[過去ログ] 産経抄ファンクラブ第253集 (1002レス)
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417: 2019/05/09(木)06:07 ID:Ha9cjC6U0(1) AAS
産経抄 5月9日
大阪市立美術館で12日まで開催中の「フェルメール展」の入館者は昨日、50万人を超えた。東京開催分とあわせるとすでに約120万人が鑑賞したことになる。
▼オランダ17世紀の黄金期を代表する画家、フェルメールは、とりわけ日本で人気が高い。今回は日本に来なかった作品「窓辺で手紙を読む女」について、興味深いニュースがドイツから届いた。
▼所蔵する美術館による修復作業の過程で、これまで隠れていたフェルメール手描きのキューピッドが姿を現した。恋の手助け役ということは、女が読んでいる手紙はラブレターだとわかる。
何者かが上塗りして、フェルメールが作品に込めた寓意(ぐうい)をぶちこわしにしたわけだ。
▼18世紀以前のヨーロッパでは、名画を救うという名目で、加筆や修正が当たり前のように行われていたようだ。
約500年前にレオナルド・ダビンチが修道院の壁に描いた傑作「最後の晩餐(ばんさん)」も例外ではない。さまざまな画家が自分の好みで描き直し、原作とは似ても似つかぬ姿に変えていった。
20世紀の終わりに20年にわたって行われた修復は、その一つ一つを洗浄していく作業だった。
▼7年前、スペインの小さな町の教会にあるキリストのフレスコ画が世界中の注目を集めた。80代のアマチュア画家の女性が劣化した絵に心を痛め、ボランティアで加筆したものだ。
毛むくじゃらのサルのようになったキリストの絵が地元紙で紹介されると、批判の声が相次ぎ、女性はショックで寝込んでしまった。
▼ところが、その後事態は急展開する。「サルのキリスト」をひと目見ようと、町に観光客が押し寄せるようになった。女性は町おこしの立役者として面目を施し、画才も大いにたたえられるようになったそうだ。
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