処女作 (102ﾚｽ)
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35: 2021/07/25(日)22:42 ID:ATjUVN4X(1/3) AAS
#4 深まる友情、気がついた初恋
「なるほど。だから私が必要…」
「うん…」
「任せて！昨日迷惑掛けたぶん、私頑張るよ！」
「ありがとう…菜月、皆！」
それから5人で分割し、授業を終えることができた。
「良かった…」
「私、ドリンク買ってくる。待ってて」
菜月はドアを開け、飲み物を買いにいった。
「私、菜月に言われるまで1人で強がってた。やっぱり私、皆と頑張ること…それが幸せ。私、皆が大好き。これからよろしく！」
私が言うと、陸人達は頷いた。
「話は変わるけど、樹って菜月の事好き？」
「…//何でそれを…」
「ふふ、分かりや過ぎ。昨日、菜月と電話してたでしょ？その時、声が1オクターブ上がってた。」
「あと、しょっちゅう菜月の方を見てた。」
「…//(バレてたんだ…)」
ドアが開き、菜月がジュースを持ってきた。
「私がどうかしたの？あ、これ。」
5本分のジュースを置くと歌穂の肩を叩く。
「ありがと、菜月。」
「うん。…あ、この人は夜間部に転入する樹の妹の桜ちゃんと、その彼氏の水浦真咲くん。」
「はじめまして」
「…えっ？桜、彼氏いたの？おめでと」
「ありがと、お兄ちゃん。」
(俺も、過去と向き合わなきゃな…)
後書き
今回は歌穂をメインに、菜月と歌穂のやり取りも意識しました。次回は個人回1回目ラストです。陸人が意味深な事を呟いていましたが、それも次回のフラグだったりします。
次回予告
(俺も、過去と向き合う！)
知られざる陸人の過去と真実…
(僕らも頼ってくれても、いいんじゃないかな)
#5 明らかになる過去！陸人の秘密
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