[過去ログ] 葉鍵キャラを性別反転させてみよう!その16 (893レス)
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820: 2005/05/15(日)14:40 ID:RI/Hvnjs0(6/14) AAS
それは例えば更衣室の中で―――
クラスの女子は俺の持っていた予備知識以上にあけすけで、彼女たちが着替るなか、
俺はロッカーと睨めっこしながら努めて無心で着替えることを強いていた。
女子更衣室とはいえ十分な広さがある筈もなく、隣の子の素肌と素肌が接触することが
何度も起き、俺はその度に身を強張らせてしまい女子から訝しげな視線を送られる。
先日なんかは「河野さん突撃レポーぉト!」とかいって下着の上から胸を鷲掴みにされた。
その時の俺は、突然胸を握られたこととか、すぐ真後ろから香ってくる女の子の匂いだとか、
落ち着け、と自分に言い聞かせるより先に頭の中が真っ白になって、その子を跳ね除けてしまった。
その子や俺を取り巻いていた女子も、その時はおふざけが過ぎた、と苦笑して場を流したが
結果として女子からの不信に拍車を掛けたことだろう。
省17
821: 2005/05/15(日)14:46 ID:RI/Hvnjs0(7/14) AAS
じゃあ、とばかりに俺が弁当を持ち出して長瀬と向かい合うように座る。
食べ始めてからも、どう切り出したら良いか頭を働かせている間に長瀬が一つ目のパンを
食べ終えてしまった。
マズイ!早くとっかかりを得ねば…と焦っていると長瀬がナニヤラちらちらとこちらを
窺っているのに気付く。視線の先は……俺の弁当。
「ああ…食べるか?分けてやるよ」
「別に…っ、そんな…つもりは……」
「いいっていいって。そら、割り箸」
「う、うん………………あ…おい、しい…」
「口に合ってよかったよ。まだ三、四人にしか食ってもらったことないから」
省17
822: 2005/05/15(日)14:46 ID:RI/Hvnjs0(8/14) AAS
「執事ねぇ……やることはそう変わらないんじゃないかな?ただ何となく主人の側を
 離れない、みたいなイメージあるよな。
 でもやっぱ同じかもしんない。身の回りの世話したり、雇い主の送り迎えやったり」
「楽しい?」
「楽な仕事なんて無いと思うけど…けどこうして上達した料理誉めてもらうのは悪かないよな」
「そう」
「興味でもあるのか?」
「別に…」
「そうか……?」
「…………忠告しておくけど」
省22
823: 2005/05/15(日)14:48 ID:RI/Hvnjs0(9/14) AAS
「なぁ長瀬。十波って知ってるか?」
「なっ―――なんであんたが知ってるのよっ!?」
ガタンと椅子を押し退け立ち上がる。
教室にいた連中も何が起きたか解らずに視線だけが集まった。
長瀬も、それに気付き脱力したように腰を落す。
「もしかして…そっちが地なのか?」
「知らないわよそんなことっ。それより!どうしてその名前を知ってるのよ?」
ここが本当の境界。これ以上踏み込んでしまえば確実に怪しまれる。
俺は心のどこかで知られたがっていたと言うのだろうか?
この口が止まることは無かった。
省17
824: 2005/05/15(日)14:54 ID:RI/Hvnjs0(10/14) AAS
何かがおかしい。
じっとり厭な汗をかいた自分の手を見る。自分の体なのに妙に朧げで頼りなく見えた。
どうしようもなく不安に陥っていく。けど、どう確かめたら良い?
とぼとぼと昇降口から抜けると、遠くの方に場違いな容姿の女性を見つける。
イルファさんだ。大方珊瑚ちゃんと瑠璃ちゃんを待っているのだろう。
……そうだ!イルファさんなら、きっと…!
思い立ったが駆け足で彼女の元に駆け寄った。
「イルファさん。珊瑚ちゃん達のお迎えですか?」
「まあ貴子さま。今日はお二人とも早めに帰ると言っておりましたので、こうして…」
「ご苦労様です。ところでイルファさんに訊きたい事があるんですけど…」
省20
825: 2005/05/15(日)15:03 ID:RI/Hvnjs0(11/14) AAS
―――俺が、いない?河野貴明が?そんな、バカなこと!!
やがて足が止まる。息をするのも苦しいほど胸が痛い。
これっぽっちしか走ってないのに、この息の上がりよう。
精神的にまいっているのは明らかだ。
酸素不足の眩暈も収まり、改めて周囲を見渡すと俺は自分の家の垣根に背を預けていたのだ。
無意識の内に、俺自身のルーツを求めていたのか…。
縋るような想いで、予め持ち歩いていた鍵を使い久方ぶりの我が家に帰る。
アルバム!あれなら!
