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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む21 [無断転載禁止]©2ch.net (808レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む21 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/
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668: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 09:44:17.96 ID:AONA9sxo >>667 補足 http://www.kitasato-u.ac.jp/sci/resea/buturi/hisenkei/sogo/mathphys.pdf 数学と物理学の間 北里大学 理学部 物理 十河清 (「1995 年度八王子数学ジュニア・セミナー夏の学校」における高校生向け講義レジュメ) (抜粋) 1 はじめに−数学と物理学の関係 この章では数学と物理学の関係について簡単に議論する。一般にこれに対する答えは数学者と物理学者とで異なるであろう。 物理学の徒である筆者がこれだと考える回答は、次のディラックの意見である。英語のまま引用するので、読んでみて欲しい。 The steady progress of physics requires for its theoretical formulation a mathematics that gets continually more advanced. This is only natural and to be expected. What, however, was not expected by the scientific workers of the last century was the particular form that the line of advancement of the mathematics would take, namely, it was expected that the mathematics would get more and more complicated, but rest on a permanent basis of axioms and definitions, while actually the modern physical developments have required a mathematics that continually shifts its foundations and gets more abstract. Non-euclidean geometry and non-commutative algebra, which were at one time considered to be purely fictions of mind and pastimes for logical thinkers, have now been found to be very necessary for the description of general facts of the physical world. It seems likely that this process of increasing abstraction will continue in the future and that advance in physics is to be associated with a continual modification and generalisation of the axioms at the base of the mathematics rather than with a logical development of any one mathematical scheme on a fixed foundation. (P.A.M.Dirac: Quantised Singularities in the Electromagnetic Field, Proc.Roy.Soc.A133(1931)60) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/668
