[過去ログ] 朝鮮人が嫌いな人いますか?★10 (1002レス)
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297: 2022/09/26(月)10:43 ID:hr/Cw5wv(15/19) AAS
◇(2)文化進化論◇
ここで大義名分として、浮上してきたのが、西洋文明の絶対的な価値を認め、
西洋的価値観に至上の優位的位置づけを与えんとする考え方である。
価値観ばかりか、言語、生活様式、風俗習慣、礼儀作法など、西洋のものはすべて優れているとの確信が持たれ、
植民地の土着文化を抹殺して、あまねくこれを押し付けようとしたのである。

未開の地に西洋文明の光をもたらすことこそ植民者の重要な使命であるとされ、これが大義名分となった。
しかもこの時代、遅れをとって植民地獲得競争に参入した国々は、スペイン、ポルトガルに対抗するために、
「国際法の父」と呼ばれるオランダのグロティウスが考え出した「先占」(occupation)の原則を大いに活用した。

それは、「たとえその地域を事実上支配する住民がいても、国際法の主体たり得る国家によって支配されていない限り、無主の地であり、
最初に実効支配した国家の領有が認められる」とする原則で、ヨーロッパ諸国が植民地を拡大する際の論拠とされた。

なんのことはない、「西洋文明の国に非ずんば、国家に非ず」というわけで、
たとえ現地の王様が統治していようが、西洋文明の国でない限り、そんなものはお構いなく植民地にしてしまえというのである。
これ又、西洋文明だけしか価値を認めない立場を国際法という形に体現したに過ぎない。

やがて彼らのこの考え方は、ダーウィンの進化論の影響も受けて、「文化進化論」へと理論化され、体系化された。
世界の諸民族は「野蛮」から「半開」そして「文明」への進化の道を歩む。
その過程では激しい生存競争が展開されて、「文明開化」に失敗した民族には「減種」
すなわち民族としての存続そのものの危機が待ち受けている。
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