処女作 (102レス)
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33: 遥菜 2021/07/25(日)11:01 ID:NiU9KvYN(1) AAS
#2 芽吹く夢 別れる2人 私、歌手になる!
「なるほどね〜。澪菜、本当に歌手を目指すの?」
私の友達、桜庭颯が聞いてきた。
「うん。皆を笑顔にしたいんだ。」
「僕は…どうしようかな…」

「「「「進路指導??」」」」
「うん。そうみたいだよ。って、4人でハモらないでよ…」
1日後。菜月の“朝を見せてあげたい”と言う信念により、僕も“スクールガーディアン”を続投することを決意。進路学習教室を菜月達4人に話した所、ハモってしまっていた。
「って言うか、何で柊は菜月ちゃん呼びなんだろ…少し抵抗感が。」
菜月が柊に対して呟く。
「だって、ちゃん呼びの方がいいでしょ?月含め、僕らは菜月ちゃんの同級生なんだし。」
話にも上がった通り僕、菜月、歌穂、柊は月と同級生で同じ5年目である。
「ん?呼んだ?…私空宮月は、夜間指導に加わることが決まりました!改めてよろしく!」
話をしていたら同級生で幼馴染・空宮月が現れた。髪型は柔らかいお団子にされている。
「おー。じゃあ、事実上6人目の夜間指導員って事か。」
「「「「「水瀬先輩!こんばんは!」」」」」
この人は僕ら5年目組の先輩・水瀬陸人。確か今年で30歳だったような。
「月…だったよな?水瀬陸人だ。よろしく」
「はい!よろしくお願いします!」

―夜
「先生、できました」
澪菜が手をあげ私を呼んだ。
「うん、じゃあ次はこれね。」「はい。」
―翌朝
「いやー、体が…」
「やばいよね…夜間はきつい…あれ?菜月ちゃんは?」
僕と陸人、柊、瑛人はお互いのマッサージをしていた。僕は陸人を、陸人は柊を、柊は瑛人のお互いの疲れを取り合っている。しばらくするとドアが開き、月と菜月、歌穂の女子3人が入ってきた。
「お待たせ。弾けるクリームソーダ持ってきたよ〜。」
「待たせてごめんね、月が手間取っちゃって。」
「ちょっと歌穂。わたしが悪いわけないじゃん。遅れたのは私も悪いけど、さ。」
最初に入ってきたのは歌穂で、その次は菜月、最後に来たのは月だった。
「じゃあ、乾杯する?お酒じゃなくてごめんね。2日目もお疲れさまでした。」
「「「「「「「かんぱ〜い」」」」」」」

(やっぱり僕はここが好きだ。)

がしゃん!!
「…え。嘘。明人くん!!」
車と車がぶつかり、その日、菜月は忘れられないショックを受けることとなる。

『みっけ…ふふ、僕の天使…っ♪』

後書き
いやー、怪しい声が聞こえましたね(笑)
美月が彼氏と別れたのが2話なので、とりあえず“主人公は大事な人と別れる”と言う約束(前作の月も祖父を亡くしている。前々作の美奈も祖父を亡くしている。菜月は夫を亡くす、で約束が果たされる)があるので今作の菜月もそうすることにしました。瑛人は今回も登場させましたが、今回の伏線です。(実は私も、瑛人ファンです…)それより次回は、いよいよ柊メインです。柊が菜月ちゃんって呼んでんのも、瞬が美月を美月ちゃん呼びしている影響です(柊って名前も瞬を意識している)。柊と樹の菜月に対する感情も変化させていただきます(笑)次回もよろしくお願いします!

次回予告
陸(坂倉がいない?!)
菜(やっぱり私、明人くんが居ないと…)
柊(馬鹿っ!俺も男だ、たまには頼れっ!!)
歌(ねえ、樹ってまさか…)
樹(僕…菜月のこと…)
月(ピンチヒッターは私、空宮月だよ!)
瑛(妻だけには任してられません。僕も加わりますよ)

#3 菜月に危機?!僕が助ける、柊の決意!!
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