669: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 09:46:40.08 ID:AONA9sxo >>668 つづき この文章は、有名な「磁気単極子の理論」を展開した論文の冒頭の一節であるが、これを書いたときディ ラックは29 才であった。この3年前の1928 年には「相対論的電子の理論」を書き、いわゆるディラック方程 式を提出している。これらの業績によって、1933 年にはノーベル物理学賞を受賞することになる。 さて確かに歴史を省みれば、ニュートン以来物理学は数学を応用して来たのではなくて、むしろ数学を作っ て来たと見ることができる。こう言うと、数学者は直ぐに「整数論」や「群論」は物理学由来ではない、と反 論するかも知れない。しかし、口の悪い物理学者は「数学者は自分の作った理論の使い道を知らない」と言う であろう。群論は今や物理学に必須であり、そのうちに整数論もそうなるかも知れない兆候がある。 なにはともあれ、この講義ではニュートン・ライプニッツの完成した「微分積分学」の中から、tan^-1 x を 題材にして、それが現代の物理学でどのように使われているかを紹介したいと思う。話題は単に微分積分に留 まらず、あらゆる数学に拡がっていくのであるが、その一端なりとも興味を持って頂ければ幸いである。次の 章ではtan^-1 x の関係する数学について、第3 章ではtan^-1 x の関係する物理学について議論する。最後の 章はまとめである。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/669
670: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 09:49:32.93 ID:AONA9sxo >>669 つづき 4 まとめ−いま数理物理学になにが起きているのか この章では、前章で述べた「ソリトンの数理」をその一部として含む数理物理学の世界でいまなにが起きて いるのかを簡単に紹介して、本講義のまとめに代えたいと思う。専門用語が説明無しに出て来るけれども、お 話と思って聞いてもらいたい。若い世代に多いといわれる「やることはもう残っていないのではないか」とい う考えが誤解であって、たくさんのおもしろい問題が解決を待っていることを感得して頂ければ、充分である。 前章で紹介した「ソリトン物理学」における非線形発展方程式(サイン・ゴルドン方程式)の厳密解は、数 理物理学における最近の成果のひとつである。ソリトン方程式が厳密に解くことができるのには、理由があ る。この1960 年代後半に始まった「ソリトン方程式の数理の解明」をきっかけとして、いま数理物理学の世 界では、物理学と数学のいろいろな分野にわたってお互いに密接に関係しあいながら、ひとつの大きな「数 学」が形成されつつある。 この「数学」は、ソリトン理論、量子可積分系の理論、素粒子の弦理論、無限次元リー代数、代数幾何学、 無限次元の確率論などを巻き込んで、いま大きな渦のようなうねりを見せている。まだまだこの先になにが飛 び出してくるのか予想もつかない。そして、この新しい数学が全体としてどういう姿になるのかは、未だ研究 者の頭の中に漠然と想像されているにすぎないのである。 そんなわけで、この「未完の数学」のもっとも良い「応用」は、素粒子物理学の最終理論(Theory of Everything)と目されている「超弦理論」がそのひとつであると考えられている。その他、固体物理学の分野 でも「量子ホール効果」や「高温超伝導」の理論において、その成果が得られつつある。物理学の解明が数学 の進展と手をたずさえて進んでいるのである。こうして、あたかも「ニュートン力学」の完成が同時に「微分 積分学」の成立でもあったように、物理学上の問題が新しい数学をいま生みつつあるとおもわれるのである。 (引用おわり) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/670
671: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 09:54:29.98 ID:AONA9sxo >>668-670 補足 ”若い世代に多いといわれる「やることはもう残っていないのではないか」という考えが誤解であって、たくさんのおもしろい問題が解決を待っていることを感得して頂ければ、充分である。” と、”\さん「そういう風に考えなければ、数学はこのまま死んでしまう。ソレはアカン。」>>585”という話 同じなんだよね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/671
672: 132人目の素数さん [sage] 2016/08/11(木) 10:14:22.26 ID:BG5Qksh1 >>671 \の「そういう風に考えなければ、数学はこのまま死んでしまう。ソレはアカン。」 というセリフはスレ主の間違いに気付かなかった私に対していったセリフだ。 だが、スレ主は間違いをしていたから、このセリフは今となっては意味はない。 このセリフの意味は、よい問題を見つけて解いていかないと数学は進歩しない、 ということにある。非可測な集合上の確率論を確立しようとすると連続体仮説の 問題が絡む。ちなみに、コンピュータのアルゴリズムの話をしていたが、 そのアルゴリズムは、特許とかの問題に進展することがあることは分かっているか。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/672
