[過去ログ] 産経抄ファンクラブ第254集 (1002レス)
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457(3): 2019/06/13(木)05:32 ID:GKm9X2dm0(1) AAS
産経抄 6月13日
大地震が相次ぎ、富士山が噴火、やがて日本列島が海にのみ込まれていく。昭和48年に刊行された小松左京さんの『日本沈没』は空前のベストセラーとなった。未曽有の危機にどう対処するのか。学者グループは不眠不休で議論した結果、4つの案を首相に示した。
▼その1つは、日本民族は滅んでもいい、との衝撃的な内容である。やはり大ヒットした映画では、丹波哲郎さんが首相を演じていた。「もうこのまま何もせん方がいい…か」。この案を受け取って、目に涙があふれてくるシーンは心に残った。
▼麻生太郎金融担当相は、金融庁の審議会がせっかくまとめた報告書の受け取りを拒否する意向を示した。「夫婦の老後資金として、年金以外に2千万円の蓄えが必要である」。こんな内容が、国民に不安を与えているというのだ。
▼確かに、預貯金や退職金があっても2千万円不足するとの誤解を招いた。そもそもこの数字はあくまで平均値である。現役時代の収入や老後の生活スタイルの違いによって、世帯ごとの事情は大きく異なっている。
▼もっとも、老後資金を確保するためには自助努力も大切だ、とする報告書の指摘はけっして間違っていない。報告書の撤回とは、いかにも姑息(こそく)な手段である。
麻生氏は堂々と、「人生100年時代」の厳しい現実を訴えるべきだった。公的年金制度への不信をあおるような、野党の戦術を恐れる必要はない。
▼『日本沈没』で、首相はもちろん「何もせん」案は採用しない。日本民族の存続をかけて、獅子奮迅の働きを見せる。
今後高齢化がますます進むなか、社会保障制度をいかに改革して公的年金制度を維持していくか。与野党そろって立ち向かい対処すべき、まさに国家の危機ではないか。
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