?(ヒットマッスルだっけ?)を動かす程度に書いておこうかと思ったが… 私も、伸筋抜骨の事だと思います。 895 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/10 12:06 ID:dwLJAzZC 八極じゃない他のトコ齧ってるだけの人間ですが、肩が動いてるようで実際は肩甲骨だったり胸の開合 だったりとか、よくあるような http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/262
263: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 04:59:03.07 ID:LWh5w5Wd 896 :二の打ち要らず:03/04/10 15:26 ID:7duos8tl 伸筋抜骨といえば、3つの伸筋抜骨って習ったな! 1、肩の伸筋抜骨 2、この伸筋抜骨(字が出なかった) 3、背骨の上、下の伸筋抜骨(これって頂抜剄?) 897 :黄河55号:03/04/10 15:42 ID:wcXvJuG5 >>883 中国的なトレーニングって、筋肉より筋を鍛える要素が強いと思い ます。(素振りが多い)徐紀氏も中国武術は伸筋抜骨を重んじると論文に 書いていました。伝統用語ですよね?蘇氏は中医学がバックボーンにある から、スッとそういう用語が出るのでは。 自分の感想は、通臂トンペイは、鎖骨と肩甲骨の動きをもっともっと 有効にするための基本トレで、身体まっすぐで肩を上げずに、水平に手 を伸ばすのは、これじゃないと難しい。背中から肩、肩から肘、肘から 手先に、力を送りやすい体を作っていくという目的の基本トレーニング (美しくない日本語…)。 八極とか接近する拳法は、いかに肩の骨を有効に動かすか by コーチ 898 :黄河55号:03/04/10 15:46 ID:wcXvJuG5 >>853 両足を揃えた立ち方(並歩)から一歩踏み出して弓歩を しっかりつくった時に、後ろ足は地面を蹴るように、で、前足 の膝はしっかり固定するんです。急ブレーキの拳というより、 動きの中で弓歩というポーズを作る意味と、その効果(武術で すから)を体感すると、急ブレーキをかけた状態に似てます (理解しやすい)。しかし、それ以前に頭のてっぺんから足 の爪先まで、出来るからだを作っていかないと…だから、基本動作ですね。This is a boy.I am a pen.みたいな。 899 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/10 15:58 ID:+R6XwIQ4 ↑ その時に背骨がしなるという事かな? ありがとです。 >510さん 馬歩での伸筋抜骨が、昔の武芸に載っててたらしいけど何号のどの記事ってわかります? 900 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/10 16:15 ID:zG2IsXYg でもコントもとい黄河55号さん、こうして書き込みで説明するんはものすごく もどかしい気がするやろ?言いたいことの半分も言えんような。そやからこればっかり は実伝やないとどうしようもないんよ。 ただこういった膨大な情報を簡潔にまとめたんが例の沈墜、十字、纏糸やないかと思う。 これを提唱したんは徐紀先生らしいがやはり単に理論派っちゅうだけではすまん、驚くべき洞察力やで。 626 :614:03/03/25 18:04 ID:utDVQoDb 劉さんレス有難うございます 逆腹式呼吸は何の役に立つのか知りたかったのですが、 やはり師伝ということですね。 627 :劉月侠:03/03/25 18:20 ID:fEsP3L72 ああー、そういうことか、614さん。私個人の見解でよかったらお話 しよう。私は必ず二度打ちをすんねん。たとえば最初ボデイを突くのに順式呼吸 で「フン」。さらにそのまま腕を返して顔面を揚鞭手で打つのに逆式呼吸で「ハッ」。 本来「フン」は上打、「 ハッ」は下打らしいがまあこれは一例や。この二度打ちは 一瞬に行わんと意味がないんで、呼吸法も変則になるんや。 実際に自分でやって考えてみて。そやけど師いわく「身体に悪い」そうなんで、 くれぐれも無茶せんようにね。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/263
264: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 19:23:36.08 ID:k8AXKDhN 35 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/13 21:42 ID:wCSRIgWn 我回来了。念のため松田さんの爆発呼吸の定義を調べてみたら要は「丹田に蓄えた気を 一気に爆発させ、手足の経絡を通じて開放することによって打撃の威力を増強すること」 らしい。ス、スゴイ!やっぱ功夫は力が頼りの空手やムエタイとはちがう!気で打つんやぞ、 気で!ってあほかいな。ガソリンやあるまいし、どないして身体の中で空気を爆発させるんや? 36 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/13 21:50 ID:vhKeC+Li 私は非常に遺憾ながら、こういうあやふやな説明こそが功夫が世間一般に誤解される 原因をつくったと思うねん。人間がものすごいパワーを発揮せんならんときには、丹田 なんてあろうとなかろうと必然的に下腹に強い力がはいるんとちがう? そやからこの松田さんの説明は武術の実戦時における技の極めと気功や仙学の運気法を ごっちゃにしてるきらいがある。 