@@@ザ・モップスPART3@@@©2ch.net (452レス)
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383: 伝説の名無しさん [sage] 2023/01/21(土) 01:24:10.02 >>382の続き まるで乱立していたG・S全盛期、だせばレコードはなん十万枚も 売れる時代でした。歌もひどく、演奏もひどく、それでもキャーキャーと さわがれるグループのレコードは常に好セールスを記録していたのです。 モップスの存在は、そうした、スター・グループの一群からは一歩しりぞいた ところに存在し、ひそかに一線の人気を持つべく待期していました。 とうとうそうした意味での成功はかないませんでしたが、それだけに、 このグループの解散はおしまれてなりません。モップスの出現は、日本に、 おける、ロック・ミュージックの向上、そして、ロック・ミュージシャンの 芸能界における社会的地位の向上に寄与したグループとして、高く評価 されています。 アンダーグラウンドでしか、認められなかった、ロックをオーバー・グラウンド へともっていった、意義は大きく、その恩けいは、今のミュージシャンが大いに 感謝している筈なのです。モップスのシングル盤のヒット曲の中には、ずい分と、 ユニークなものがあります。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/legend/1457985524/383
384: 伝説の名無しさん [sage] 2023/01/21(土) 01:45:21.55 >>383の続き そのいずれもが、当時のレコード界に新鮮な印象を浴びせたのは当然で、更には、 新しい音楽の分野を確立し、音楽層を広げてくれたことは、まぎれもない事実です。 「月光仮面」のあの痛烈な、ユーモアとロックとの融合、そして「たどりついたら、いつも 雨降り」の楽しいロックン・ロール、「朝まで待てない」の気持のいいロック風・流行歌、 「森の石松」のあのさえわたった、センスのよさ、など、数えたらキリがありません。 アルバムでも種々の挑戦をやってのけました。特に印象に残るのは、「モップスと十六人の 仲間」というアルバムです。吉田拓郎の曲、井上陽水の曲、かまやつひろしの曲、などと、 友人たちのつくった曲をモップス流に料理してヒットさせました。こうしたアイデアも、 長いロック生活の中でつちかわれてきた、交友の巾広さと、信頼があればこそのことです。 あたたかい、スタッフと、あたたかいファンとにかこまれて、モップスはこの7年間、 自由に、のびのびとロック活動をしてきたのです。いろいろなこともあったのですが、 強い団結力と、トータルなロック思想が上手く重なりあって、解散しても、そのかがやきは なくなることなく、ファンの胸にやきつづけることでしょう。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/legend/1457985524/384
386: 伝説の名無しさん [sage] 2023/01/21(土) 22:33:36.78 モップス7年間の軌跡(>>381-385の続き) グループ・サウンズ―日本の音楽界でこれほど大規模で熱狂的なブームが あっただろうか。昭和42年、そのグループ・サウンズの全盛期にあたる。ブルーコメッツ、 スパイダースに続けと各レコード会社は、その大半がグループ・サウンズ中心の方向へと走った。 このブームは、音楽界のみならず、社会的にもいろいろな影響を与え、逆にいろいろな批判あびた。 その全盛期、42年11月5日、モップスという、1グループがデビューした。「朝まで待てない」 (阿久悠作詞、村井邦彦作曲)数限りないグループの中でこのデビュー当時から、何か他の連中と 異質なものを感じさせたモップス。それまでのグループに見られたスター的存在になる メンバーもいず、ましてやルックスのよさもない。名前もモップス―。 しかし、音楽面に関しては、いち早く、サイケデリック調と呼ばれ、一部に高い評価をえた。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/legend/1457985524/386
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