■長野式鍼灸治療法 2処置目の2■ (821レス)
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621: [] 2015/09/26(土) 08:22:41.85 ID:GHQbXJxt 症例三 寝違い 女性、四十四歳、OL 〔主訴〕頚が痛く、硬くなって動かせない 〔現病歴〕 会社で毎日、一日中コンピューターを使い頚が凝って硬くなってきた。今朝起きると痛みと凝りで全く頚が動かないと言って来院した。 〔所見〕 泳状は「細・緊・沈」、「血虚」。胸鎖乳突筋、僧帽筋が硬くコチコチになっている。「肩井」、「肩外愈」も硬く凝っており圧痛が著明である。 〔治療・経過〕 先に「肩井」の凝りを取るために「陰陵泉」に刺鍼し、それから「血海」にやって「血虚」を取る。また、僧帽筋、「肩外愈」の緊張を取るべく「内陰」 に刺鍼し、補のタッビングをする。これらの緊張が改善した後、患側の「帯泳」に補のタッビングを約二分間程したところ頚の痛みがすっかり消失した。頚を左右 上下に動かしても異常がないという。 〔補足〕 頚が動かないということは、肩部の筋肉、胸鎖乳突筋、僧帽筋、あるいは「肩井」、「肩外食」、「肩中愈」等が非常に緊張したり、凝ったりしている場合が多いの で、前処置としてこれらを改善させておいてから「帯泳」に鍼をすると「帯泳」の効果が一層著しいようである。 この症例は「血虚」に対して「陰陵泉」、「血海」で処 置したが、前述のように 「上太白」を使用してもよい。また、僧帽筋の緊張や「肩外食」、「肩中愈」等の凝りは、「内陰」の補鍼で非常によく取れる。* 「内陰」… 平田氏十二反応帯の足の小腸帯と腎経との交点。腎経「陰谷」 の上方四横指。 症例四 足底痛 女性、五十七歳、元市会議員 〔主訴〕足底の痛み。 〔現病歴〕一週間前から足底部が痛み出し、足をつくと痛み、歩くのもつらくなってきた。 〔所見〕泳状は「細・沈・遅」。 〔治療・経過〕 自然治癒力を鼓舞し、代謝循環を活性化すべく「照海」、「愈府」、「尺沢」に十五分間の留鍼。その後、仰臥位の計ま下腹部の脂肪層が厚いので「帯泳」に寸六 ・四番鍼を四センチ程脂肪層を通り抜け筋層に当るまで刺入し、雀啄補鍼をし吸気抜鍼をした。 これを一日おいて二回治療し足底痛は消失した。 おわりに 奇経の帯豚は、「章門」から起って「帯泳」穴を巡り、それがクルッと海のように腰から腹の方を帯のように束ねている。諸経を環束しているので帯豚という、と成 書にはあるが、誠にその通りで、その諸経を束ねているという処に深い意味がある訳である。 このことは、「帯泳」を治療することによって実感として会得され、また更に「帯泳」の広い応用を示唆しているのでは、と思われる。 「帯泳」に関してはこの他に もまだまだ出てくるであろうが、一応以上で「帯泳」考を終了する。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/kampo/1287843684/621
症例三 寝違い 女性四十四歳 主訴頚が痛く硬くなって動かせない 現病歴 会社で毎日一日中コンピューターを使い頚が凝って硬くなってきた今朝起きると痛みと凝りで全く頚が動かないと言って来院した 所見 泳状は細緊沈血虚胸鎖乳突筋僧帽筋が硬くコチコチになっている肩井肩外愈も硬く凝っており圧痛が著明である 治療経過 先に肩井の凝りを取るために陰陵泉に刺しそれから血海にやって血虚を取るまた僧帽筋肩外愈の緊張を取るべく内陰 に刺し補のタッビングをするこれらの緊張が改善した後患側の帯泳に補のタッビングを約二分間程したところ頚の痛みがすっかり消失した頚を左右 上下に動かしても異常がないという 補足 頚が動かないということは肩部の筋肉胸鎖乳突筋僧帽筋あるいは肩井肩外食肩中愈等が非常に緊張したり凝ったりしている場合が多いの で前処置としてこれらを改善させておいてから帯泳にをすると帯泳の効果が一層著しいようである この症例は血虚に対して陰陵泉血海で処 置したが前述のように 上太白を使用してもよいまた僧帽筋の緊張や肩外食肩中愈等の凝りは内陰の補で非常によく取れる 内陰 平田氏十二反応帯の足の小腸帯と腎経との交点腎経陰谷 の上方四横指 症例四 足底痛 女性五十七歳元市会議員 主訴足底の痛み 現病歴一週間前から足底部が痛み出し足をつくと痛み歩くのもつらくなってきた 所見泳状は細沈遅 治療経過 自然治癒力を鼓舞し代謝循環を活性化すべく照海愈府尺沢に十五分間の留その後仰臥位の計ま下腹部の脂肪層が厚いので帯泳に寸六 四番を四センチ程脂肪層を通り抜け筋層に当るまで刺入し雀啄補をし吸気抜をした これを一日おいて二回治療し足底痛は消失した おわりに 奇経の帯豚は章門から起って帯泳穴を巡りそれがクルッと海のように腰から腹の方を帯のように束ねている諸経を環束しているので帯豚というと成 書にはあるが誠にその通りでその諸経を束ねているという処に深い意味がある訳である このことは帯泳を治療することによって実感として会得されまた更に帯泳の広い応用を示唆しているのではと思われる 帯泳に関してはこの他に もまだまだ出てくるであろうが一応以上で帯泳考を終了する
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