[過去ﾛｸﾞ] ゴー宣道場 197 (1002ﾚｽ)
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701(1): 2019/01/03(木)16:33 ID:yxDuFuDj(2/3) AAS
>>698の続きだが、ちょっと酔っ払っている。
小林の平和とは、殻に閉じこもった一国の内に篭った安全保障のレベルなのだ。
一国が、平和の前提とは、隣国に脅威いになるような国がない。自国が一国の力で守れるような国力を持つ大国であること。
自国において資源を賄えるか、敵対国に簡単に遮断されような長いシーレーンを持たなくとも原材料が輸入でき、製品が輸出できるような
原料生産地と市場が隣接していなければならない。日本の場合は、経済大国であっても資源、市場に恵まれない地理的環境にある。
だから、永田鉄山は、日本が自立するには、自給自足圏（アウタルキー）を今の中国のように獲得しなければならないと考えた。
後に永田の後輩達が、日米戦争を意識して東南アジアの資源を求めて「大東亜共栄圏」という自給自足圏を広げていった。
しかし、艦隊決戦に拘り、通商破壊戦というシーレーンを寸断する考えは、攻めも守りも考えなかった。
ある戦争経験者曰く「シーレーン防衛まで日本一国の国力では、手をまわせなかった」なんだそうだ。
小林が、アメリカの影響を排除した単独自主独立の理想を実現するには、永田鉄山ほどの戦略構想が必要になるだろう。（日本の人口を三千万人位に減らすという方法もある）
しかし、周辺外部環境の現実という壁と現在の日本国民のコンセンサスを得るという壁を突破しなければならない。
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