平和憲法があるのに何故中国は侵略して来るの? 3 (803レス)
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31: 02/08(木)09:48 ID:A8kSYouu(1/2) AAS
戦前の日本陸軍の仮想敵は、ソ連でした。その為でもあるがソ連の駐在武官が多かったようです。
敵を知ることが大事だったからです。ところが、日本人特有の情緒性なのか好意的に感情移入し、
敵に取り込まれてしまう者が多かったようです。日本に帰国して上官に報告しても、軍事的に
ソ連軍を分析したことは報告しても、総体的には「アバタもエクボ」のバラ色のような印象観で
語ったようです。その奥は共産主義に好意的な心象に映った報告と捉えた上官もいたはずです。
又、頭山満や近衛篤麿のようなアジア主義者達も、中国に同情するあまり日本の国益を度外視して、
中国の革命の為に全てを捧げるようになりました。日本人は、外国のプロパガンダに乗せられやすい
体質を持っているようです。社会党の北朝鮮訪問団は、金日成が作ったポチョムキン村に感動し、
騙され「地上の楽園」と日本国内で宣伝しました。敵を知ろうとしても、敵の映る姿に好意的に
感情移入すれば、敵のコントロール下に身を置いてしまうことになります。
故に私は、専門の国や地域に好意的に感情移入した専門家の話は、信用しません。出来る限り、
裏を取るようにしています。現在のカオスのような世界情勢を作った源流を探求していますが
ソ連崩壊と湾岸戦争によるアメリカを中心とした有志連合が、ワンサイドゲームのように勝利することで
驕り高ぶったネオコンが台頭し、世界に自分達の信奉する価値観を押し付け始めたことにあると思います。
彼らの主張する「多様性」とは、自分達が信奉する価値観で染め上げた統一世界ということになります。
永田鉄山は第一次大戦の観戦武官でした。ベルサイユ条約によるドイツに課せられた天文学的賠償金に
驚き、「必ず、ドイツは、数十年後に復讐に立ち上がる」と予言し、日本もその時の大戦に備えて、
「国家総力戦体制」にしなければならないと決意してます。つまり、勝ち誇り、驕り高ぶった
敗者に対する容赦のない政治行動が復讐を生み、悲劇の連鎖を生むということです。
そういう意味では、ヒトラーもプーチンも、因果律という方程式のようなものの手の平で
動いたことになります。戦争を「悪」と「正義」に分けたところで、歴史の中の因果律は平等だったりします。
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