[過去ログ] 産経抄ファンクラブ第260集 (1002レス)
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99(1): 2019/12/03(火)05:52 ID:4+YGaFM50(1) AAS
産経抄 12月3日
昭和33(1958)年に流行語大賞があったら、受賞間違いなしである。作家の小林信彦さんによれば、「ながら族」は、この年に生まれた(『現代〈死語〉ノート』)。
▼ラジオを聴きながら勉強する若者を指す。日本医大の木田文夫教授が「ながら神経症」と名付け、世に広まった。まゆをひそめる大人たちに、「ながら族」は「この方が集中できる」と反論したものだ。
▼「ながら」が死語から復活を果たすのは、携帯電話やスマートフォンのおかげである。スマホに熱中しながら街を歩く、いわゆる「歩きスマホ」が目立つようになったのはいつごろからだろう。
こちらは通行の妨げになるだけでなく、本人も駅のホームから転落するなど危険もある。「歩きスマホをやめよう」との呼びかけに、反論の余地はない。
▼ところがもっと悪質な「ながら行為」が、社会問題として取り沙汰されるようになった。スマホを操作しながら車を走行させる「ながら運転」である。非常識きわまる行為による交通事故は、10年前に比べて約2倍に増えた。
▼3年前には、スマホ用ゲーム「ポケモンGO」をしながら運転していた男のトラックに、小学4年の男児がはねられ死亡している。
今月1日から施行された改正道路交通法では、ながら運転に対して、違反点数が引き上げられ、懲役刑も重くなった。厳罰化は当然である。
▼今年の新語・流行語大賞が昨日、発表された。特別警報発表の際、気象庁が国民に呼びかける「命を守る行動を」は、ノミネートされながら惜しくもトップ10入りを逃した。
「ながら運転」は、まさに他人の命を奪うかもしれない行動である。「歩きスマホ」「ながら運転」、ともに一日も早く死語になってもらいたい。
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