中島みゆきの名曲 (198レス)
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168: 05/29(水)18:45 ID:7OBf2Mje(2/2) AAS
「秘密の花園」後編
雄の小鳥は呆れた顔で囀り歌う…
「怖いぞ! 怖いぞ! どうやら機嫌が良いようだ。
包帯を巻かれないうちに、怪我人を差し出してごまかしてしまえ…」
雄の小鳥は少女とは別の方向を見てはためき、「あっちで、オオカミが
怪我しているのを見たぞ! 血を流して鳴き声あげていたぞ!」
雄の小鳥が示す方向を見て、そして満面の笑みを浮かべて少女は言った。
「ありがとう小鳥さん。あなたとおしゃべりは歌を歌っているように
楽しいけど、また今度ね…」そう言って少女は駆け出して行った。
暫く走ると前足に怪我をしたオオカミを見つける。「あ、見つけた!」と
言って少女はオオカミに近づくとオオカミは一瞬、身構えたが、何度か森で
見かけたことがある少女であることに気が付いて身体の力を抜いて言った。
「お前が噂の森の医者か?! 随分と評判が良いらしいな… どんな怪我でも
たちまちに治してしまうらしいな…」そう言ってオオカミは話しかけて来た。
「お前たち人間にやられた。人間は誰もが身勝手だ!」と傷を負った
オオカミの話を聞いていた樹の上にいる森の番人のフクロウが言う。
「年々、此処の楽園の森だけじゃなく、世界中の自然界の野生動物たちが
乱獲、密猟、森林伐採など、人間たちの身勝手な行いで今も多くの
野生動物たちが絶滅の危機に瀕している...」
フクロウがそう語った途端、 --- この目の前の楽園が消えた! ---
--------- パッとまた現れた楽園の森 ---------
フクロウも、オオカミも見つけたつもりで、
そっと、近づけば偽物--- この楽園の森はすべて偽物だった... 。
---------ここで目が覚めた------
‐ あれは本当に夢だったのかと私は思った -
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