[過去ログ] 産経抄ファンクラブ第292集 (1002レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
420(1): 2022/08/09(火)15:56 ID:WyDKg8Mr0(1/3) AAS
ジュゴンのように悠々と他界に旅立っていった 2月22日
2018/2/22 05:04
98歳の天寿を全うした俳壇の長老、金子兜太(とうた)さんは、『文芸春秋』平成21年5月号で、俳人でもある中曽根康弘元首相と対談を行っている。2人は、海軍経理学校出身という共通点もあった。中曽根さんは数々の戦闘体験で知った「日本の庶民の愛国心」が、政治家としての支えになったと語っている。
▼金子さんが赴いた南洋のトラック島は、米軍の爆撃を受けてすでに焦土と化していた。物資の補給が断たれて、多くの餓死者が出た。彼らを思うと、「どうしても戦争反対の気持ちになる」と話す。「それが戦後の中曽根さんと私の歩き方の違いになっていくんでしょう」とも。
▼〈水脈(みお)の果て炎天の墓碑を置きて去る〉。昭和21年に戦後捕虜生活を終え、復員船の中で詠んだ句である。去りゆく島まで水脈が続くその果てに見える墓碑の下には、仲間たちが眠っている。金子さんのその後の人生を決定づけた作品でもある。
▼金子さんは船の中で、死んでいった仲間のためにも生き続けようと、決心した。そんな金子さんの健康法の一つが、「立禅」だった。朝夕2回、立ったまま頭の中で読み上げるのは、亡くなった、金子さんの言葉を借りれば、「他界」に暮らす人たちの名前である。
▼〈誕生も死も区切りではないジユゴン泳ぐ〉。今年に入っても俳句を作り続けていた金子さんは、ジュゴンのように悠々と、家族や仲間たちが待つ他界へ旅立っていった。
これが4年前俳人金子兜太が亡くなったときの産経抄である
画像リンク[jpg]:shimahitomi.blog.enjoy.jp
そしてこれが反骨の俳人金子兜太の主張である
産経が取り上げ方は金子にとって侮辱そのものであったろう
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 582 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.008s