[過去ログ] ToHeart2 SS専用スレ 15 (734レス)
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476: かみさまがくれたもの 2006/07/22(土)02:50 ID:PyqE/Y+V0(1/13) AAS
うう、後編完成しますた。
寝る前に投下して行きます。
これは>>436-445のSS、「かみさまがくれたもの」の後編です。
それでは、ゆるゆると落とさせていただきます。
477: かみさまがくれたもの〜後編(1/11) 2006/07/22(土)02:53 ID:PyqE/Y+V0(2/13) AAS
俺はどうして、姫百合家の風呂場で裸のイルファさんに絡み付かれてるんだろ?
すべすべのイルファさんの肌が、泡の力を借りてぬるぬるとあちこちを這い回る。
イルファさんの髪が、指が、太ももが、ぴんと勃った乳首が、張りのある胸が……
石膏に固められたように動けない俺の背中、腕、首筋、胸、腹、脚を……
頭の芯に靄がかかってしまったように、なにも考えられない。
ただ、イルファさんに触れられている部分だけがひどく、熱く感じる。
もう、身体は完全に彼女に魅了されていた。
何故、イルファさんはオレに触れてはくれないのだろう?
欲しい、欲しい、欲しい、彼女が、欲しい。
省14
478: かみさまがくれたもの〜後編(2/11) 2006/07/22(土)02:55 ID:PyqE/Y+V0(3/13) AAS
イルファさんはゆっくりと俺の耳を解放すると、囁くようにこう言った。
「ミルファが、羨ましいから。」
そして、今度は左の耳が、彼女の舌の蹂躙を許す事になった。
それは……きっと事実だ。
なんとなく、俺はそれを確信していた。
イルファの夏休みSS 「かみさまがくれたもの 〜後編〜」
「どうして……こんな……コトを……イルファ……さん」
ぴくん
省11
479: かみさまがくれたもの〜後編(3/11) 2006/07/22(土)02:57 ID:PyqE/Y+V0(4/13) AAS
「貴明さん……ちゅ〜ではなく……キス、ですよ……」
はむっ……
はじめは優しく、擽る様に。
次第に、じっくりと、ゆっくりと、味わう様に。
もう……オボれたい……
……ダメだ……オちる……
「はふぅ……気持ち……いいです……」
……気持ち、いい?
「本当に?」
省14
480: かみさまがくれたもの〜後編(4/11) 2006/07/22(土)02:58 ID:PyqE/Y+V0(5/13) AAS
「イル……ファ……」
俺はそっと、彼女の背中に手を回す。
こくり、と頷くイルファ。
そっと、震えるその身体を抱きしめる。
ゆっくりと、ゆっくりと……
ぶるっ……
「あ……あ……ああ……っ」
喘ぎながら、少しずつイルファが腰を、下ろしていく。
省11
481: かみさまがくれたもの〜後編(5/11) 2006/07/22(土)03:00 ID:PyqE/Y+V0(6/13) AAS
イルファのナカに、出たり入ったりするごとに。
じり、じりと。
背筋から這い上がるように、ナニかが近付いてくる。
決して激しくなんかしていないのに……
……耐えられない……
イルファが少し、俺から顔を離した。
妖艶な微笑を浮かべた口元が、声にならない言葉を紡ぐ。
『た・か・あ・き・さ・ん……あ・い・し・て・い・ま・す……』
「……っく!」
省11
482: かみさまがくれたもの〜後編(6/11) 2006/07/22(土)03:01 ID:PyqE/Y+V0(7/13) AAS
ぐったりと、本当にぐったりと、俺はイルファの胸に顔をうずめた。
大きく、息を一つ吐き出す。
呼気と一緒に、一気に体外に緊張感が放出されるようだ。
静かな、でもひどく充実感のあるセックスだったな……
優しく、抱き締めてくれる彼女に、フレンチキスを一つ。
何故か彼女が泣いている気がして、目尻にももう一つ、キスをした。