37 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 21:55 ID:uJT2qRRA ・・・思うに「威力の出た」打ち方を後から検討した時 体の感覚はどうかと振り返ってみればまるで「気が爆発」したようだった・・・と 気を爆発させるから威力が出るのではなく 威力の出る時の共通の状態を表現するには「気が爆発」としか表しようが無かった・・・なんてね 38 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 21:59 ID:uJT2qRRA もっと的確な表現を見つけてやれば・・・・ 39 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 22:16 ID:0mJj3OuP >>35 爆発呼吸って武壇でも教えているはず…はずっていうのは そこまで行かなかったから、個人的な確証は無い。 蘇氏のビデオでも3種(実演は2種)解説しているが、効用は ノーコメント。ただ、昔の雑誌のインタビューでは「この方法で 敵を打つのは極めて危険である」とは言ってる。うーん。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/264
265: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 19:27:36.87 ID:k8AXKDhN 40 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/13 22:47 ID:foewP+B1 >39 そやから爆発呼吸を使えば殺傷力が高まるんやなくて、あくまでも強力に打つことができるだけの 全面的な訓練を経て功夫を積んだ人間が、全力で打ったときの呼吸が爆発呼吸なんとちがう? 前スレの虎膀、虎背と寸ケイの関係と同じで一部の訓練法だけを特別なものと考えてもしかたないわけや。 もちろん私も気功の訓練は重視してるけど、これは空手家がウエイトトレーニングもやるのと同様に全訓練 体系のごく一部にすぎんということ。 50 :zz:03/04/14 00:14 ID:QGzmlCKY 私はウエートトレーニングをやっています。 普通の人は限界重量をブリッジをしてあげます。 私はそうでなく、周りの「気」を集中して(元気玉のイメージで) ヨガのの呼吸法のように吸気しながら、瞬間息をとめ(クンバカ) その瞬間に炭田に気を集中し、上げます。 ブリッジをするとかえって記録が下がります。 うまくいくときは、全身の筋肉が中心から末端に力が広がる感じです。 そういう感覚を、中国人独特の大げさな表現(白髪三千丈)で爆発 呼吸と言ったのでは無いでしょうか? 松田さんの記述は、活字で読んだ物をイメージをふくらませて書いたとしか 思えません。実技者ならではの、疑問をとばしています。 実技の修行前に、固定観念ができてしまったのでしょう。 松田さんの情熱はすごいと思いますが、科学的判断ができなかったのでしょう。 また、そういう夢追い人でないと、武の国日本からわざわざ台湾や中国まで 修行に行かないでしょう。 58 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 03:28 ID:9BpfDibN 劉タンくしゃみの秒速は20メートル。時速にすると72キロだね。これは横隔膜が動く速度とみていいの?だとしたらとんでもない沈墜勁が働いて纏糸勁で威力を増して十字勁で倍増すりゃ人なんで簡単にフッ飛ぶのでは?20×横隔膜の重さ×纏糸十字勁=一秒アタリの発勁力? 59 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 11:42 ID:r7UQdtGu むかし、俺の読んだ本では、くしゃみの瞬間速度は秒速500米 新幹線並みと書いてあったが・・・。 蘇東成タンも発勁=くしゃみによると教えてるらしいよん。 生徒さんの証言。ビデオでも言ってたな。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/265
266: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 19:28:31.09 ID:k8AXKDhN 58 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 03:28 ID:9BpfDibN 劉タンくしゃみの秒速は20メートル。時速にすると72キロだね。これは横隔膜が動く速度とみていいの?だとしたらとんでもない沈墜勁が働いて纏糸勁で威力を増して十字勁で倍増すりゃ人なんで簡単にフッ飛ぶのでは?20×横隔膜の重さ×纏糸十字勁=一秒アタリの発勁力? 59 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 11:42 ID:r7UQdtGu むかし、俺の読んだ本では、くしゃみの瞬間速度は秒速500米 新幹線並みと書いてあったが・・・。 蘇東成タンも発勁=くしゃみによると教えてるらしいよん。 生徒さんの証言。ビデオでも言ってたな。 60 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 12:15 ID:kkYxbJOZ >55 師匠の家にバックナンバーあって必要なとこだけコピーにとってるんよ。 ただ一冊一冊はペラペラで全バックナンバーといっても「武術」3,4冊分 くらいにしかならへん。それに30年前なら貴重な資料やったかもしれんが 現代ではもう誰でも知ってることばかりでそんなに役には立たんよ。 