[過去ログ] 朝鮮人が嫌いな人いますか?★10 (1002レス)
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179: 2022/09/20(火)09:23 ID:oNOYk5Rc(13/36) AAS
■植民地残酷物語 白人優越意識を解き明かす■(著)山口洋一 カナリアコミュニケーションズ2015年7月31日発売
◇(2)イギリス領インド帝国◇
イギリスがそのお家芸とも言える「分割統治」(divide and rule)の手法を駆使して、
狡猾な統治を行った典型的なケースとして知られるインドにおいては、どのような植民地経営が行われたのであろうか。
イギリスが産業革命に成功し、巨大な植民地帝国を築き上げ、
繁栄を誇り得たのも、実はイギリスがインドの富を奪い、
インドの民衆を極貧に陥れ、彼らを犠牲にして初めて可能となったのである。
現にイギリス東インド会社はインドの富を暴力的に収奪し、イギリス産業革命の物質的基盤を構築していった。
インドが抱えてきた貧困をはじめとする困難な諸問題は、2世紀に及んだイギリスの植民地支配と収奪の結果生じ、増幅されてきた。
インドの経済は荒廃し、民衆の生活は悪化の一途を辿った。
1770年に発生したベンガルの大飢饉では、1千万人もの餓死者が出た。
その後このように多くの餓死者を出した飢饉は頻発するようになり、19世紀前半には74回の飢饉で150万人が餓死し、
19世紀後半になると244回(内184回は最後の25年間に集中)の飢饉で2850万人もの餓死者を出している。
イギリスの植民地支配による収奪が進行するにつれて、餓死者は急増しており、この趨勢は20世紀に入っても続いた。
独立後の初代首相に就任したネールは、1943年に起きたベンガルの大飢饉について、次のように記している。
「(この大飢饉は)幾世代にもわたったイギリス支配のあげくにおける貧しさと醜さとそして人間的堕落の全貌をさらけ出してみせた。
それがインドにおけるイギリス支配の行き着いた頂点であり、結実であった」
(ジャワハルラール・ネール著『インドの発見』岩波書店」)
そこで、まずイギリスがこの国を植民地にした過程から振り返ってみたい。
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