[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13 [転載禁止]©2ch.net (654レス)
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573: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2015/06/06(土)07:02 ID:2DYA/PLc(2/24) AAS
ほい
外部リンク[htm]:www.ms.u-tokyo.ac.jp
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アメリカ大学院(数学)への留学について
抜粋

私は履歴書のページにもあるとおり, 昔アメリカ(UCLA)の大学院に留学して博士(Ph.D.)を取っていて, うちの卒業生もこれまでに何人かアメリカの大学院に正規の大学院生として留学しているので, けっこう留学の方法について聞かれることがあります.
そこで一般的な情報についてここにまとめておくことにしました. 別にアメリカがなんでもすぐれているとか, みんなでこぞってアメリカに行くべきだとかはちっとも思いませんが,
一般的に言って日本の数学の学生でアメリカに留学する人はあまりに少な過ぎで, もう少したくさん行った方が本人のためにも日本の数学のためにもいいと思います. (中国人や韓国人の留学生はものすごい数でいるのに日本人はごくわずかです.)
いい学生がいれば奨学金はいろいろあるが誰かいないか, というようなことをアメリカ側から聞かれることもわりとあるので, これを書いてみました.

これは,あくまで私の経験と知識に基づく, 「アメリカ」の「数学科」の大学院への留学に関する情報であり, しかも大学での研究者を目指すケースを想定しています.

なお純粋数学の研究者を目指さない場合にも, 下記にあるようにいろいろな奨学金もありますし, アメリカでは数学のPh.D.で就職できる,条件の良い民間企業のポストはたくさんありますので,
アメリカにずっといるつもりであれば,純粋に経済的な面からもアメリカ留学は得だと思います.
ただしこの場合英語力がより高いものが必要ですが.

一般的な情報

まず,その辺で売っている留学案内みたいなものは数学とはだいぶ事情が違うので, ほとんど役にたちません.
アメリカの数学科大学院(博士課程)について最初に強調すべきことは, 基本的に授業料はタダないしタダ同然の上に生活費もくれるということです. 気前がよすぎると思うかもしれませんが, 日本の大学院の方が世界の常識から外れてケチなのです.
(この非常に重要な情報が日本で広く知られていないのはなぜでしょうか.) そのかわり,アメリカには Teaching Assistant と呼ばれる院生の仕事があって, 学部の演習などの手伝いをします.これについては下にもっと詳しく書きます.
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