武壇HPで一部公開されてるはずやから見てみたら? 61 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 13:15 ID:r7UQdtGu 劉たん、くしゃみは? 62 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 14:41 ID:mS8NwKal なんでみなくしゃみにこだわるんかな?それくらい瞬間的で激しい呼気ということやろうが そやからといってくしゃみそのものとはちがうって。こんなこというとったらまた例の「ムエタイ が功夫を袋たたき」スレの連中にギャグにされてまうで。 63 :烏骨鶏 ◆rIdeRv3c96 :03/04/14 16:18 ID:QJ7jX0tw くしゃみをすると誰でも背骨が波状運動するから、それぐらいスムースに体を動かせという意味では? 64 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 17:36 ID:RgEZKMuc >>62 くしゃみは打撃に利用できるのではないかと、みんな本能的に感じてるからでは? 65 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 20:55 ID:w1qav1Un >>63 龍清剛氏は『鉄砂掌』中では、真の功夫高手の発勁は相手の人間が反応で きる速さではなく(致命時刻って言ってたな)、たとえばくしゃみの速さは 云々…という内容だったような。譲っちゃったので手元に無いんです。 日本の武道でいうと、気合い が最も近いんでしょうか。でも柳生心眼流の 気合は組取りという約束組手の前にやるが、一発の打撃とあまり関係無いよ うな…。空手でも突くときの呼吸の秘訣ってあるんでしょうか。 爆発呼吸の効用って自分のようなローレベルから見ると、手と足と呼吸を 一緒に動かすための、一致させるための「舵」なんじゃないでしょうか。 66 :黄河55号:03/04/14 21:02 ID:w1qav1Un ↑改行する前に書き込みになっちゃいました。トゥイプチ。 67 :烏骨鶏 ◆rIdeRv3c96 :03/04/14 21:15 ID:dxqvnOtl >>65 その記述は私にも見覚えがあります。というか本持ってるしw まあ例えば野口整体でも咳をすると胸椎が矯正されるとか言ってるようだし、 背骨=体幹部を使った統一的な全身運動を促すのに、呼吸が大事というのはわかる気がします。 とはいえ、この例えは出来る人が出来ない人にどんなものか説明するためのものであって、 出来ない人が咳やくしゃみを研究して出来るようになるのかは、ちょっと判りかねるような。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/266
267: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 19:29:44.42 ID:k8AXKDhN 69 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 21:45 ID:ajegs4Z2 くしゃみと発ケイの関係というのは結局脳神経系の問題に落ち着くんやろな。 ちょっとみなさん聞いてよ。私も専門やないから完璧に正確な説明とはいえんけど まず人間の中枢神経というのは、 1.終脳(一般にいう大脳) 2.小脳 3.間脳および脳幹(中脳、橋、延髄) 4.脊髄 から成り立つんや。若干の例外を無視して強引に区別すれば、随意運動(自分の意志 でコントロールできる運動)は1、不随意運動(意思とは無関係に起こる、一般に「反射」 といわれる運動)は2,3,4が行うということになる。 70 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 21:50 ID:9TKagv7G くしゃみは反射運動の代表的なもんといえる。だれでも自分の意志で自由自在に くしゃみをおこしたり止めたりはできん。そら世の中には器用な人がおってできる 人もおるかもしれんがそれにはなんらかの訓練が必要や。ましてや紙縒りで鼻の穴 を刺激するなんて反則やで。 71 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 22:01 ID:OluKsyn6 つまりくしゃみは我々が一般に脳というとる1の終脳つまり大脳を介して起こるんや のうて、3の脳幹の中にある呼吸中枢を介して行われるもんなんや。 我々は誰かの鼻っ柱をブン殴ったろう、と思って随意的に手足を動かすわけやが、こんなふうに 考えて上手いこと命中することはまぐれでない限り、そうそうない。 72 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 22:06 ID:b29q49HT ところが咄嗟に身体が反応して気が付いたら相手が倒れてたというような経験は 誰にでもあるんちゃう?さっきの随意運動の場合と同じくこれもまぐれと考えてしまう けど、実はこの場合は自分の意志とは無関係な不随意運動、つまり反射によるもんなん やな。 73 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 22:16 ID:YpuUVywf ただくしゃみの場合は先天的、本能的な反射で後天的な訓練とは無関係や。 生まれたばかりの赤ちゃんでもだれに教わるでなくくしゃみはする。 武術の技はほかのすべての身体運動と同じく学習、つまり同じ動作の反復練習 によって身につくもんでこれは4の脊髄神経が主に関与する。はやい話しが条件 反射や。相手の攻撃に自分の手が接触した瞬間に大脳ではなく脊髄を介して最善 の処理法を瞬時にして分析、実行する。こうやないととても武術の技なんて成り立たんやろ? http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/267
