処女作 (102ﾚｽ)
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73: 莉那 2021/08/09(月)16:29 ID:lIonUxIw(1/2) AAS
#7 ついに判明！ミルキージャックの正体
「美鈴達に、酷い事をしたかしら…」
「花…仲間になれるプル？」
そう、ミルキージャックの正体はミルキーステップこと桃寺美鈴の同級生…柴陸花である。花は元々魔物の存在を否定していたが、彼女自身ミルキージャックである事を隠すためであり心から信じていた。
「私からみて、今さら…かもしれないわ。でも、彼女達は私を信じている…そろそろ、私も加勢するべき時が来たかもしれない…」
―学園
「「「え〜？！ミルキージャックが柴陸花？！本気、美鈴？！」」」
3人に全力否定された私・美鈴。すぐに悲鳴が聞こえ、私と3人は走り出す。
「「「「ミルキーウェイ・ミュージックスタート！！」」」」
「平和司る愛の足取り！ミルキーステップ！」
「知性司る癒しの舞台！ミルキーステージ！」
「勇気司る守りの障壁！ミルキートラップ！」
「希望司る祈りの魔術！ミルキートリック！」
「「「「魔法戦士、ミルキーウェイ！」」」」
4人の変身を見た私は思わず足がすくむ。
「皆、合体技だよ！」「「「うん！」」」
「「「「ミルキーウェイインフレーション」」」」
しかし、それも効かず4人は倒れてしまう。私は紫に彩られたスマホを握り走る。
「やめなさい！！」
カリュームは私をみると呟く。
「ただの人間に何が出来る？」
「花…逃げて…」
ステップとステージが私の足を握り逃げるよう諭す。
「ふっ…笑わせないで。私、柴陸花が逃げるわけないわ。だって私は…！」
迷わずボタンを押し、呪文を唱えた。私が変わるための呪文を。
「ミルキーウェイ・ミュージックスタート！」
私の体を紫色の動きやすい衣装に変わる。長い髪はロングヘアとして靡く。
「神秘司る星々の輝き、ミルキージャック！」
ミルキージャックに変身をした私は4人に振り向き微笑む。
「ウソ…花が、ミルキージャック…？！」
「うん。隠していたかったけど、皆を助けたくなっちゃって…さあ。反撃に移るわよ、皆！」
「「「「うん！！」」」」
「溢れる愛情！」「漲る知性！」「目覚める勇気！」「広がる希望！」「高まる神秘！」
「「「「「集まる友情！ミルキーウェイ・インフレーション！！」」」」」
「いや〜、まさか。ミルキージャックが花だったなんて…」
「ふふっ、信じてなかったの？」
「「「だって声が、花と違うんだもん…」」」
「皆、改めてよろしくね！」
「「「「うん、花！」」」」
次回予告
美鈴と花、2人が買い物へ？
#8 仲良しコンビ？幸せショッピング！
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