[過去ログ] 朝鮮人が嫌いな人いますか?★10 (1002レス)
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172: 2022/09/20(火)09:15 ID:oNOYk5Rc(6/36) AAS
《地獄絵さながらの奴隷船》
ヨーロッパ白人世界においては、古代から奴隷という社会階層が存在していた。
人間を人間扱いしないことを合法と定めた制度がまかり通っていたのである。
日本には昔、貧困にあえぐ農村から苦境に身を沈める娘たちを求めて、「人買い」や「人さらい」はいたが、奴隷はいなかった。
廓に身を置く女たちは、悲惨な思いを舐めていたとしても、彼女らを縛っていたのは年季契約であり、決して奴隷ではなかった。
制度としての奴隷、つまり合法的な奴隷制度は存在しなかった。
これは日本と西洋との大きな違いである。
ヨーロッパの場合、隣接国とは陸続きだったので、頻繁に戦争が起こり、
負けた国の人間は奴隷にされるという不文律が古代より近世まで厳然と存在してきた。
(前章に見たローマ帝国やオスマン帝国はむしろ例外だった)この点で、日本とは大きく事情が異なっていたのである。
奴隷というのは、人間扱いされない人間のことである。
人間を人間扱いせず、生殺与奪の権限を奪い、商品のように売買する。
常識では考えられぬことであり、通常は犯罪となる。
ところが西洋では長い間、これを合法とし、多くの人たちが奴隷制度に積極的に加担してきた。
しかも奴隷は西洋人が仲間内で使ったばかりでなく、重要な輸出商品となっていた。
西洋がアラブ世界に輸出した白人奴隷の存在は、世界史の著書からは跡形もなく削除されている。
しかし実際には、奴隷はヨーロッパのオリエント向けの主要な輸出商品の一つだった。
なぜなら、ヨーロッパは奴隷以外に商品価値のあるものはろくになかったからである。
古い文化を誇る中近東やアジアに比べて、ヨーロッパは嘗て荒涼とした貧しい土地であった。
如何にヨーロッパが貧しかったかは、オリエントからヨーロッパに流入してきた商品とヨーロッパからの輸出商品を比較すれば一目瞭然である。
東方からは砂糖や胡椒、クローブ、シナモン、ナツメグといった香辛料を筆頭に、
樟脳、サフラン、タンニンなどの薬品、鉱物性の油や揮発油などが輸入された。
胡椒は一時期、貨幣の役目をしていたこともあったほどである。
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