268: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 19:30:50.98 ID:k8AXKDhN 74 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 22:27 ID:qNCYZE+H 神経的なメカニズムではなく くしゃみと似た呼吸器官上の現象を随意に引き起こして 打撃力強化に利用できないかという話なんじゃ・・・? それができれば、脊髄反応レベルでくしゃみに似た現象を起こせるようになるかもね なにも、本物のくしゃみの原理をここで言っても始まらない。 大槻さんとか、科学者がこの辺りの話を間違えるんだよね。 どおしても理解できなくて、科学ではありえない! とか言ってたりするの。 75 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 22:27 ID:yAAHsKMM そやから優れた武術の技もくしゃみも反射運動ということでは共通してるけど 片や脊髄、片や脳幹というように中枢神経の支配領域がちがうわけやから、まったく 同じ神経活動というもんではない。ただ中枢神経に関してはまだまだ未知の部分が 圧倒的に多いから以上のように単純な説明だけで割り切れるもんでもなさそうや。 76 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 22:33 ID:Zy7Gy9lh >74 すごいレベルの話になってきたな。確かに現在までほかのスポーツや武術では まだ知られてない特殊な随意反射を引き起こす方法があるとすれば、それこそ功夫 と他の武術とを区別する決定的な要素になるやろうな。 私はそのヒントが以前ぷちしゅーさんが言うてた「虎膀(虎背)」なんかの練功法 にあると思うねん。 77 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 22:57 ID:KAmhHFZY 人間の筋肉は随意筋と不随意筋に分かれる。随意筋はようするに筋肉のことで骨に へばりついているんで骨格筋、不随意筋は内臓筋ともいう。胃にも腸にも筋肉はあるけど 我々は自分の意志で勝手に動かしたり止めたりできんでしょ?ただ骨格筋といっても収縮 するのがはっきり自覚できる上腕二頭筋なんかとちがって例の僧帽筋、広背筋、さらに体表 からかなり奥にある脊柱起立筋なんかは普段ほとんどその収縮を自覚することがない。 78 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 23:03 ID:VZMDLZ81 その反面心臓や胃は我々の感情なんかにかなり左右されているとこがある。 心臓がドキドキしたり胃がキリキリしたりするのも筋肉の運動や。そうなってくる と科学的な定義はともかくとして人間の神経活動や筋収縮は必ずしも随意と不随意とを 明確に区分できるとは限らんのかもしれん。 79 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 23:12 ID:0BdQPv6v 「虎背」の訓練なんかで僧帽筋なんかを意識的に動かすようにすると随意筋と 不随意筋との間にある未開発の神経伝達経路が覚醒し、単純な骨格筋の運動反射 とはべつの条件反射が可能になるんかもしれん。 気功やヨガで自律神経系までコントロールして内臓の動きさえ自由に変化させる なんていうのもこういうものの延長なんかもしれんが、そこまで論じるのはちょっと 武術の範疇を超えてると思うから私は考えんようにしてるんよ。 80 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:15 ID:f9bvnCjO 呉伯焔さんは「肺圧の強化」とか言ってますた。 81 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 23:16 ID:0yyYQ6W6 と、いうことれす。だー、しんど。ビールでも飲も。 ただこんなん私が無理やりこじつけた屁理屈なんやから、誰かもっとわかり やすうに批評、批判したってくんさい。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/268
269: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 19:36:14.87 ID:k8AXKDhN 84 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:23 ID:pJ8mrezv 中丹田・下丹田なんかはインナーマッスルが集まってるとこ 小周天とかでは呼吸(横隔膜を意識的にコントロールする事)で腹・背骨の周りなんかを自覚させる。 小筋郡は感じ取れてはじめて効率よく鍛えることが出来る 86 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:27 ID:pJ8mrezv 横隔膜の動きが一番感じ取りやすいしコントロールしやすい。 それを手がかりに自覚できる範囲を広げていく。 