中国の伝統武術やカンフーは弱い事がバレた (359レス)
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189: 2022/08/28(日)05:23 ID:RWHpIiCl(1/12) AAS
927 :劉月侠 ◆RPLwh/ddCk :2008/11/10(月) 21:44:56 ID:0VP9+FIG0
憲兵=MP(ミリタリー・ポリス)・・・読んで字のごとく警察業務がメインやから、
憲兵の行う武術というのは逮捕術の一種がメインであり、憲兵八極拳もその業務上の
必要性からチンナが主体の武術になっていったものと考えられる・・・というのが私の意見や。
それに対してたとえば大内八極拳では相手を突き飛ばしたり、転倒させたりする用法が多い。
同じ軍人であっても憲兵と侍衛ではやはり任務の内容が大きく異なるわけやな。
もちろんいずれにおいてもあらゆる用法はあるわけやが、どこに重点を置くか?ということが
やはり違ってくるわけ・・
あとここまで書くと例によって私の妄想なんやけどな(笑
李元智は八極拳で有名やが、もちろんおよそ中華國術であればなんでもできた。
太極拳やシュワイジャオはもちろんのこと、酔八仙拳なんてのまで習得してはったそうな(笑
ではいったい「本門はなに?」ってことになると・・・私は“秘宗門”やと思う。
秘宗門・・・わかるな?『水滸伝』の英雄燕青を開祖とし、弟子たちは政府から追われる
謀反人であった開祖の名を秘して“秘宗門”と称した・・・という伝説のあるあの門派や。
劉雲樵が幼少の頃学んだ燕青拳も、映画で有名な霍元甲の迷蹤藝も秘宗門の分支とされているが、
李元智は中央國術舘に入る前の時点で秘宗本門の陳善の系統を受け継ぐ嫡伝弟子なのである。
陳善は河北滄州における秘宗門の宗家で、金恩忠の『國術名人録』にも記載があり、
幾多の他流試合において無敵を誇ったため“賽勝英”陳善と称せられたという、武芸の郷
滄州においても特筆される武術家であったらしい。
この陳善のまたの綽名が“卸骨王”・・・卸骨というのは別名を“分筋卸骨術”といい、
要は現代でいうところのチンナ術なのである。
つまり陳善はチンナに非常に通じていた・・・ということなんやが、今日においても秘宗門
においてはチンナがたいへん重要視され、秘伝として豊富な技法が伝えられているらしい。
つまりね、憲兵八極拳においてチンナ用法が多いというのは、憲兵の職務上の
必要性に加え、こういう李元智のバックボーンがうまいことからみあった結果では
ないか?・・・というんが私の推測や。
もう30年近く前・・・1980年頃やったかな?
当時松田先生や笠尾先生の本以外は中国拳法に関する情報というのは非常に
少なかった。しかも大陸はまだ文革の混乱が完全に収拾しておらず、武術の情報
などはほとんど入ってこなかった。
ところが私はわずかな大陸情報をゲットしようと毎月必ず『人民中国』日本版
を読んでいた。
ある月のベタ記事に“武術協会の重鎮が本を出版”なんてのが載ってた。
スポーツ面にときどきこういう武術や太極拳の記事が載ることがあったんや。
“先ごろ滄州武術協会の李書亭氏は『青秤剣』の一書を上梓した。
李氏の父上である李雨三公は國民党の張学良も教えを請うた武術
の達人であり、李氏も幼いころから武芸を学び・・・”
こんな感じのごく短い記事(写真もなかった)やったが、張学良が指導を要請
するほどの達人・・・というのに興味があって、すぐあちこち本をひっくり返して
みると・・・
ありましたがな!・・・松田隆智著『中国武術 少林拳と太極拳』の183ページ・・・
“秘宗拳の系統”に陳善の孫である陳玉山の弟子として、“李雨三”“李元智”の名が
並んで書いてある!
「李元智は台湾國術界を代表する名師やそうやから・・・その兄弟弟子ということに
なると張学良がわざわざ指導を要請するほどの達人であってもおかしくないか?」と思ったね。
つまりこういう記録からしても李元智が滄州秘宗門を代表する伝人であったというのは確かや。
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