中島みゆきの名曲 (198レス)
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167: 2024/05/29(水)18:03 ID:7OBf2Mje(1/2) AAS
「秘密の花園」前編
樹々の間には涼し気な風が吹き- - - - - -
風に揺れる葉っぱの隙間から柔らかな陽射しが降り注いでいる------
そこは大きな森の中だった.........
森の中の動物たちや植物たち。植物たちは静かな風に揺れ---
動物たちは樹々の間を走り回り、小さな虫たちは恋人を探して鳴いている…
そんな森の中の自然に圧倒されていると、
一人の少女がその森の中を楽しそうに歩いてくる………
♪ 美しい風たちと美しい水たちと秘密が秘密にそっと寄り添って------
鼻歌を歌いながら、楽しそうに少しスキップを踏みながら森の中から
歩いてくる少女……… 片手には大きな鞄を持っている。
… 軽いスキップを踏みながら、たまに振り返って見せる …
この少女は何故? この森の中にいるのだろうか? あの鞄の中に何が
入っているのだろうか? 山菜でも取りに来たのだろうか…?
ここは森の中、森の奥...
物言わぬ森たちと 物言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる
暫くこの少女の様子を見ていた...
「おはよう… 小鳥さん!」少女はその小鳥と顔見知りなのだろう。
その小鳥を見つけて挨拶をしていた。「おはよう おはよう」と雌の小鳥が囀る…
すると雌に近寄って来た雄の小鳥が少し高い小枝に飛び移って少女を見下ろすと
「おやおや、どうやら、また騒がしい森の医者がやって来たようだな…
気を付けろ! 気を付けろ! 怪我をしていると追いかけられるぞ!」と
少し小馬鹿にしたように賑やかに囃し立てるように囀る………
「ありがとう小鳥さんたち。今日一番に会えたのが、あなたたちで良かったわ!
素敵な誉め言葉で今日一日が始められるんですもの…」と少女は満面の
笑みで歌って一回転する… 長いスカートがふわりと揺れて…
それにつられるように森の中の小さな花たちが一斉に咲き乱れた………
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