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葉鍵キャラを性別反転させてみよう!その16 (893レス)
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: 正暦1016/04/02(土) 02:20:45
ID:0TjGaCpj0(5/12)
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274: [sage] 正暦1016/04/02(土) 02:20:45 ID:0TjGaCpj0 「言ったそばからあんたは!」 「ちょっ、待てって!…今まではバレないように見え辛くしてただろ? だから、女になってからのお前の顔、はっきり見た事無いからよ。駄目、か?」 雄二とこの部屋で話を始めてからも、俺はベッドの上で体ごと顔を雄二から背けていた。 後ろめたさか、先の惨めな感情からか定かじゃなかったが、それは無意識にやったことだった。 語り手はタマ姉が買って出たので俺は相槌を打つだけ。 それも、むこうが見たいと言うなら拒む理由も無い。 「タカ坊…」 下ろした前髪を左右に分けて見せる。 「――――――ぁ」 雄二は言葉もない、といった表情を浮かべる。 俺も今の自分の顔はじっくり覗いたことは無いので、さぞかし違和感でもあったのだろう。 あんまり長く固まって黙りこくっているので俺は了解なしに添えた手を下ろす。 「これで満足か?」 「―――あ、ああ。た、確かに貴明だぜ、その顔立ちは。 なんっつーか、き―――いや、なんでもねぇ」 動揺しながら言いかけたことを口篭もる。その内容に些かの興味もあったがそれ以上に 雄二の反応が俺という存在への認識を物語っていて、悲しかった。 「そ、それで、貴明のウチでの立場はどうなんだよ?もう隠す必要なくなったんなら メイドの真似事させる必要もないんだろ?」 「そうねえ…今はお父様方も遠方に出払っているからこそタカ坊を使用人として誤魔化すことも 出来ていたけど、それが居候となると…思わしくないわね。 私が当主だったら居候のひとりやふたり誰にも文句は言わせないのだけど」 「続けるよ、俺。使用人の仕事」 姉弟で唸っていた所の、その申し出に二人とも「えっ」という顔で見上げてきた。 「衣食住与えてもらってるからな。なにか手伝いでもやってないとバチが当たるってもんだ」 「タカ坊が気にする事じゃないわ。 生活費だって小父様から預かっているのを充てているだけなのよ?」 「いいんだよ。俺がやりたいってだけなんだから」 やること与えられてる内は何も考えなくていいからな…。 「……いいのかよ」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1110339530/274
言ったそばからあんたは! ちょっ待てって!今まではバレないように見え辛くしてただろ? だから女になってからのお前の顔はっきり見た事無いからよ駄目か? 雄二とこの部屋で話を始めてからも俺はベッドの上で体ごと顔を雄二から背けていた 後ろめたさか先の惨めな感情からか定かじゃなかったがそれは無意識にやったことだった 語り手はタマ姉が買って出たので俺は相槌を打つだけ それもむこうが見たいと言うなら拒む理由も無い タカ坊 下ろした前髪を左右に分けて見せる ぁ 雄二は言葉もないといった表情を浮かべる 俺も今の自分の顔はじっくり覗いたことは無いのでさぞかし違和感でもあったのだろう あんまり長く固まって黙りこくっているので俺は了解なしに添えた手を下ろす これで満足か? あああた確かに貴明だぜその顔立ちは なんっつーかきいやなんでもねぇ 動揺しながら言いかけたことを口篭もるその内容に些かの興味もあったがそれ以上に 雄二の反応が俺という存在への認識を物語っていて悲しかった そそれで貴明のウチでの立場はどうなんだよ?もう隠す必要なくなったんなら メイドの真似事させる必要もないんだろ? そうねえ今はお父様方も遠方に出払っているからこそタカ坊を使用人として誤魔化すことも 出来ていたけどそれが居候となると思わしくないわね 私が当主だったら居候のひとりやふたり誰にも文句は言わせないのだけど 続けるよ俺使用人の仕事 姉弟でっていた所のその申し出に二人ともえっという顔で見上げてきた 衣食住与えてもらってるからななにか手伝いでもやってないとバチが当たるってもんだ タカ坊が気にする事じゃないわ 生活費だって小父様から預かっているのを充てているだけなのよ? いいんだよ俺がやりたいってだけなんだから やること与えられてる内は何も考えなくていいからな いいのかよ
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