[過去ログ] 【くノ一】かげろう忍法帖【お色気忍法】 (981レス)
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579: 569 2012/08/15(水)23:46 ID:??? AAS
―――だめ…、逃げ…なきゃ。う…、頭が…痛い……。
「ふんっ、こうなってはくノ一とやらも形無しだね」
布団の上で弱々しくうごめく伽羅を、仙波屋は余裕で見下ろす。
―――うっ、やめろぉ……。
そして、無理やり彼女の身体を仰向けにさせ今度は完全に押さえつける。
これで、もう万に一つも伽羅に逃れる術はない。
「さぁて、私に噛み付いておいて、覚悟はできているんだろうね?」
「うぅ…」
初めて伽羅の表情に僅かな恐怖の色が浮かんだが、すぐに気力を取り戻すと、気丈にも相手を睨みつけ、決して屈しない意思表示を示す。
だが、それが却って仙波屋の欲望をそそらせることになった。
「ふふ、その気の強さも堪らないねぇ」
そう言うと、仙波屋は伽羅の顎を軽く掴んで自分の方を向かせる。
―――ま、まさか!?
自分が何をされるか察した伽羅の血の気が一瞬で引くが、すでに何もかも手遅れだった。
仙波屋がいきなり顔を近づけたかと思うと、そのまま彼女の唇に接吻してきたのだ。
「んんっ!!」
一瞬のことに口元を引き結ぶ暇も、今度こそ噛み付く力も無く、顔を背けることさえできなかった。
「んぅっ!! や…あっ……!!」
悲鳴に近い声を上げる伽羅に構うことなく、仙波屋は彼女の唇をひたすらに貪り、今度こそ襦袢の中に手を差し込むと、その柔肌を直に撫で回していく。
―――やめ…て、やめてぇ……。
懸命に身を硬くしたことや、今はまだ上半身を中心に愛撫されているため、何とかそれ以上の侵入は防いでいるが、このままでは全身を蹂躙されるのも時間の問題であった。
その予想通り、徐々に仙波屋の腕が今度は下の方へと伸びていき、やがて、最後まで伽羅の素肌を守っていた襦袢の腰紐に手が掛かる。
―――いやっ、いやぁっ……。
屈辱と絶望に目の前が暗くなり、伽羅の閉じられた瞳から一筋の涙が零れた。
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