673: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 10:16:43.57 ID:AONA9sxo >>670 補足 「無限次元の確率論」が分からんが、下記 http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/quest/research/post-2.php 無限次元現象の解明を目指して 現在の研究テーマ:無限次元空間上の発散定理 信州大学 理学部 乙部 厳己 数学科 現在までの歴史上、数学のみならず諸科学まで含めて最も大きな影響を及ぼした定理は何かといえば、おそらく間違いなく微積分の基本定理だといえると思います。 微積分の基本定理とは(1 次元のときに)微分と積分がお互いに逆の演算であることを主張するものです。 これは領域の内部全体での関数の値の和が、その原始関数の境界での値の差に等しいことを主張し、関数の形を適切に与えることで領域の内部における情報を外周部だけで理解できることを示しています。 この事実は多次元でも一般に成り立っていることを示したのがガウスによる発散定理です。 このような関係は解析学の最も基礎をなすものであり、たとえば関数概念そのものを拡張するにはいくつかの方法が知られています(総称して超関数と呼びます)が、いずれにせよ根底にはこの事実があるといってよいと思います。 もちろんそれだけではなく、ベクトル解析など多くの応用の基礎となると同時に現代幾何学の基礎の一つといってもよいと思います。例えるならば、うまく関数を設置してから家の周りを一周すれば、知りたかった家の中の状況がわかるということを述べているわけです。 ところが、無限次元空間においては状況が全く異なります。最も簡単には、積分を定義するのに必要となる自然な「体積」が存在しません。 たとえば体積を量るために領域を微少な(一辺1/n の)立方体を考えると、無限次元空間では最初からその値が0になってしまい、「体積要素」が考えられません。また微分ではある点とそこから少しずらした点での関数の値の差を考えることが重要ですが、このような「ずらす」ということがなかなかうまくいきません。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/673
674: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 10:20:28.07 ID:AONA9sxo >>673 つづき しかし1970 年代の末頃から、確率論のある種の研究の中でこれら両者はついに融合点を見いだし、測度論に基づいた無限次元空間上の完全な微積分の理論が完成します。 この理論は通常、この方向への最初の突破口を開いた数学者の名前をとってマリアヴァン解析と呼ばれています。 ところが、この理論は空間全体での部分積分の成立を示してはいますが、有限次元の場合とは異なり発散定理のような領域についてはなかなか困難がありました。 有限次元の場合には有界な集合上でまず理論が作られ、むしろ空間全体へ議論を拡張するときに困難があったのとは全く対照的です。 これは(ベクトルの大きさが自然に考えられる)自然な空間においては、有界閉集合がコンパクトと呼ばれるよい集合になる必要十分条件が有限次元であることであるということからくることですが、この事実が発散定理の定式化を極端に難しくします。 球に相当するような滑らかな領域ではすでに発散定理は定式化できていましたが、長方形のような形 に相当する角のある領域についても発散定理をマリアヴァン解析の枠組みで完全に定式化することを目指しています。 研究領域:確率解析 20 世紀初頭にアインシュタインによってブラウン運動が理論的に取り扱われると、数学的な対象としてブラウン運動を定式化することも行われました。 それは[0, 1] 区間から連続関数全体が作る無限次元空間へのよい写像をフーリエ解析の手法で構成し、その空間に確率測度を導入するという方法であり、現在ではその測度はウィナー測度と呼ばれています。 いったんブラウン運動という基本的な対象が数学的に定式化できると、他の拡散過程も定式化できるか、という自然な問題が起こります。 ところがこれは困難であり、コルモゴロフは偏微分方程式の解に関する問題としてこれを定式化しようとしましたがあまり満足のいくところにまでは到達しませんでした。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/674
675: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 10:24:01.52 ID:AONA9sxo >>674 つづき 1942 年、当時内閣統計局におられた伊藤清先生は「Markoff 過程ヲ定メル微分方程式」という革命的な論文を発表され、そこでは現在に至っても未だ神秘さを失わないブラウン運動の軌道に関する積分(伊藤積分)の方法と同時に、確率微分方程式が定義・定式化され、もしその方程式がただ1 つの解を持つならば拡散過程であることが示されていました。 また、その中には後年伊藤公式と呼ばれるようになる伊藤過程を伊藤積分と通常の積分とに分解する公式もすでに現れていました。 