[過去ﾛｸﾞ]
海未「ホノカ探し・・・？」 [無断転載禁止]©2ch.net (789ﾚｽ)
海未「ホノカ探し・・・？」 [無断転載禁止]©2ch.net http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512ﾊﾞｲﾄ分割
ﾚｽ栞
このｽﾚｯﾄﾞは過去ﾛｸﾞ倉庫に格納されています｡
次ｽﾚ検索
歴削→次ｽﾚ
栞削→次ｽﾚ
過去ﾛｸﾞﾒﾆｭｰ
359: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/10(月) 02:39:40.83 ID:HQ4QK1Eq 【23:30】 〜〜〜ホノカ探し開始まで残り30分〜〜〜 第三ノ夜 高坂 穂乃果 【・○・・・・】 綾瀬 絵里 【・・・・・○】 http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/359
360: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/10(月) 02:46:08.19 ID:HQ4QK1Eq 『解放させるからっ・・・？！絶対！！だから、あなた達のこんな姿も見たくないのっ！！』 『黙って！！！』 『あなたたちは何も知らないでしょっ！？ふざけないでっ？！』 『どれだけ辛かったか、わからないのかっ？！』 『それが出来るからっっ！！お願いっ・・・もう止めてっ！！！』 『答えは出させない・・・絶対に・・・』 『逃げってっ・・・！！はやっ――くっ―――』 『フフッ・・・本当に・・・』 『・・・そっくりさんね』 http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/360
361: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/10(月) 02:46:54.60 ID:HQ4QK1Eq 一旦、ここまでです。 http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/361
362: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/10(月) 02:51:28.03 ID:HQ4QK1Eq 上の話がわかりにくかった人の為に教室の配置貼っときます http://pbs.twimg.com/media/C3NcQHkUMAAIdT0.jpg http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/362
363: 名無しで叶える物語(うめぼし)＠無断転載は禁止 [sage] 2017/07/10(月) 05:24:07.54 ID:eArjNTMu おいついてしまった http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/363
364: 名無しさん＠そうだ選挙に行こう！ Go to vote!(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/10(月) 07:27:45.15 ID:HQ4QK1Eq 今日の夜続き更新 http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/364
365: 名無しで叶える物語(わんこそば)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/10(月) 23:09:22.28 ID:0VZ3h7P3 ほ http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/365
366: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:06:00.65 ID:uu5yfNTs 目を開けるとそこはもういつも通り学校だった この独特な雰囲気にはもう慣れっ子だった それどころか、今日は恐怖の反面少し楽しみなところがある 海未「理事長室にいって早く取り返しましょう！！」 今日は皆がみなぎっていた http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/366
367: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:09:17.69 ID:uu5yfNTs 〜正門〜 にこ「よしっ！じゃあみんなで、理事長室を目指しましょう！！」 にこは自然とリーダーシップを発揮していた 海未(元々、にこのお陰で答えが見つかったんだからそりゃ……当たり前ですよね……) にこの嬉々とした表情を見ているとこっちまで胸が高鳴ってきた ………そして、私たちは正面玄関に入った http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/367