87 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:41 ID:pJ8mrezv 自覚するためには筋肉を緊張させすぎてはいけない。表面のおっきい筋肉の方が感覚が強いから・・・ だから「鬆」させる。自分の体を観察させる静功とかもする・・・・と思う 88 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/14 23:53 ID:58o9G8Sl なんや、みんな知っとんねやないか。私だけが間違いだらけのクソ知識開陳してええ 90 :黄河55号:03/04/15 01:27 ID:tAo61VyA >80 呼吸は胸かくの拡大と収縮によるもので、主に肋骨と横隔膜の運動に よってです。その時の肺の膨張・収縮によって生じる内圧(陰圧)=肺圧。 当然、呼吸の深さ(と緩急・リズム)は意志的に変えられます。横隔膜 も通常の呼吸より下まで下がりますし。肋間神経と横隔膜神経によって、 意識してコントロールできる。 呉=平岡氏の説明は「らしい」ことをちりばめた文章でしたけど、 「肺圧の強化」っていうのはそういうコトでしょう。 91 :?y´?I?L55??:03/04/15 02:08 ID:tAo61VyA 呼吸は本来、>69 Dr Liuのご説明でいうと3、延髄の呼吸中枢と脳橋の 呼吸調節中枢によるもので、延髄の呼吸中枢は吸息と呼息の2つの中枢が 交互に興奮することでリズミカルに行われる。(興奮→抑制) ここから先は仮説ですが、呼吸という媒介を通して3→4に働きかける。 ゆえに呼吸を重視する門派は常に脊髄をまっすぐに保っている(立身中正) スタイルが多い。 この辺が限界。眠。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/269
270: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 19:38:31.01 ID:k8AXKDhN 93 :コピペ:03/04/15 04:19 ID:nPrCCCYZ スポーツ、格闘技などでの筋肉や肺の中の呼気が、激しい 運動のため出たり、精神を鼓舞させる”気合”と、意識を集中した、丹田の意識の塊(気)を 打撃が相手に浸透した瞬間 に故意に爆発させた声で燃焼せる「雷声」は目的と質がちがうんです ↑ こういうの読むと思い出す。 俺が昔、骨法の本読んで徹しの分析・解明&練習をしようと 友達を巻き込んでた。当然上手く行かなかった厨房時代のある日、 打つ時にくしゃみをしたら、スコーンって何かが弾け&付き抜けた。 友達は胸を押さえ込んで地面でもがいてるし・・・ だけど同じことを試しても二度と出来ない。 何が起こったのか解析できる人、お願いします。 酔鬼長三(シラフ) ◆l13TaAUo 投稿日: 02/01/01 04:00 ID:Lgci2TV7 ( ̄Д ̄)y-~~~ ↑ もしや、知ってて言っているのでは・・。 私は門外漢だから何も書きませんが。 横レス失礼。 0です 呉伯焔も「雷声」と「くしゃみ」は体内に同じ効果が発生すると 言っています。自然勁が偶然出来たんでしょうね。功夫の才能がおおいに有りますね くしゃみ男です。 自然勁と言うんですね。0さんお褒め戴いて嬉しいですけど。 偶然の産物なんで、二度と出来なかったし。 あの時の、くしゃみの時の胴体の異様な感覚はまだ覚えてますね。 メチャクチャに胸が膨らんで、打撃方向に?しぼむ感じ?で身体ごと持っていかれるというか 肺の空気が全くなくなってしぼむと言うか、肺が霧のように爆発してチリジリになると言うか また、相手の胸を打ったのに水の中にぬるっと手を突っ込んだ感覚とか 腕がクニャっと曲がって腕が折れたかと思ったけどぜんぜん違うし みなさんもこういう練習されてるんですか? 94 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 08:29 ID:XqmzmWW4 うーむ。凄い話だけど、こう云う話って時々道場とかで聞くね。 ところでくしゃみは横隔膜のケイレンというけど どんなケイレン? 息を吸い込んで広がったところから物凄い勢いで収縮するとか? 意識的にやってみても無理。 大体ケイレンのイメージが沸かない。横隔膜がピクピクと何度も引きつってるのか? こむら返りみたいに? NOVAうさぎがボール蹴って腰を痛めてケイレンしてるみたいに? それだと空気が爆発するような事にはならないだろうし? 咳き込むにすればイイのかな? じゃ、咳って何よどんな現象?ってことになる。 お医者様の劉タソ。横隔膜のケイレンとくしゃみの爆発感て一体なんですか? 95 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 08:58 ID:uo4bwXVj 横隔膜の痙攣はシャックリです。 97 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 09:18 ID:XqmzmWW4 >>95 じゃ、何故くしゃみとしゃっくりはあんなに違うのか? http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/270