本棚を荒らしながら必死にアルバムを探す俺は、もはや半泣き状態。
「…見つけた」
省21
826
(1): 2005/05/15(日)15:27 ID:cf7q2Xbe0(2/3) AAS
>>807
(省略されました続きを読みたければココを一秒間に十八連打してください)
無理ww
827: 2005/05/15(日)15:28 ID:RS6YklCD0(1) AAS
>>815-825
メイドと学生の二重生活も始まってドタバタマターリ…と思いきや
なんかいきなり急展開!?
828: 2005/05/15(日)15:29 ID:cf7q2Xbe0(3/3) AAS
>>826

×>>807
>>814
829: 2005/05/15(日)15:30 ID:RI/Hvnjs0(12/14) AAS
電話は………通じなかった。
何度もメモを確認して、何度も掛け直しても、電話は通じない。
おそらくはまた別の地域、あるいは別の国に飛んで連絡先が変わったのだろう。
これ以上誰に縋れと云うのか。
誰でもいい!俺を貴明と呼んでくれる奴は……。
自然と、この指は向坂家の番号を押していた。
この時間、果たして雄二かタマ姉は家に戻っているだろうか…。
「たのむ、たのむ、たのむ…!出てくれよっ」
[はい、もしもし]
「っっ、雄二か!?」
省19
830
(1): 2005/05/15(日)15:31 ID:RI/Hvnjs0(13/14) AAS
なに言ってんだこの男?
こいつを含め、どう見ても俺より一回り年上なのに。とても高校生には見えないぞ。
「へっへぇ、そいつぁイイ。アッチもさぞやお盛んなんだろうなあ」
「なぁ、ちょっとオレタチに付き合えよ。極楽見せてヤんぜ?」
バカバカしい。相手にしてられるか。
男たちの間をすり抜け、ようとしたが腕を掴まれ強引に壁に押し戻される。
「逃げられっと思ってんのか?ああ!?」
「はな、っせ!!この!」
「おい。口塞げ。あそこに連れてくぞ。車回せ」
俺を知ってると言ったリーダー格の男に従って、一人が俺を抑え、もう一人はどこかに
省2
831: 2005/05/15(日)15:32 ID:RI/Hvnjs0(14/14) AAS
AA省
832: ひとつになる想い 2005/05/15(日)22:39 ID:ckuYGMhq0(1/22) AAS
「……」
 午前1時30分。僕の部屋は、エアコンの微かな唸りだけが響いている。
 本当ならもうとっくに寝てる時間だけど、僕の目は完全に冴えている。それというのも、さっきまで
僕が置かれていた状況が原因だと思う。
「ゆうのことはもう大丈夫……だよね」
 もう何があっても、僕が傍にいる限り、ゆうは自分を保っていられる――多分。
 少なくとも、目覚まし時計で大見得を切った以上、僕は彼女の支えでなければならない訳で……。
今はどうにか、それは達成されてる。
(それに、ついさっきのことだし)
省12
833: ひとつになる想い 2005/05/15(日)22:39 ID:ckuYGMhq0(2/22) AAS
「もう止めよう。ゆうもそろそろお風呂から上がる頃だし」
 無理に、考えを全く関係ないことに向ける。
 駅前から一緒に帰って来た時、僕たちふたりは寒さで震えていた。だから、ゆうに先に入浴するように
勧めたんだけど、彼女は「あなたはずっと外にいたんだから」と言って、僕に譲ってくれた。
 おかげで僕は助かった……1日中あの寒い中にいたんだ。お風呂のあったかいお湯でどうにか
生き返って……で、今はゆうが入って――。
 その時、トントン、とドアがノックされた。
「雪弥、まだ起きてる? いいかしら?」
 ゆうだった。噂をすればなんとやら。お風呂から上がったんだ。
 エアコンのある部屋とは違って廊下は寒いから、早く入れてあげなきゃ。
省9
834: ひとつになる想い 2005/05/15(日)22:41 ID:ckuYGMhq0(3/22) AAS
「私を、抱いて……」
「えっ、ええっ?」
 えーと……抱いて、って、それはあの……エッチなことをして欲しい、ってことだよね?
