[過去ログ] 北海道民専用5 (38レス)
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32: (北海道) 2018/10/25(木)18:19 ID:0tWapXaA(2/2) AAS
>31の続き

複合的災害の対策としては、発電所の分散、北本連系線の増強、強制停電の拡大、
そして、全国の電力会社で採用している“集中管理方式”の見直しである。

胆振東部地震の発生により、午前3時25分ごろに苫東厚真火発2、4、1号機が停止した
時点に於いて、奈井江火力発電所(17万5千キロワット)、知内火力発電所(35万キロワット)、
伊達火力発電所(35万キロワット)は無傷であり、引き続き稼働が可能であり、ブラックアウト(全域停電)は
防げたのである。

しかし、“集中管理方式”の採用によって“強制停電”の上限(146万キロワット)を超えたことにより
奈井江火発、知内火発、伊達火発の3基をも停止せざるを得なかった。

ここに、“集中管理方式”の弱点があった。 損傷していない奈井江火発、知内火発、伊達火発が
稼働していれば、“北本連系線(60万キロワット)”からの電気の受け入れが出来た訳であり、
ブラックアウト(全域停電)は回避できた訳である。

“集中管理方式”の見直しとは、今回の様に“複合的災害”による想定外の状況の時は、“集中管理方式”から
“個別管理方式”へと電力システムを切り替えることであり、より柔軟な災害対策が必要となる。

“集中管理方式”の見直しは、全国の電力会社に共通する課題であり、南海トラフ地震、そして首都直下型地震への
想定外災害の対策の一環として進めて行く必要がある。
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