しかしこの時点では係数に滑らかさを要請せざるを得ないなどの弱点もありました。 その後解を持つための条件は1950 年代後半ころに丸山議四郎・スコロホッドらによって完全に弱められました。 しかし、拡散過程の構成に関しては、田 中洋・スコロホッドによる解析的研究でも完全な解決はできませんでした。 この問題は1960 年代後半にストゥルックとヴァラダンがこれら両者を統合する形で完全に解決しました。 ただし伊藤の一意性と呼ばれる概念との関係は、1970 年代初頭に渡辺信三・山田俊雄らによる確率微分方程式論の完成まで待つ必要がありました。 拡散過程は実はある種の微分作用素や偏微分方程式の背後での動きを捉えている(全体の「平均」をとるとそれらが現れる)のですが、関数解析的手法でしばしば必要になる楕円性という条件が一切仮定されていません。 これは大きな利点ですが、その分布や平均といった偏微分方程式の解が微分できるかどうかという問題は確率論の中では長く未解決のまま残されていました。 これを解決したのが1970年代後半のマリアヴァン解析で、その理論は渡辺信三・重川一郎らによって完成され、ヘルマンダーの準楕円問題やアティヤ・シンガーの指数定理など、解析学・幾何学の重大問題に単純明快な解を与えることに成功し確率論の金字塔となりました。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/675
676: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 10:26:56.63 ID:AONA9sxo >>675 つづき ただし、確率微分方程式の解にマリアヴァン解析が適用できるのは、その解が強い解と呼ばれる場合、つまり解が雑音源から完全に再現できる場合に限られます。 田中洋によって最初に発見された弱い解、つまり解のランダム性が雑音源のランダム性を上回る場合にはこのようなことができません。 これら両者の違いは偏微分方程式で捉えられる構造では消えてしまうことがわかっていますが確率論としては重大な問題です。 さらに、この弱い解・強い解の概念は数理ファイナンスと呼ばれる市場のモデルを構築して解析する際にも重大な問題となります。 これは近年チレルソンによって導入されたノイズの概念をきっかけに、作用素環の理論などとも深い関わりを持って現在も活発に考えられている問題です。 一方現代では確率微分方程式に始まる伊藤解析、あるいはマリアヴァン解析まで込めて確率解析の数学的基礎理論はおおむね完成したと見なされており、数理ファイナンスと呼ばれる金融等に現れる問題や、厳密統計力学・場の量子論といった(これらは確率論創世期からの大きな問題意識でしたが)数理物理の諸問題が大きな関心です。 特に統計力学のそもそもの問題意識は、たとえば熱が伝わったり水が流れたりするような「巨視的」現象を、それらはすべて気体や水の「微視的」分子が運動することによって引き起こされるということを示し、何が生じているかを明らかにすることでした。 20 世紀末頃からようやくこうした問題を数学的に厳密な意味で取り扱うことができるようになり、流体力学極限と呼ばれています。 また、近年では場の理論の一種である共形場理論と呼ばれるものを確率論の枠組みで取り扱うことができるようになりつつあり、大変注目を集めているとともに、活発な研究が行われています。 いずれにせよ、戦時中の伊藤清先生の理論に始まる確率解析は偏微分方程式論・関数解析とともに発展しながら無限次元解析学という形をとり、現在でもまだ、その適用範囲をいわゆる伝統的な数学の枠の外にまで広げながら大いに発展しています。 (引用おわり) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/676
677: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 10:35:10.06 ID:AONA9sxo >>673 「無限次元の確率論」補足 会田茂樹先生は、以前にも紹介したと思うが http://www.math.tohoku.ac.jp/~aida/paper/aida2.html 確率論と無限次元解析 会田茂樹 ある状態空間(典型的なのは実数の集合)の中を 時間とともにランダムに変動する量は、数学的には 確率過程ととらえられ、解析されます。 ここでは、 時間とともに連続的に変動する量を考えましょう。 そのとき、確率過程を考えることと 非負の実数全体から状態空間への連続写像全体の 空間上に確率測度を与えることは同値になります。 その代表的なものが、ブラウン運動であり、 Wiener測度です。 他の連続な確率過程もブラウン運動をインプットとする 確率微分方程式を解いて、得られることが多いと言えます。 実際、解析学の多くの問題が2階楕円型微分作用素に 関係していますが、その生成する拡散半群の 確率論的表示に確率微分方程式の 解が用いられます。 このようにして、応用に現れる多くの ランダムな量が確率微分方程式の解やその 関数で表される ことがわかり、ブラウン運動の汎関数の 解析を行うことの重要性が見てとれます。 