[過去ログ] 伊藤和夫の英文解釈36【ビジュアル英文解釈教室】 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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347: 2017/05/27(土)13:51 ID:ayqVhemV0(4/10) AAS
『英文解釈教室』の紹介 (1)
かつて『英語構文演習』という名の英語教材がありました。
伊藤先生によって編纂され駿台英語科で教えられていた内部教材で、前任者鈴木長十先生が編纂された教材『Choice Exercise』と並んで、
駿台英語科の二枚看板でありました。
伊藤先生は1966年4月駿台で教鞭をとり始め、たちまち評判となりましたが、
1977年1月その講義内容のほとんど全てを参考書『英文解釈教室』として、世に問いました。
これは英語受験参考書の歴史を大きく書き換えた書物で、それまで主流であった英文解釈参考書、
例えば山崎貞『新々英文解釈研究』を書棚から駆逐し、
以降出版された全ての英語参考書に影響を与えました。そのインパクトを越えるものはいまだ存在していません。
もっとも、この参考書は"光明"とともに"暗闇"をももたらしました。
「力がつく前に力尽きる」-これが当時この参考書に与えられた一般的な評価でした。
東大や京大受験者など高い学力の受験生から、崇拝にも似た支持を集めるとともに、
はるかに多くの「挫折者」を生み出した参考書でもあったのです。
本書は文法的なまとまりによって配列され、本編解説とその例示としての2,3行の「例文」、
やや長めの「例題」という順に配置されていましたが、
「例題」に当たるものが『英語構文演習』の課題文、
「例文」が各課題文の後にFor Studyという表題でいくつか挙げられていた短文
に相当しました。本編解説が講義内容にあたります。
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