271: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 19:59:52.77 ID:k8AXKDhN 99 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/15 09:43 ID:wrDMZE9T 理屈はともかくとして上に書かれたようなことを実際に訓練しようとすれば、 まず馬歩や立禅で静功を養い、次に単純化された基本動作の練習をユックリ行って 意識を集中させるようにし、さらに套路を、、、なんや、要するにこれはいつもやっとる 太極拳や小八極の練習やん。そやからまあ、実際に老師について基礎からみっちり 教えてもらうことに尽きるわなあ。 ただ功夫の套路はこういう能力を開発するためのもんなんやから、初心者が外見上の用法 に拘ったり、まして全然毛色のちがう套路をたくさん暗記しても上達せんのは当たり前か。 結局大柳さんのやりかたに落ち着いてしまうな。 100 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 09:59 ID:8w4rR17t >>97 くしゃみは鼻腔粘膜への刺激に対する反射であって、この場合、横隔膜は「痙攣」しているわけではありません。 114 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 19:56 ID:ATp9A1H6 「くしゃみ」は遅すぎる。 >>93の例が仮に実話だとして、くしゃみで威力が増したとは考えにくいね。 タイミングがずれて、虚にはまったとなら解釈できる。 115 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 20:38 ID:S1fKCYUk 遅いか? 龍清剛氏曰く、メチャ早いと思うが。 ビンのふたが開かない時、くしゃみしたらふたが取れた事もあったなあ。 威力増し・・・ありえるんじゃねーの? >タイミングがずれて、虚にはまった ??? 117 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/15 20:46 ID:8UbI848E で、どうしても私が93の書き込みになんかコメントせなあかんの? くしゃみしたら打撃の威力が増すかどうかはたのむから各自で実験してえよ。 私が言えることは唯一、くしゃみしたときに打たれればタダではすまんっちゅう ことだけや。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/271
272: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 20:04:52.66 ID:k8AXKDhN 179 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/19 09:31 ID:8/i/PvMx ほんで167さん。易骨、易筋、洗髄についてやけどこれはいうまでもなく 少林寺に伝わる功夫の秘伝やな。ただ「易筋経」自体が少林寺の名を借りた偽書 やというから本当に歴史的に正しいかどうかはわからんけど、形意拳などでも解説 されているようにいろんな門派でいろんな解釈があるそうや。 180 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/19 09:40 ID:UWe877Z/ 武壇においても複数の解釈があって大柳さんと私では変わってくると思うけど 私が師匠から聞いたことを自分なりに分析した見解はつぎのようになる。 まず易骨やが、これは馬歩、弓歩などの訓練や「虎背」「熊歩」などの訓練で前に いうた日常意識していない筋肉を意識的に動かして、ある一定方向に向かう力を増強 するための訓練法にあたる。 181 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/19 09:48 ID:d7kFbpM7 ただ実際の拳法の技というのは単純な一定方向への力だけでは成り立たず、 相当複雑な、場合によっては相互に矛盾するような運動を同時に行わんとならん 状況もあるわけで、次の易筋は単純化された基本訓練を各拳法の実際の技法に 適合できるように変化させていく過程ということになる。「拳打千遍、身法自然」 っちゅうやつやな。 182 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/19 09:53 ID:ymB+/xbE 最終的に拳法の技は有形のもんから無形へと変化していく。そうやないと いかなる攻撃に対しても瞬時に反応することはできん。意図的に技を掛けよう とするんやのうて無意識に身体が反応して結果的にそれが技になり相手が倒れてた っちゅうような境地が最後の洗髄や。 183 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/19 10:10 ID:2PFx78ub こんな説明やと完全に抽象論やと思われてしまうが、最後の洗髄は確かに功夫の 理想というべき最高の達人の境地で、こうしたらできるようになる、といった具体的 な方法論があるわけやない。ただ易骨、易筋に関しては大柳さんや蘇先生がいうてはる ようにちゃんと具体的な訓練法があって、それらを厳密に習得していくことによって 誰でも(とはいわんが)能力を開発していくことは可能や。 ヒントをいうと普段我々が目にする太極拳の練習は本来は易筋に相当するもんなんやが ほとんどの人はいきなりここから練習を開始して、その前段階の易骨から始める人は少ない。 私は太極拳はやはりすべての功夫の頂点に位置するすぐれた拳法やと思うけど、現実にはなかなか 太極拳だけで実戦的な功夫を得ることは難しいとされてるのにはこういう事情があるからやろう。 186 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 12:00 ID:uYy04M7T 劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :さんの意見を意訳すると。 ?易骨 武道に必要な筋肉を意識した鍛錬をする。そうすることにより、日常生活でも それを意識した動きになり、生活即鍛錬となる。 ?易筋 次に、体をリラックスし技を練ることにより、拮抗筋の働きを押さえスピードアップ と威力の増大を目指す。自分自身を完全にコントロールする。 ?洗随 技にとらわれず自在に動いて、結果として技になった状態。 おれはこう解釈した。 187 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/19 12:40 ID:2C1Cu4ae >186 おみごとです!ただこうしてみると要はあたりまえのことやん。そやから老師について 実際に練習するしか方法はないんであって、名称やイメージがなんぼ神秘的でもそれほど たいしたことやないと思うなあ。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/272
273: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 20:38:00.75 ID:k8AXKDhN 278 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/23 00:13 ID:35K6Ye7Y それで思い出しましたが拳児の中で秘宗拳の秘伝技として センシツ歩ちゅうのが出てきますがあれを見て驚愕したことがあります 私には武術以外にも実用射撃の師匠がおりまして(前述の通り米国にいました) その師匠はFBIとかにコネとか持っているので色々な話を教えてくれた中の一つです 囚人が刑務所から脱走するために編み出した技で 囚人は靴紐が解けたか何か落ちている物を拾うフリをして屈み一気に看守に 襲い掛かるというもの、それを再現してしてもらったら先のセンシツ歩と ソックリだったというわけです FBIとかでも要注意の技とされているそうで、その師匠曰く色んな相手に 試したが殆ど引っ掛かったそうです 流石秘伝技! 280 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/23 00:26 ID:4ixNcSAE >278 確かに「拳児」のなかではあの箭疾歩がいちばんカッコエエよな。 それにしても功夫の技もいろんなとこで応用されてるんやなあ。 あれはマンガのなかでは秘宗拳の秘技となってるけど要は功夫の「燕子抄水」で 若干の差異はあってもどんな門派にも必ずある技法や。 ほれ、孫禄堂やったかが形意拳の燕形でテーブルの下をくぐりぬけたって話あるでしょ? あれもひろい意味での箭疾歩の応用や。 389 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/27 00:54 ID:yFzIaFiW >>劉さん 字輩についてなんかおかしいような気がしますが。 "武"字輩の人が、劉雲樵の弟子で、ジョキさん、ソイクショウさん方になるのでは? で、"壇"字輩の大柳さんや、劉さんの先生は、"武"字輩の人の弟子でしょう。 だから劉雲樵の孫弟子。 390 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/27 08:35 ID:XJRX33vJ 字輩の本来の意味ではそうなんやけどちょっとあいまいなんや。武壇では拝師した 年度の順になってて何代目というんやないねん。武壇の創立は1971年(当時は武学研究社)で 1971〜1980が武、1981〜1990が壇、1991〜2000が光なんよ。 つまり今年武壇に入門すれば輝になるわけや。もちろん武字輩の老師はほとんど最初から劉雲樵に 習ったんやろうし、壇字輩以後の人ははじめはこれらの師兄に指導してもろたやろうが、 少なくとも台北総壇では老師は劉雲樵だけであとはどんなに偉くてもあくまでも教練。 ただ個人的に弟子をとる場合のみ老師になれるわけや。大柳さんも肩書きは日本分壇総教練になってるやろ? 394 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/27 12:30 ID:pQfmFUjJ 武壇は青幇みたいな秘密結社やないし(そうあってほしいと期待する人もおるやろうが)、 少林寺のような宗教法人でもないんで、字輩というとずいぶん前時代的やが現実にはそんな たいそうなもんやない。ただ劉雲樵が亡くなってから実は秘伝を授かったとか形見の品をもらった とかいう例の呉伯焔みたいなんが出てきてはかなわんから、一応修業証書としてそういうのをやるわけや。 我々には神秘的で確かに憧れの気持ちを持つのも当然やけど実際に拝師した老師本人はそんなに大げさには考えてないみたいよ。 400 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/27 16:35 ID:BUTVm2Pe ただこれは日本武道でもほんまに実力のある師範は同じなんやけど、台湾や中国では 師兄弟って変にベタベタした付き合いやのうて普段はむしろお互いに知らんぷりしてる ことが多いみたい。イザッちゅうときだけ団結するんやがこういうときはこわいみたいやぞ。 こんなんも中国文化のひとつの特徴で普段馴れ合いやお義理の付き合いしてて、ここ一番で 見て見んふりする日本人とはやはりちがいがあるで。 401 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/27 16:53 ID:sWuvBPh/ 客家の格言に「人助けは命を助ける以上のことはすべきやない」っちゅうのがあるねん。 とりあえず生命の危機に瀕してる人だけはなんとかしてやらなあかんけど、そのあとどうするかは まったく本人次第で余計なお世話は無用や、ということや。変なカルト宗教にはいって、リンチで 殺されかけてる人はとにかく救出するけど、本人がその宗教から足を洗うかどうかは他人がどうこう いうても仕方ないっちゅうことやな。もちろんチャイニーズやからいうてみながみなそんな考えかた をしてるとは限らんけど、やはり日本人の常識や情緒とはちがう、ということを肝に銘じとかんと 本場の老師、教練、師兄弟とほんとうに仲良くやっていくことはできんのとちがうかなあ。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/273
