必殺仕事人2024への要望をどうぞ!part2 (779レス)
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(1): 08/28(水)21:07 ID:VmjNjAKw(1) AAS
「必殺仕事人・反日全滅編〜憂国の中村主水〜」

西に旅立った中村主水は、実は上方で元気だった。

実は主水が西に行ったのは、上方の元締の虎が召還したのだった
元締の虎は兄で江戸の元締の鹿象に、困ったときは中村さんを頼めと言いくるめられた。
そして高齢化で弱った虎は、主水に元締を介護してもらうため、主水を上方に読んだのだった。

主水が直参になった虎は勢力を蒸し返し、江戸と上方を支配する大元締になるが、高齢化で鬼籍になった。
そして中村主水は虎の地盤を次ぎ、表は元武士を引退したご隠居だったが、裏で江戸と上方の大元締なのだった。

元締めでも主水はいつも通り、金で恨みを晴らす仕事人を通していた。
しかし主水は、土佐県から来た若き侍と出会う。
ご隠居として彼と話した主水は、黒船以降、外国の手足になる反幕府の極左志士やマスゴミ瓦版の反日勢力が、日本を破壊工作していると聞く。

そしてこの幕末動乱の時代、金で庶民の恨みを晴らすだけの仕事人はもう古い。
仕事人も日本人なら、同じ日本人の恨みを出す前に、金銭抜きで反日を天誅するのが日本の夜明けだと若い侍に説教された。

老いた主水の脳に、かつての仕置き人になった頃の情熱と、
「この手は可能屋をやった手だよ!」の鹿蔵の言葉が生き返る。

すでにせんりつも鬼籍。元締で金はあるが、俺も生い先は短い。
今さら金をもらって人の恨みを晴らしても意味はない。
どうせ地獄行きなら、地獄の土産に一人でも沢山の反日を始末してやるぜ。

こうして主水は、許せぬ反日を見つけたら、江戸の仕事人に自分のボケっとマネーを出して反日を始末する、憂国の仕事人になったのだった。

その頃、土佐県では、主水を説教した若い侍が、江戸で仕事人が次々と反日を成敗している噂を聞く、
「中村さん、やっちょるぜよ。日本の夜明けは近いぜよ
その若い侍が、若き坂本龍馬だったのは言うまでもないのだった。

第一話「主水、龍馬と出会う」終
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