368: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:15:48.86 ID:uu5yfNTs 今度は全員がドアの中に入ったことをしっかりと確認した 希「じゃあ、これからは―――」 凛「凛が一番乗りにゃーっ！！！」ﾀﾀｯ ことり「あっ！凛ちゃんっ！！」 凛の【考えるより先に行動】の性格がもろに出た場面だった 海未「ああっ！凛っ！！・・・仕方ないですね」 私は、穂乃果と凛が重なって懐かしい気持ちに襲われた 少しだけ凛に感謝ですね…… http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/368
369: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:19:48.82 ID:uu5yfNTs ｶﾞｶﾞｰﾋﾟｰｯｶﾞｶﾞｰｯ..... 体が固まった ｶﾞｶﾞｰｯ･･･ﾄﾝﾄﾝ 『え〜、μ’ｓの皆さんこんばんは』 http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/369
370: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:22:45.67 ID:uu5yfNTs 『朱色の人が職員室前に現れました。それでは、μ’ｓの皆さんの健闘を祈ります。』 ｶﾞｶﾞｰｯ･･･ ﾌﾞｼｬｱｱｱｱｯｯｯｯ……ｺﾞｷｯ…… 放送終了と同時に職員室側から耳に残る残酷な響きが聞こえてきた 私たちは、顔を青褪める時間も許されていなかった ﾍﾟﾀｯ……ﾍﾟﾀｯ… ペタペタペタペタペタッッッ！！！ http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/370
371: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:25:32.02 ID:uu5yfNTs 私たちは正面玄関を開け全員バラバラに逃げ出した ﾍﾟﾀｯ… あの足音は一瞬止まった ……誰をターゲットにしようか迷っているようだった 海未「はあっはあっはあっ！！」ﾀﾞｯ 幸い、私の方には向かっては来なかった http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/371
372: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:35:40.14 ID:uu5yfNTs 「ハアッハアッハアッ！！」ｶﾞｻｯ 今日だけは音ノ木坂の自転車置き場に感謝するしかないわね…… いつもは、フラストレーションしか溜まらないこの駐輪場 雨避けの天井が、周りは壁…隣の自転車との距離が狭い…… 朝、遅刻になりそうな生徒が慌てて駐輪したときに、全部がドミノ倒しになってしまった生徒を上から廊下で見たことがある…… 駐輪場としては最悪だけど 真姫(隠れるには十分すぎる場所ね……) ﾍﾟﾀｯ…というあの足音は結局来なかった 制服に付いたホコリを払った 真姫「・・・よしっ」ﾀﾀｯ 校舎を目指した http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/372
373: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:42:30.13 ID:uu5yfNTs 「・・・！！」ﾀﾞﾀﾞｯ 息を最小限に押さえて気配を消しながら走った 足音は・・・ ﾍﾟﾀｯ… 微かに聞こえる 「ﾊｱｯ…」ﾀｯ ｶﾞｻｻｯ 部室棟の裏に隠れた ことり「ぷはあっ……！」 止めていた息を全て吐き出した ことり「来てるの……かな？」 耳を研ぎ澄ませた…… ﾍﾟﾀｯ… ことり(行っちゃった……)ｶﾞｸｯ 部室棟の裏で一人、壁に背中をあて項垂れていた http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/373
374: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 05:54:25.28 ID:uu5yfNTs 「・・・はあっ！」 来ているものかと思ったら私の方には全く来ていなかった 皆玄関を開けて逃げていたが、唯一私が一人校舎の中を選択したからか朱色の子は襲ってこなかった にこ「・・・」 恐ろしいぐらいに私は冷静だった 定期テストの比ではなかった ある意味火事場の馬鹿力かもしれない にこ(やっぱり、理事長室付近に現れた……やっぱり、答えはそこに？) 振り替えって階段を降りる 倉庫の前を走り、応接室を通って学食の角を曲がり２階の階段の踊り場まで私は走っていた １段ずつ降りる……その間も私は１人、顎に手を当てて考えていた にこ(理事長室に何でそんなに執着するのかしら？) にこ(そもそも、理事長と何かの関係がある……) にこ(知られたくないがあるの？) にこ(ホノカの身体が理事長室にあるのなら、現実でエリは私たちを止めるはずがない……) にこ(現実にホノカの身体は置いてないはずだし……ってことはやっぱりあの部屋に何か……！！) ｷｭｯ… いつの間にか下駄箱に着いていた 明かりはないが、廊下に恐らく凛の血らしきドロドロとした黒光りの液体がこっちまで流れてきていた にこ(・・・廻っていくしかないわね……) 後輩の無惨な姿は見たくはなかった http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/374
