[過去ログ] バフェット・ソロス・ロジャーズを監視するスレ17 (81レス)
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70: 2020/01/10(金)14:11 ID:2gRxnd8N0(1/5) AAS
バフェット・投資スタイル:長期集中投資、バリュー投資型

ロジャーズ・投資スタイル:グローバル・マクロ、ショート(現役時代)、超長期投資(現在)
ロジャーズ氏は、国際情勢からマクロ経済、金融政策、社会のトレンドなどが引き起こす需給の変化を綿密に調査し、
そこから価格の大きな上昇または下落を予想してポジションをとる。それは、今でこそ珍しくない手法だが、
1970年代当時は斬新なものであった。世界と比較して元気のない米国株が上がり始めるのを待つのではなく、
その下落を利用して儲けをだすという、「コロンブスの卵」的な発想だ。まさに、「ベア・マーケット(弱気の市場)を打ち負かす秘策」であり、
ロジャーズ氏の性格が表れている。
流れに逆らってリスクの大きい「逆張り」「売り」を実行するには、猛勉強が必要になることは言うまでもない。
彼は20代後半であった1970年に、得意の情勢分析を活かして「米株式市場が崩壊する」と読んだ。そして全財産をつぎ込み、ある時期にある価格で売る権利を付与したプット・オプションを、
プレミアムを支払って手に入れた。果たして数か月後に伝統ある米企業が次々と倒産してゆき、株価は底をつける。
そのタイミングでロジャーズ氏はプットを売却して、元手を3倍に増やしたのである。
さらに今度は底打ちした市場で株価が急騰すると判断し、実際に上げた株価でより多く儲けた。ところが、ここで「若気の至り」からロジャーズ氏は有頂天になる。
安全のためのプレミアムはもう不要だと判断して、株式が再び下げることに賭けてショートした。
だが、「売り」に賭けたこれら6社の銘柄は上げ続けたのである。2か月後、ロジャーズ氏は元手も儲けもすべて失った。
とは言え、転んでもただでは起きぬのが投資のプロだ。ロジャーズ氏は、ここで投資の悟りを開く。「失敗を恐れるな。若いうちにすっからかんになるのは、よい教訓だ。世界の終わりじゃない。
それは、自分がいかに無知であるかを教えてくれる。自分のことを理解できるようになる。失敗から学ぶなら、それは失敗なんかじゃない」。
実際にロジャーズ氏は失敗を「よい授業料」に変え、その後も失敗はするものの、悲惨で元も子もなくなる大失敗は犯さなくなった。
一方で「ショート」を中心に据えながらも、彼がロング、すなわち「買い」にするのが中国株だ。歴史家であるロジャーズ氏の持説は、
「19世紀は英国の時代、20世紀は米国の時代、21世紀は中国の時代」であり、歴史的な大局観をもって「米国はショート、中国はロング」を実践している
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