@@@ザ・モップスPART3@@@©2ch.net (452レス)
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387
(2): 2023/01/21(土)22:52 AAS
>>386の続き

「サイケデリック・サウンドはサン・フランシスコ産の前衛ロック。幻覚的な音が
妙味となっているが、モップスのデビュー曲、「朝まで待てない」」にも一応それらしき
ふん囲気はでている。それにしても、変わっているのは彼らの服装、メキシカン・ルックに
インディアンスタイル。まったく国籍不明でそんなところになにか“植民地日本”といわれる
要素が感じられる。」(スポーツ・ニッポン、42.11.5)

「それぞれ、個性的なスタイルだがその内容も個性的だろうか」(報知新聞、42.10:23)
「常に意外性を打ち出しながらやっていこうとする一派のグループであることは確かな
ようだ。しかしこういったサウンドが日本の社会機構の中でどう生きながらえてゆくか
疑問は濃い」(B音楽業界紙42.11.1)
省3
388
(2): 2023/01/21(土)23:14 AAS
>>387の続き

といったように、あらゆる意味でそれまでのグループにない要素をもっていると
評価されていた。苦しかったジャズ喫茶時代を乗りこえ、今ここに、モップスが
デビューしたのである。<この時一体誰が、今日のモップスを予期できただろうが。
やがて無数にあった、グループ・サウンズも、2、3年のわずかな間に、次々と、解散して
行った中で、7年間という年月をえて、最後のG・Sと惜しまれることを―>

やがて、スパイダース、ブルーコメッツのグループ・サウンズ時代は、タイガース、
テンプターズといった若いG・Sに変わり、第二期のグループ・サウンズ時代へと
入っていった。そんな時代にも、常にそして着実に伸びていったモップス。43年、
3月「ベラよ急げ」、8月「お前の全てを」、デビュー盤ほどの売り上げはなかったにして
省4
391
(1): 2023/01/24(火)20:53 AAS
モップスサヨナラ・コンサートより(>>386-390の続き)

最後のG.S.モップス。去る4月23日のサヨナラ・コンサートを文字通り最後に解散した。
昭和42年、あのG.S.全盛期に“朝まで待てない”でデビュー以来実に7年間、彼らは常に
とどまることなく、自己のペースで、それでいて、日本ロック界のリーダー格の道を
歩いてきた。よくある、サヨナラ、コンサートの一種独特の湿っぽさはまるでなく、むしろ
これからの彼らメンバーの4人の旅立ちを、ゲキレイするかの様な、そんな熱気に包まれた、
コンサートであった。

この日、会場の中野サンプラザ・ホールは超満員。そして普通のコンサートよりは幾分、
20才すぎのファンの多かった様である。これも、一つのモップスの歴史の長さを物語って
いるに他ならない。モップスは消えた―けれど、彼らの残した軌跡はこの日本ロック界、
省6
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