@@@ザ・モップスPART3@@@©2ch.net (450レス)
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386(2): 2023/01/21(土)22:33 AAS
モップス7年間の軌跡(>>381-385の続き)
グループ・サウンズ―日本の音楽界でこれほど大規模で熱狂的なブームが
あっただろうか。昭和42年、そのグループ・サウンズの全盛期にあたる。ブルーコメッツ、
スパイダースに続けと各レコード会社は、その大半がグループ・サウンズ中心の方向へと走った。
このブームは、音楽界のみならず、社会的にもいろいろな影響を与え、逆にいろいろな批判あびた。
その全盛期、42年11月5日、モップスという、1グループがデビューした。「朝まで待てない」
(阿久悠作詞、村井邦彦作曲)数限りないグループの中でこのデビュー当時から、何か他の連中と
異質なものを感じさせたモップス。それまでのグループに見られたスター的存在になる
メンバーもいず、ましてやルックスのよさもない。名前もモップス―。
しかし、音楽面に関しては、いち早く、サイケデリック調と呼ばれ、一部に高い評価をえた。
387(2): 2023/01/21(土)22:52 AAS
>>386の続き
「サイケデリック・サウンドはサン・フランシスコ産の前衛ロック。幻覚的な音が
妙味となっているが、モップスのデビュー曲、「朝まで待てない」」にも一応それらしき
ふん囲気はでている。それにしても、変わっているのは彼らの服装、メキシカン・ルックに
インディアンスタイル。まったく国籍不明でそんなところになにか“植民地日本”といわれる
要素が感じられる。」(スポーツ・ニッポン、42.11.5)
「それぞれ、個性的なスタイルだがその内容も個性的だろうか」(報知新聞、42.10:23)
「常に意外性を打ち出しながらやっていこうとする一派のグループであることは確かな
ようだ。しかしこういったサウンドが日本の社会機構の中でどう生きながらえてゆくか
疑問は濃い」(B音楽業界紙42.11.1)
省3
391(1): 2023/01/24(火)20:53 AAS
モップスサヨナラ・コンサートより(>>386-390の続き)
最後のG.S.モップス。去る4月23日のサヨナラ・コンサートを文字通り最後に解散した。
昭和42年、あのG.S.全盛期に“朝まで待てない”でデビュー以来実に7年間、彼らは常に
とどまることなく、自己のペースで、それでいて、日本ロック界のリーダー格の道を
歩いてきた。よくある、サヨナラ、コンサートの一種独特の湿っぽさはまるでなく、むしろ
これからの彼らメンバーの4人の旅立ちを、ゲキレイするかの様な、そんな熱気に包まれた、
コンサートであった。
この日、会場の中野サンプラザ・ホールは超満員。そして普通のコンサートよりは幾分、
20才すぎのファンの多かった様である。これも、一つのモップスの歴史の長さを物語って
いるに他ならない。モップスは消えた―けれど、彼らの残した軌跡はこの日本ロック界、
省6
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