[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む21 [無断転載禁止]©2ch.net (808レス)
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1(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:10 ID:A9zfkBNj(1/26) AAS
旧スレが500KBオーバーで、新スレ立てる
このスレはガロア原論文を読むためおよび関連する話題を楽しむスレです(最近は、スレ主の趣味で上記以外にも脱線しています。ネタにスレ主も理解できていないページのURLも貼ります。ガロア関連のアーカイブの役も期待して。)
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省24
2(3): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:13 ID:A9zfkBNj(2/26) AAS
¥さん、どうも。皆さん、どうも。スレ主です。
前スレでは、お疲れさまです
お陰さまでこのスレも21になりました。世紀に追いつきました(^^;
3(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:45 ID:A9zfkBNj(3/26) AAS
¥さん、前スレの最後でご活躍でしたね
¥さんの発言は、面白いけど過激だね(^^;
4(24): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:52 ID:A9zfkBNj(4/26) AAS
前スレより引用
613 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/09(土) 12:42:17.08 ID:Vo9e95n/ [4/35]
>>538
ID:f9oaWn8Aさん、どうも。スレ主です。
えらく確率論に詳しいね。よって、”確率論の専門家”と呼ばせて貰おう
”確率論の専門家”のご意見は、>>512-538それと日付が変わって>>542-564のID:1JE/S25Wさんの発言だ
(”確率論の専門家”の意見要約)>>512-538 >>542-564
1.時枝氏の方法は「確率は計算できない」が今の確率論の答えだと思う.
2.時枝氏の解法は,現在の測度論から導かれる解釈のほうが自然.(当てられっこないという直感どおり,実際当てられないという結論が導かれる)
3.「無限族の独立性の定義は微妙」は、そもそも時枝氏の勘違い.時枝氏の考える独立の定義と,現代の確率論の定義は可算族に対しては同値である
省3
5(8): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:53 ID:A9zfkBNj(5/26) AAS
614 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/09(土) 12:43:50.82 ID:Vo9e95n/ [5/35]
>>613 続き
さて
1.これを受けてTさん(元TAさん)「問題は>565をどう考えるかに絞られている」>>603
2.おっちゃん「ちなみに、時枝問題の話はまだ終わっていないと思う。」「時枝氏の方法で「確率が計算できる」ような確率論の公理の体系を築け
という新たな問題が生じるだろう。」>>584
3.\さん「そういう風に考えなければ、数学はこのまま死んでしまう。ソレはアカン。」>>585、
「『Kolmogorovが近代確率論を成立させるに当たり、当時出来上がったばかりの測度論を使ってしまった』という部分を、そろそろ「もう一度見直す時期に来ている」」>>549、
「あの当時とは違って、今はゲーム理論とかAI(NNみたいな学習理論とか)、また流行りのファイナンスとか、そういうのが『Kolmogorovの公理系からははみ出してる』という印象」>>201
「だから時枝さんの議論は(その細部はさて置き)非常に求められている問題意識ではないかと。」>>201
省1
6(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:54 ID:A9zfkBNj(6/26) AAS
615 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/09(土) 12:46:57.32 ID:Vo9e95n/ [6/35]
>>491-492
数学的帰納法について再度まとめておく(一次のまとめ>>27-29)
(数学的帰納法に反例があるなどと、変な話を残しておきたくないのでね)
1.まず、ここ「数学的帰納法で導く結論は、必ず正しい」から
外部リンク:www.juku.st
【数学講師向け】わかりやすく教えよう!数学的帰納法と演繹法 2014年06月24日
(抜粋)
数学的帰納法は演繹法である
確かに、数学的帰納法は帰納的に見えます。
省8
7(3): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:54 ID:A9zfkBNj(7/26) AAS
616 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/09(土) 12:47:52.62 ID:Vo9e95n/ [7/35]
>>615 つづき
