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アカイイト / アオイシロ 〜第九十五章〜 (1001レス)
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686
: 2012/02/05(日)19:48
ID:9tOU9XuG(3/8)
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686: [sage] 2012/02/05(日) 19:48:58.65 ID:9tOU9XuG 「桂、さん」 足から血を流したままの烏月さんと対面した。 包帯は巻いているものの、完全に止血はできていないようだった。 「へ、烏月さん……! なんでっ……!」 「真っ先にあなたに逢いたくて」 わたしは優しくはにかんだ烏月さんを目一杯抱き締める。 なんで早く病院に行かないの、とか、なんでわたしなんかに、とか、逢いたかったけど、とか自分でもよく分からないことを早口で捲し立て、はっと気付く。 こんなお説教をしている場合ではない。 すぐに烏月さんを家に入れ、救急箱を持って、消毒を開始する。 「桂さん、そんな大層な傷では……」 「いいから烏月さんは大人しくしてて!」 少し困ったような顔を見せる烏月さん。そして気まずそうに遠くへ目を遣っていた。 困ったのはわたしの方なんだからね、全く。……真っ先に逢いにきてくれたのは嬉しかったけど。 烏月さんは馬鹿正直というか真っ直ぐというか……もう。 治療を終えると、烏月さんが口を開いた。 「手を煩わせてしまって申し訳ない……。感謝するよ」 「無理しちゃだめなんだからね。誰が許したって、わたしが許さないんだからね」 それは怖いな、と烏月さんは柔らかい笑みを浮かべ、わたしは優しく押し倒される。 ……はい? http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1320065554/686
桂さん 足から血を流したままの烏月さんと対面した 包帯は巻いているものの完全に止血はできていないようだった へ烏月さん! なんでっ! 真っ先にあなたに逢いたくて わたしは優しくはにかんだ烏月さんを目一杯抱き締める なんで早く病院に行かないのとかなんでわたしなんかにとか逢いたかったけどとか自分でもよく分からないことを早口で捲し立てはっと気付く こんなお説教をしている場合ではない すぐに烏月さんを家に入れ救急箱を持って消毒を開始する 桂さんそんな大層な傷では いいから烏月さんは大人しくしてて! 少し困ったような顔を見せる烏月さんそして気まずそうに遠くへ目を遣っていた 困ったのはわたしの方なんだからね全く真っ先に逢いにきてくれたのは嬉しかったけど 烏月さんは馬鹿正直というか真っ直ぐというかもう 治療を終えると烏月さんが口を開いた 手を煩わせてしまって申し訳ない感謝するよ 無理しちゃだめなんだからね誰が許したってわたしが許さないんだからね それは怖いなと烏月さんは柔らかい笑みを浮かべわたしは優しく押し倒される はい?
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