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胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(106) (1001レス)
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130: おさかなくわえた名無しさん [sage] 2012/02/18(土) 00:31:37.54 ID:BKfgHau5 823 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/09/01(月) 01:10:44 ID:OqZOmtq7 寺を守る話 永禄四年(1561)、武田信玄が上州に侵入してきた。 当地の大寺である長年寺は戦乱に巻き込まれることを恐れ、僧、受連は信玄から、 「予の軍勢がこの寺で略奪や暴力、破壊行為などの狼藉を行うことを禁止する」との制札を手に入れた。 が、戦乱は長引き、長年寺周辺も無事ではすまない状況になってきた。 寺に住んでいた200人あまりの僧俗に、受連は「このままでは危険である。皆、避難するように」と言った。 僧の一人が「しかし、我々がここから避難してしまえば、この寺は軍勢にどうされるか…」 受連「私が、守るよ」 彼は一人この寺に残った。戦禍は、たちまち長年寺に襲い掛かってきた。武田の足軽たちが あるいは食物を、あるいは資材を、あるいは金銭を奪いに、長年寺に押しかけてきたのだ、そのたびに 受連は一人門前に立ち、戦場で荒くれている軍兵を前に、制札を掲げた。 「ここは保護された場所である!」 ある時は刀で脅され、ある時は暴行を受け、ある時は着ているものを身包みはがされたこともあったと言う。 やがて上州の情勢が落ち着く。避難していたものたちが、長年寺に帰ってきた。 そこには、 かわらぬ長年寺の姿と、痩せこけ、体中に傷を負いながらも、門前に立ち彼らを迎え入れる、受連の笑顔があった http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1325928454/130
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