「あ、あのさ……まだ不安なのかな? その、僕じゃ……」
 あの目覚ましに吹き込んだ約束だけじゃ安心できなかったから、ゆうはいきなりそんなことを
言い出したのかもしれない。混乱しながらもそう結論づけた僕は、そう聞いていた。
「ううん、違う」
 でも彼女は、僕の胸元に顔を埋めたまま、首を横に振る。
「私は、雪弥がいれば平気よ。でも、やっぱりまだ怖い。秋人さんが……どうなっちゃうのかが」
 そう。僕も今の今まで、そのことを考えていた。父さんのこと。心配でたまらなかった。ゆうの心を
省6
835: ひとつになる想い 2005/05/15(日)22:41 ID:ckuYGMhq0(4/22) AAS
 何も身に着けずに、美しい裸体を僕に晒すゆう。
(綺麗だ……)
 顔立ちはもう言うまでもないし、形の整った胸も、細い腰や手足も、ふっくらとしたお尻の部分も、
滑らかな肌も、何もかもが綺麗だった。
「ゆ、雪弥も脱いで。私ばっかり恥ずかしい……」
 僕の舐めるような視線に気づいたのか、ゆうが消え入りそうな声で訴えた。
「う、うん」
 僕もぎこちなく応じると、着ていたねこ柄の寝間着を脱いだ。そして下着も、全部。これで条件は
ゆうと同じ。恥ずかしいのもゆうと同じだけど。
省12
836: ひとつになる想い 2005/05/15(日)22:43 ID:ckuYGMhq0(5/22) AAS
「んんんっ……はぁっ、はっ……んむうっ……」
 ゆうの甘く色っぽい吐息が、合わさった唇の間から漏れる。それでますます淫らな気分になって、
より激しく舌を絡め、しまいにはお互いの口の中まで貪った。
 そうして、溶けるようなキスを終えて唇を離した時、唾液の糸が僕らを繋いで、崩れ落ちた。
「凄いや。余計ドキドキしてきちゃったよ」
「私も……」
 とか言いながらも、僕はそれ以上を求めてて、手がゆうのおっぱいを包み込む。
「あ……やあぁ……」
 半球の膨らみに指がめり込み、形を大きく変える。柔らかいのに弾力があって、僕の指を押し返そうと
抵抗する。
省13
837: ひとつになる想い 2005/05/15(日)22:43 ID:ckuYGMhq0(6/22) AAS
「ああっ、ヤダっ! やめてぇっ!」
「ごっ、ごめんっ!」
「あっ、違う……もっと、して欲しい……」
 嫌がるように叫んだから、てっきり痛かっんだと思ったけど……。でも、まだ慣れてない僕の愛撫で
感じてくれて、求められるのは嬉しい。
「じゃあ、こっちも……」
 再び乳首にキスをするのと同時に、僕の手はゆうの下半身へと伸びた。
「そ、そこはっ……!」
(濡れてる……)
 ちょっと触っただけでもわかった。ゆうのそこは、もう熱く湿っていた。
省12
838: ひとつになる想い 2005/05/15(日)22:44 ID:ckuYGMhq0(7/22) AAS
(女の子って、こんなに感じるんだ……)
 この前――僕らが初めて結ばれた時、ゆうはこんなには乱れなかった。僕が下手だったのはもちろん
だけど、とにかくひとつになることを急いで、こういった前座をおざなりにしていたからだろう。
 だから、僕はその轍は踏むまい、と思った。もっとゆうを気持ち良くしてあげたい。
 それに……僕も見たかった。ゆうの全てを。ゆうが僕の行為で感じてる姿を。
 いったん身体を離し、はぁはぁと切なく息を吐くゆうを見下ろす。そして僕は、彼女の両足を掴んで、
左右に大きく広げた。
「なっ、なにするのっ!? は、恥ずかしい……っ!」
「ゆうのこと、もっと良く見たいから……」
 薄く生え揃ったヘアーは丘の部分をうっすらと覆ってて、「飾り毛」という呼び方がピッタリだと思う。
省13
839: ひとつになる想い 2005/05/15(日)22:45 ID:ckuYGMhq0(8/22) AAS
「んっ、あっ! やっ、ちょ、ちょっとおっ――はんっ!」
 わざと音を立てて嚥下する。それだけじゃなくて、溢れた蜜も舐め取って、さらには膣内への入り口や、
小粒の真珠を思わせる秘芯にも刺激を与える。
「ひゃああっ! あはぁっ!」
 僕は興奮しきっていて、獣のようにゆうの女性器を貪っている。でも、頭のどこかでは冷静さがまだ
残っていて、どうすればゆうを満足させてあげられるかを考えていた。だから、一番敏感なクリトリスを
重点的に愛撫する。
「やああっ……だっ、ダメえっ! イッちゃうっ! これ以上はダメよっ!」
(あ……そろそろ、なのかな?)
 僕でも、女の子をイカせることができるんだ。男として、ちょっとだけ誇らしくなった。そして本当に
省13
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