274: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2022/09/18(日) 20:52:33.81 ID:k8AXKDhN 439 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/29 12:10 ID:Pat0U2uK 質問:八極拳って基本的に把子拳でパンチを打つんですか? 特に武壇のはそのように感じましたが。 441 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/29 12:24 ID:26TtDWPB >八極拳って基本的に把子拳でパンチを打つんですか? >特に武壇のはそのように感じましたが。 軽く握っておいて当たったとき握り込むのではないですか? 442 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/29 12:26 ID:2rm7ghb5 >439 うーん、いいところに気がついたねえ。でもこれは残念ながら秘伝。 いくら私が匿名のおしゃべりでもこれだけは公の場で話するわけにはいかんのよ。 まことに申し訳ないがかんにんしてちょうだい! 443 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/29 12:32 ID:B7FmMpOE 劉さん。武壇の発勁と空手や拳闘のパンチとはどう違うんですか?以前武術で発勁は特別ではないと書かれてそれに対して秘伝で松田さんが発勁は特別だ!と仰ってましたが。どっちが正しいと思います? 448 :劉月侠(にせ):03/04/29 15:05 ID:vdoCzR8c 打人法なのよ、巴子拳は。簡単に言うと相手の実を取り出してからその実を打つ事。つまりまず第二関節で打って実を取り出し掌なり拳で打つ。武術でも載ってたね。ここからが秘伝なんだけど相手の心臓打つ時相手の頸動脈を見て鼓動を読み取る。ドクンて動き終えた時に打つ 449 :ニセ月侠:03/04/29 15:44 ID:Nk24pLt3 これはみんな知ってると思うけど相手が息を吸った時に打つ方法もあるね。いずれにせよ洗髄の段階に行かなければ出来ない事だから公表しました。劉さんどうですか?私はこう習ったんですけど。他にも巴子拳については色々聞いてますがおもしろいですね。 450 :ニセ月侠:03/04/29 15:50 ID:PrCud+nn あ〜ちなみに私はとてもじゃないが洗髄の段階に至ってないから。まだはじめて16年かな?そういう事でこの話しはあくまで私の師匠がお話として私に話してくれたことだから実戦で試したことはないです。 453 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/29 16:02 ID:7gkX9vQb ニセ月侠て・・・ まあ、ただ打つだけなら普通にゲンコツでガツンとやればええんやが人間の身体って均一やないから。 かといってまた誤解されると困るけど、そんなにたいそうに効果がかわるとも私は思わん。 ヒントだけ・・・ 拳は拳にして拳にあらず。掌は掌にして掌にあらず。 陰きわまればすなわち陽。陽きわまればすなわち陰。 しかしな、李英先生の八極拳の本なんかにも同様のヒントらしきもんが書いてあったと思うぞ。 455 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/29 16:44 ID:Fi+usdke >443 そうやもうひとつ質問に答えるの忘れてた。 あのー443さん、貴殿かてもう発ケイ(いまだにケイをよう変換せんねん)が特殊な技というんやのうて 功夫の一般用語やというのはご存知やろ?つまりゲンコツで殴るという行為は空手もボクシングも功夫も同じ なんやけど、やはり各々基本的な技術からして違うから、そういう意味では発ケイて功夫独自のもんやといえるのよ。 459 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/29 17:20 ID:q0yeISwR >458 もちろん突きそのものの訓練をするときはしっかりゲンコツ握ってやるけど、 武壇の大八極や六大開にはいくつかの例外を除いてほとんどゲンコツ突きはないんよ。 464 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :03/04/29 21:16 ID:TYmJvHYf >463 はっきりした正拳突きといえば六大開の衝ツイ(おなじみ猛虎硬爬山)とランツイくらいやもんな。 小八極には逆突きなんかもでてくるけど、考えようによったら太極拳よりも目立たん。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/jyudo/1637735897/274
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