2.さて、時枝解法成立派>>327が、”「1.任意の有限個の開集合の共通部分は開集合であることを示せ、2.無限個の開集合の共通部分は開集合とは限らないことを示せ」(「数学的帰納法は不完全であると言える。・・ その反例を示すことを実体験しなさいと言ってるんだよ。」前スレ >>382)”>>27と言い出した
3.主張の趣旨は、多分「ここに関しては「任意の有限部分族が独立のとき、独立」という定義そのものが有限の極限として扱うって立場だろうってことだと思う
だから同値なのは当たり前
そうじゃなくて"有限個のときみたいに無限個を全部眺めて独立性を判断する"ような扱いをすれば直観に根ざした結論が得られるだろう」>>544 (…と思ったけど(1)と(2)の二つの方針が可能であるって言ってるから読み違えてる気がしてきた)>>544
と。つまり、()内のカミングアウトのように、読み違えか、”そもそも時枝氏の勘違い”に乗せられたんだろう
4.で、時枝解法成立派が強硬に主張していた”数学的帰納法は不完全”は、あっさり>>538で「確率変数の独立性というのは,可算族に対しては(1)も(2)も同値となる」と、”確率論の専門家”さんに否定的に証明されてしまった
5.だから、これを受け入れるなら、時枝解法成立派の強硬な主張もその必要がなくなるのだった
6.では、一見数学的帰納法は不完全に見える、位相(topology)の例はどう考えれば良いのか? ”スレ主さんは∩_{n∈N}U_nの定義がよくわかってない感じですね.”>>516と”確率論の専門家”さんからご指摘のように、「数学的帰納法で導く結論は、必ず正しい」をうまく説明出来ていなかったのは確かだ
省1
8: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:55 ID:A9zfkBNj(8/26) AAS
617 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/09(土) 12:48:46.81 ID:Vo9e95n/ [8/35]
>>616 つづき
<一見数学的帰納法は不完全に見える、位相(topology)の例はどう考えれば良いのか?>
1.思うに、この話は極限と収束を意識すれば、説明がつく。
2.それと、無限を集合の濃度としての無限と、集合の要素としての無限大 :記号∞との区別も意識しておきたい(自然数Nには、集合の要素としての無限大 :記号∞は含まれていないが、Nは可算無限の濃度を持つ無限集合である)
外部リンク:ja.wikipedia.org
9(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:55 ID:A9zfkBNj(9/26) AAS
618 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/09(土) 12:49:17.41 ID:Vo9e95n/ [9/35]
>>617 つづき
3.位相(topology)の例を追加しよう
外部リンク:www.misojiro.t.u-tokyo.ac.jp
室田 一雄 (Kazuo Murota)
外部リンク[pdf]:www.misojiro.t.u-tokyo.ac.jp
T5 閉集合と開集合 基礎数理 (副題:数理工学への入門)室田一雄 東大 2012
より引用
命題3(無限個の場合)
(1)無限個の閉集合F1, F2, . . . の和集合∪∞n=1 Fn は閉集合とは限らない.
省7
10(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:55 ID:A9zfkBNj(10/26) AAS
619 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/09(土) 12:51:27.51 ID:Vo9e95n/ [10/35]
>>618 つづき
1.>>27の山田光太郎先生 ”例10.6. 自然数n に対してUn = (-1/n, 1/n) (開区間) とおくと,Un はR の開集合(演習問題10-1).”も含めて、統一的な説明を与えよう
2.極限と収束の観点から、山田光太郎先生のUn = (-1/n, 1/n) (開区間) の例は、”単に、Un = (-1/n, 1/n) (開区間)という包含関係(Un ⊃Un+1 )を持つ開集合族が、n→∞で Un = {0}に収束するという数学的事実を示したに他ならない">>27
3.同様に、上記室田一雄先生の例は、n→∞の極限で閉区間Fn = [1/n, 1] の和集合は(0, 1] に収束するという数学的事実を示したに他ならない
但し、1/n→0で、0は閉区間Fn = [1/n, 1] の和集合に含まれないから、半開区間になるのだ。それは、数学的帰納法の責任ではない
4.上記例2と例3も同じ。例2は”極限a = 0 は集合G に含まれない”から、閉集合にならないが、半開区間になるのだ。それは、数学的帰納法の責任ではない。例3も上記の説明通り。
5.上記の例を、数学的帰納法の役割という観点で見ると、いずれもn-1までの結果と、nの要素との共通部分を取るなり、集合の合併を作るなりをしている。
つまりは、極限と収束については、数学的帰納法の責任外なのだ
6.さらに砕けた言い方をすれば、この各例で、「n-1の結果と、n番目の要素とのある演算をして下さい」と数学的帰納法に指示しているのは依頼側
省4
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