そうしてようやく、イルファはずっと俺に押し付けていた身体を起こした。
ごぽっ……
……名残を惜しむように、ゆっくりと離れたイルファの奥から、音がするほど大量の白濁が零れ落ちた。
省11
483: かみさまがくれたもの〜後編(7/11) 2006/07/22(土)03:02 ID:PyqE/Y+V0(8/13) AAS
「当たって……マスよ?」
「何が、ですか?」
してやったりと言う風に、すまし顔になるイルファさん。
更に、こりこりとした乳首で俺の背中をイタズラしはじめる。
む〜〜、完全に遊ばれてるな〜〜。
仕方が無いので……
俺は黙って遊ばれている事にした。
「はぁ〜〜い、綺麗になりましたね〜〜☆」
しゃしゃしゃ〜〜っ……
省17
484: かみさまがくれたもの〜後編(8/11) 2006/07/22(土)03:06 ID:PyqE/Y+V0(9/13) AAS
お湯のところどころに浮いている花びらを集めて、イルファさんは俺に差し出した。
うん。確かにいい香りがするなぁ。
でも。
「でも、イルファさんとこんなコトしてると、ドキドキしちゃって落ち着かないよ〜」
……。
瞬転。
イルファさんの表情がすっと引き締まる。
「本当に……?」
「え……?」
省15
485: かみさまがくれたもの〜後編(9/11) 2006/07/22(土)03:08 ID:PyqE/Y+V0(10/13) AAS
それしか、出来ないような気がしたから。
次の日の朝……
「おはようございまーす! 朝ですよー!!」
何事も無かったように。
そこには明るいいつものイルファさんがいた。
「ミルファちゃんも帰ってきましたよー!」
「もう! シルファがって言ってたのに、なんでイル姉が居るのよ!!」
ドアの向こうからはいつもの喧騒。
ミルファが噛み付き、イルファさんがいなす。
省13
486: かみさまがくれたもの〜後編(10/11) 2006/07/22(土)03:09 ID:PyqE/Y+V0(11/13) AAS
俺の心臓が、一つ大きく高鳴った。
妙にゆっくりとした時間が流れる中……
イルファさんの口が、しずかに、声にならない言葉を紡いだ。
『ま・た…………だ・い・て・ね』
〜〜終わり☆
ミルファと一緒に、家への帰り道。
「さてと……」
ごそごそ。ごそごそ。
川原の道に差し掛かったとき、ミルファが背負っていた大きな荷物を開きはじめた。
省8
487: かみさまがくれたもの〜後編(11/11) 2006/07/22(土)03:11 ID:PyqE/Y+V0(12/13) AAS
いきなりなんですか、その気持ちの悪い敬語は?
「つかさぁ……」
お前が持ってるソレ……なんか豪くごつい銃に見えるんですけど。
ライフルって言うのもおこがましいと言うか……
「それ、何?」
ミルファは無言で特大の弾巣を取り出し、「ソレ」に装着した。
今の、コッキングレバーのとんでもなく長いストロークは、何を意味するんだろう??
そして『にっこり』と満面の笑みを浮かべた。
「見てお解りになりません? クルスガワAMT−08、20mmアンチマテリアルライフル。戦闘ロボット
省8
488(3): かみさまがくれたものの人 2006/07/22(土)03:16 ID:PyqE/Y+V0(13/13) AAS
むー、やっぱ恥ずかしいっすね。
ともあれ、イルファでアダルトSS、いかがだったでしょうか。
それにしても私はミルファメインで書いているはずなのに、何故イルファのアダルト版を
先に書く事になったんだろう??
いや勿論イルファもシルファもすきすきすき〜ですけどね。
とりあえずこれにてイルファ3部作w終わりになります。
またちょぼちょぼと書いたら(今度はミルファメイン!)投下しに参ります。
ではでは、お目汚し失礼いたしました。
おやすみなさ〜〜い♪
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