処女作 (102レス)
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11: 美奈 [] 2021/07/15(木) 23:21:21.83 ID:6UM5uq1k 2時間後、映画を観終え和食屋に入る。私と悠人が2人でメニューを観ていると… 「さくさくと見れたね。僕なんて原作読まずに来ちゃったし…」 直ぐ様、虎太朗が感想を溢す。成る程、私も確かに原作読まずに来ていた。 「あはは、私もだよ。ねっ?悠人」 その後、悠人に振り向く。 「うん、原作読むの忘れたけど女子で陸上部とかカッコいいよね。月の走る部分が。…いやいや、葉瑠もだっけ?」 悠人が思いにもしない言葉を言ったのか、私がためらいを隠せなくなった。すぐ隣を見ると、胡瓜にツナ、トマトの乗った食べ物の写真が。 「?そうだけど?あ、サラダうどん…」 「えっ?春菜、サラダうどん食べれたの?」 雛乃〜!!変な突っ込み入れないで〜!!と思いつつ、雛乃に返事をする。 「うん。自分でも作ったりしてるよ。市販のタレに豆乳いれたりして、健康とかに気を使ってるの…というか、普段から料理してるし」 言い終えると、悠人が目を点にしていた。 「春菜…ご飯作れるんだ…」 「?そうだよ。小5の頃から作ってるけど…」 雛乃、虎太朗、悠人は目を点にして驚く。 「えっ?春菜…もしかして、女子力高い?」 「女子力高いイメージはあったけど…ね…」 「この4人で1番高いかも…ね?」 「まーいいや!とりあえず、全員サラダうどんでいい?」 「「「賛成」」」 ご飯を食べ終え、駅に着いた。 「じゃあ、またね」雛乃が手を振り、 「うん。今度は水浦の家で宿題な」虎太朗が手を上げながら、 「えっ?なんで勝手に僕の家で?」また悠人が困りながら、 「確かに、悠人ん家行ってみたいかも…うん!またね!」最後に私が手を振る。楽しかったな。 次回予告 宿題と夏祭り、アイツが久々に登場?! #7「笑顔咲け、夏祭り!アイツと宿題!」 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/litechara/1625964427/11
13: 美奈 [] 2021/07/16(金) 23:26:58.83 ID:B0xRunMe 「あ、今日夏祭りじゃね??」 思い出したかのように虎太朗が言う。 「そうなの?じゃあ皆で行く?」 雛乃が提案し、男子2人は空を仰ぐ。 (雛乃の浴衣姿…あ、やばっ…体が細いし、美人すぎるし…) (春菜なんてズルいよ。スレンダーな体型に、背高いし) ((僕らの女友達…レベル高くね)) (ねえ雛乃…あの二人…) (ふふっ、そのままにしましょうか) ―夜 私は風鈴が書かれた水色の浴衣に紺色の帯を巻き、肩まで伸ばした髪をミニお団子に結わえた。ゴムのある場所を水色のリボンで隠す。 雛乃は花火の書かれた紺色の浴衣に桃色の帯を巻いている。髪型は耳後でお団子に結わえ、紺色のリボンで結んでいる。 「なんか、来なくない?」 「ふふっ、そうね。あっ、きたみたいよ」 「ごめーん!準備に戸惑って…あっ!!」 「ふう…大丈夫?気を付けてね、悠人。」 (見抜かれてた…あはは、僕ダサい…) 「悠人?私、眼鏡外してる方が好きなんだ…」 「えっ?僕の?!」 「うんっ。悠人、楽しもうね!!」 「うん!!」 (あの2人、今すぐに付き合いそうね。) (だな。雛乃、楽しもうな) (ええ。楽しみましょ、虎太朗) ヨーヨーにかき氷など祭りにしか無いものを体験し、気が付けば9時である。 「悠人…お母さん達居ないんだっけ、今日」 「うん。」 落ち着け。落ち着け、私… 「悠人がよければ、泊まらない?」 「えぇぇぇぇ〜!!」 次回予告 悠人が春菜の家へ?!ド緊張のお泊まりデート!! #8 気持ち届け!2人のドキドキお泊まり! http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/litechara/1625964427/13
