中島みゆきの名曲 (198レス)
中島みゆきの名曲 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/litechara/1707735134/
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あぼーん
195: ジョン・スミス [] 2024/06/18(火) 17:00:13.71 ID:jB7PIpHM 「SMILE,SMILE」 僕の家族には、父と母、僕、そして妹の四人家族。妹は僕より十二歳も年下で その当時はまだ6歳でした。とても可愛い妹です。しかし、家に居れば不仲な 両親は、いつも事あるごとに口喧嘩をしていることが多かった為、 遊び盛りだった僕は、家に帰ることが億劫になり段々と少なくなった。 夜遅くまで遊び回った後、悪友の所を泊まり歩いて家に戻らなくなっていた。 きっと歳の離れた妹は毎日、とても寂しかったと思う...... ある日、久しぶりに家に帰ると、普段は酒を飲んでいる親父が、 一冊のノートを手に取り、身体を震わせ涙を流していた... 僕もそのノートを覗いて見ると、未だ拙く不揃いな大小の文字で 書いた妹の物語がそこには書かれてあった...... 「ごめんな」と親父が幼い6歳の妹に言っていた。そのノートには こんな言葉が綴られていた... 「わたしには、たのしいパパとやさしいママ、そしていつもえがおの おにいちゃんがいます。いつもみんなで、おいしいごはんを、 わらいながらたべます。まいしゅうにちようびは、かぞくみんなで おでかけをします。わたしはいつもみんなにかわいがって もらっていて、しあわせいっぱいです。かぞくみんなまいにち えがおいっぱいで、うれしいです。たのしいな かぞくって」 これは、一家にとっては現実とはかけ離れた理想の家族像でした... しかし、歳の離れた妹の純粋な願いがたくさん詰まったその物語を読み、 僕はそこに書かれた架空の家族像にグッとくるものがあった... その後、パートから帰って来た母もそのノートを 読み終えると涙を零していました...... その夜、家族そろって鍋を囲みました。歳の離れた妹にとっては、 実は初めての経験で、妹はとても楽しそうに燥いでいました... 親父も母も僕も、照れくさくなりながらも、みんなで笑い合っていました。 その日を境に、家族は少しずつ変わり始めて行きました...... 歳の離れた妹の夢が書かれた物語が徐々にではあったけど、 少しずつ少しずつ現実のものになって行きました...... ――― 今では、家族みんな笑顔いっぱいになりました ――― http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/litechara/1707735134/195
196: ジョン・スミス [] 2024/06/18(火) 17:05:49.25 ID:jB7PIpHM >>195 1行目訂正 僕の家族には× 僕の家族は〇 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/litechara/1707735134/196
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