@@@ザ・モップスPART3@@@©2ch.net (452レス)
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389
(2): 2023/01/21(土)23:39 AAS
>>388の続き

<そのころ、(43年、春)岡林、高石友也をはじめとする、フォーク・ブームがまきおこった>
やがて、かつて、G・Sブームの時のように、フォーク、フォークと若者たちの音楽は変わっていった。
そして、46年、夏、吉田拓郎が現れ、ますます、、フォーク一色となっていったのである。
「生き残ってしまったモップス、一体あなた達は誰に向って何を歌うのでしょう」
(スポーツ・ニッポン4、23)

ジャズ喫茶はコンパに変わりあのはなやかなG・S時代は完全に消えてしまった。
しかし彼らは、彼らなりに何にまどわされることなく、音楽を追求していった。
ブームは去っても彼らに終わりはなかった。あの、後楽園球場での“グランド・ファンク・
レイルロード”の前座として堂々と、「御意見無用」をうたった時も、三越の屋上ステージで
省6
390
(1): 2023/01/22(日)00:04 AAS
>>389の続き

一方リーダーのヒロミツは、TVドラマ、CMと、幅広く活動。けれど収入はほとんどが
グループの音楽の研究費にしたとか。星勝もアレンジを手がけるなど、地道ながらも
常に前進していった。デビュー当時のあの異様な星勝のヒゲもメガネも、今は珍しくは
ない時代になった。アマチュア時代を入れると8年 今、モップスは完全燃焼した。

リーダーのヒロミツが言う。「ギターの星勝、ドラムスのスズキミキハル、ベースの三幸太郎、
ひとりひとりが全員の目標だった世界に通用するアーティストになったんです。リード・
ヴォーカルの僕だけが世界に通用するまでいたらなかったんです。彼らの出発はこれからだ。
オールラウンドな役者になるというヒロミツ、すでに作曲、アレンヂで高い評価をえている星勝、
日本のアーティストはいつか世界に出るその時は俺が一番ノリと意気込むベースの太郎、
省5
391
(1): 2023/01/24(火)20:53 AAS
モップスサヨナラ・コンサートより(>>386-390の続き)

最後のG.S.モップス。去る4月23日のサヨナラ・コンサートを文字通り最後に解散した。
昭和42年、あのG.S.全盛期に“朝まで待てない”でデビュー以来実に7年間、彼らは常に
とどまることなく、自己のペースで、それでいて、日本ロック界のリーダー格の道を
歩いてきた。よくある、サヨナラ、コンサートの一種独特の湿っぽさはまるでなく、むしろ
これからの彼らメンバーの4人の旅立ちを、ゲキレイするかの様な、そんな熱気に包まれた、
コンサートであった。

この日、会場の中野サンプラザ・ホールは超満員。そして普通のコンサートよりは幾分、
20才すぎのファンの多かった様である。これも、一つのモップスの歴史の長さを物語って
いるに他ならない。モップスは消えた―けれど、彼らの残した軌跡はこの日本ロック界、
省6
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