23: 春菜♪ [] 2021/07/21(水) 17:27:23.83 ID:eiRXJgaa #4 ハロー、銀世界!エリアδへようこそ! 「次に向かうのが、エリアδなのね…」 「はい、月ちゃん。私は桜音菜乃花。よろしくね。」 桜色のズボンとブラウスを着た女性が現れた。 「…成る程、エリアδまで来ていたのね。…私、行くわ。凛空にあなたを託されてるし…」 「菜乃花さん…ありがとうございます、行きましょう!!」 「ええ。そうさせてもらうわ、月ちゃん。」 ―瑛人side (菜乃花…元気にしてるかな…) 柊菜乃花。僕の幼馴染にして、3歳上のよき姉さん的存在だ。 「瑛人君。菜乃花よ、居る?」 (えっ…菜乃花さん?教室にいる僕を呼ぶのは…) 「月に雛子、てとりもいるわ。」 「δに行かなきゃ。すぐ行きましょう、瑛人」 「うんっ、行くよ!」 ―エリアδ 「凄い、一面銀世界だ。」 「エリアβとは違うよ。」 「1年間雪が降り続くのかな?」 数列が現れ、迷路のようになる。 「問題ないわ、てとり…アメジストを出して。」 アメジストを出すてとりは菜乃花にそれを差し出す。 「菜乃花、これでいいの?」 菜乃花は頷き、窪みにアメジストをはめる。 「うわぁ…!」 数列が1から100まですらりと並んだ。月は上を向き計算する。 「合計数、5050!このパネルにいれるみたいね!!」 月はパネルに5050と入れ、鍵が開いた。 「瑛人、アクアマリンの板を入れて。」 「はい!!」 窪みの中に板を入れる。 鍵が開き、エリアクリアとなる。 「序章エリアは終わりみたいね、これからはスキルアップよ!」 月は呟く。 「あれ?次のエリア、もしかしてテトリス?」 次回予告 序章3エリアを突破する瑛人達。最強のプログラマー・御剣零登場!! (こんなの難しいって!!) (大丈夫。私達なら出来る!!) (私、真実を話さなきゃダメかな…) 交わる月とえ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/litechara/1625964427/23
32: 春菜♪ [] 2021/07/24(土) 20:41:44.83 ID:DErpxsZG #1 戦う夜、一人じゃないから怖くない ―2032年 「ふぇ〜ん…」 「大丈夫?…あんたさ、子供を泣かして何やってんだよ…ふきゅっ?!」 すると、青いスカートをはためかせ、白いパーカーを着た女性が現れた。彼女は僕の前にいる人を蹴り飛ばした。まるで、カンフーのように。彼女は彼にビンタを飛ばし、構えを取る。 「あの…あの!助けていただいて…僕の名前は中沢樹です…」 彼女は僕を見ると舌打ちを飛ばし、その長い黒髪を靡かせた後口を開く。 「大して生徒を導けないくせに、先生って名乗らないで!」 数日後 (僕…何で教師してんだろ…) 「あれ、樹じゃん。歌穂も。久しぶり。」 「はあ、陸人も樹も柊も私も居るのに、菜月は居ないのよ…」 歌穂はそれを言うとため息をついた。菜月?菜月って…すると、扉が開き急いだかのように髪をポニーテールに結んだ女性が入ってきた。 「お待たせ。…って陸人さん?何でここに…」 坂倉と呼ばれたポニーテールの女性は陸人さんに話しかけていた。 「坂倉。物好きが過ぎるぞ、馬鹿」 坂倉さんは陸人にぺこりとお辞儀し、僕や歌穂、樹の前に現れた。 「私は坂倉菜月。こう見えて5年目なんだよね…皆、久しぶり。これからよろしく!」 僕達3人に名前をいい挨拶をする。背が高く、軽く170は越えてると推測する。 「菜月…昨日のみたよ。よく言えたよね、教師を名乗らないで!ってさ」 …ん?ちょっと待て。“教師を名乗らないで!”といった女性はロングヘア。しかし彼女…いや菜月はポニーテールにしている。 「…あんたさ、昨日の人だよね?」 菜月は僕に近づくとそう話した。顔はキリッとしていて強気で、勝気な彼女を表していた。 「うん。多分昨日のは僕だと…」 「…足、引っ張らないでね。あんたの…いや樹のこと期待してるから」 ぶっきらぼうに呟くと、彼女は走り去った。 翌日 「…え」 ドアを開けると、頭の上でお団子にした菜月がいた。菜月の部屋のとなりには陸人もいた。 「あー、丁度良かった♪私片付け下手なんです…。手伝ってもらえませんか?」 僕と陸人はスルーし、ごみを出しにいく。 「ケチーっ!!」 菜月の声が聞こえたがスルーする。 その日の夜 「菜月ってさ…なんでそんなに真剣なの?」 「私ね、小学生の娘が居るの。だからかな。中学生って遥より大人だけど同じ義務教育の学生。親近感が沸いちゃって…ね。あと、朝を見せてあげたいの。朝は日々の始まり。いくら怖い夜でも、朝と言う希望があればそれは少し小さくなる。だからかな。私はね、朝を見せるためなら頑張れる。」 僕の考えは変わった。 「僕、もう一度頑張ってみます。皆の笑顔をみるために。」 「はあ、仕方ない。頑張れ、樹♪」 次回予告 進路指導が始まり、考えが変わる菜月。 #2 芽吹く夢 私、歌手になりたい! http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/litechara/1625964427/32
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