375: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 06:07:11.65 ID:uu5yfNTs 「……ウチのところねっ！！」 ペタペタペタペタペタッッッ！！！ 朱色の子は私目掛けて追いかけてきていた 希「行くしかないっ……！！」 一か八か、別棟の鍵を開けた ｶﾞﾁｬｯ… 奇跡的に、別棟の鍵は開いていた 希(・・・！) 周りを見渡して使えそうなものをパッと確認した 別棟の１階は整理されておらず、別棟という名の倉庫だった ペタッ！ 足音は大分近づいてきた 希(お願いっ！使えるものがあって！！) 必死に探した・・・ 無情なことに、使えそうなものはこれっぽっちもなかった 入学式、卒業式、文化祭、体育祭の大きな看板、何かのプログラム表、写真、写真の額縁 優勝杯、学校の石碑、学校の歴史のモニュメント、音ノ木坂記録張……朱色の表紙をした薄汚れた本……青色の本… 使えそうなものはこの中には１つもなかった ペタペタペタペタペタッッッ……… ｶﾞﾁｬｯ……ﾊﾞﾀﾝｯ 後ろでは、朱色の子が入って来ていた 希(もう、ヤケやねっ！！) 朱色の子の方を振り返った http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/375
376: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 06:15:04.89 ID:uu5yfNTs 「来てないんだね……」 こっち側には朱色の子は来てはいなかった いつの間にか、私は講堂の裏側まで来ていた ここならばれないと思って走っていたのに 花陽(そうだっ！探さなきゃ……)ｶﾞｻｯ 茂みから立ちあがり、ウラガワカラ出ようとした 「花陽・・・？何をしているのです？」 花陽「ふぁあっ！！！」ﾄﾞﾀｯ 声にもならない声が一面に響いた 私は、また座り込んでしまった 「ちょっ…！花陽っ！！声を出しすぎですっ！！」 声の主は姿こそ見えないがはっきりとわかった 海未「行きましょう？花陽、身体を探しに」 海未は手を差し出した 花陽「あ、ありがとう……ごめんね」ｽｯ 海未の手に捕まり立ち上がった 私たちは、二人で行動することにした http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/376
377: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 06:30:45.06 ID:uu5yfNTs 希「あなたは、なにがしたいんっ？！何か、目的でもあるのっ！？」 希「なんか、あるんやったらウチ達が聞くよっ？！」 朱色の子の顔の様子は確認できなくったが、少しだけ驚いているようだった しかし、朱色の子はすぐに正気を取り戻し近づいてきた 一歩、また一歩と近づいてくる それに合わせ、私も一歩一歩と後退りする ｺﾞﾝｯ 希「・・・えっ！！」ｸﾞﾗｯ ドンッ！！ 後退りをしながら逃げていたせいで後ろは見えなかった よく分からないが、何かにつまずきそれに寄りかかった ﾌﾞﾝｯ!! 朱色の子は手を振り上げた 希(アカン……っ！殺されるっ！！)ｷﾞｭｯ 目を閉じ、その時を待った…… http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/377
378: 名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止 [] 2017/07/11(火) 06:30:57.67 ID:uu5yfNTs 「・・・あれ？」 目を開け、確認した 朱色の子はそこに立っている 振り上げた手はいつの間にか下ろしていた 不思議なことに、朱色の子からいつものただならぬ雰囲気が感じ取られなかった 『………ｺﾞﾒ……ﾈ……』 『……ﾀｼ………ｹﾀｲ……ｱﾅﾀ……ﾁ……』 希「・・・？な、なんて・・・」 朱色の子は突然、何かを呟き始めた…… 『ウウウウウウウウウウアアアアアアアアアアッッッッッッ！！！』 希「わあっ……！！」 思わず、耳を塞いだ。まるで、獣のような雄叫びを上げた そして、朱色の子はこっちを確認しまるで、何かから逃げるように飛び出していった…… 希「う、ウチ……助かったん……？やね……」 私は、なにもしてない……なのに、逃げるように飛び出した 震える腰を抑えながら立ちあがりその場を確認した ……これと言ったものは無かった……ように見えた…… 希「も、もしかしてっ……こっ…これって………！！」 唖然とした もしかして、これが本当の【答え】だったの・・・？ 希「み、みんなにも伝えんとね！！」 そして、次の瞬間・・・ http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1497263054/378
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 411 ﾚｽあります
ｽﾚ情報
赤ﾚｽ抽出
画像ﾚｽ抽出
歴の未読ｽﾚ
AAｻﾑﾈｲﾙ
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.008s