私の研究課題の一つは、 このような無限次元解析の視点に立って、 有限次元空間の幾何、解析、応用に現れる 問題を研究することにあります。 この方面での具体的な研究テーマの一つは、 拡散半群の熱核の上と下からの精細な評価、 対数微分の評価です。 この分野は近年、楕円型作用素のみならず準楕円型作用素 に対する解析も盛んに研究されており、興味深い新たな 進展が期待される分野です。 また、ブラウン運動の汎関数の平均値の計算は、 無限次元空間上の積分ですが、その効率的な 数値計算の研究も数理ファイナンスへの 応用も考慮して、アタックしたい問題の 一つです。 ところで、これらの汎関数は通常、連続関数の位相に対して 連続ではありません。 しかし、Terry Lyons教授により 確率微分方程式の解は、インプットのブラウン運動 そのものとその軌道の 描く面積のふたつの量の汎関数としては 連続な写像とみれるという結果が 得られており(ラフパス解析と呼ばれています)、 その応用にも関心を持っています。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/677
678: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 10:38:44.39 ID:AONA9sxo >>677 つづき これまで、述べてきたのは、有限次元空間上の 問題(例えば有限次元空間上の拡散半群の問題) を無限次元解析を通して研究しようという ことですが、無限次元空間上で自然に現れる 問題にも関心を持っており、現在の私の研究の中心は こちらにあると言えます。 例えば、場の量子論 は無限個の調和振動子が相互作用して いる系の量子化にかかわるものと言えますが、 そのハミルトニアンは必然的に無限次元空間上の 微分作用素(もっと正確には シュワルツ超関数の空間にガウス測度が 与えられた確率空間上のシュレーディンガー型作用素)となります。 また、物理的な意味は薄れますが、 リーマン多様体上の始点と終点が一致しているループの空間 の上で関数に作用するOrnstein-Uhlenbeck作用素や 微分形式に作用するHodge-Kodaira型の 作用素を考えるのは幾何学的に興味深いことです。 略 1982年にEdward Witten教授がモース不等式 をそのモース関数で変形して得られる 超対称ハミルトニアン(Witten Laplacian) のスペクトルの準古典的挙動から導いたのは、 準古典極限の顕著な応用と言えるでしょう。 今考えているのは、その無限次元版 なわけで、ループ空間などの幾何学的な 対象のときは、道のエネルギーがモース関数に 相当します。 この場合でもモース不等式が準古典的 アプローチで証明できるのでしょうか? 最近、コンパクトリー群上のpinned path spaceで少し結果が 出始めましたが、遠方での評価が得られず、まだ解決には至っていません。 また、 最近、場の量子論の典型的モデルである有限体積での$P(\phi)_2$型ハミルトニアン (現在の所、4次の多項式で、体積の大きさに制限が着いたものに限る) の最小固有値の準古典極限を決定することができました。 さらに第一固有値と第二固有値のギャップの漸近挙動 がAgmon距離により決定されるのか、超対称ハミルトニアンの場合の研究など に引き続き取り組んでいます。 数学の研究では、あきらめないでねばり強く考えることと、一つの 視点にとらわれない自由な物の見方が要求されます。 意欲ある学生諸君を待っています。 (引用おわり) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/678
679: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 10:49:49.16 ID:AONA9sxo >>672 どうも。スレ主です。 粘着しているのは、Tさんかね? ”非可測な集合上の確率論”をやりたければ、大学へ行きなよ このスレでは無理 あるいは、自分でスレ立てて、仲間を集めなよ ともかく、2ちゃんねるの外で仲間を募って、自分でスレ立ててやんな・・・て、・・・出来ないんだろう・・・ >>673-676に信州大学 理学部 乙部 厳己先生を引用したけど、すでにいろんな試みがあるよ 少し系統的に勉強することをお薦めします。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/679
680: 132人目の素数さん [sage] 2016/08/11(木) 10:57:28.80 ID:BG5Qksh1 >>679 おっちゃんです。上から目線のスレ主か。 スレ主の考え方が間違っているに気付いた。時枝の考え方は正しい。 ところで、正規部分群のことコピペしていたが、その定義は覚えたか? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/680
681: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 10:59:31.77 ID:AONA9sxo >>662-663 前スレから引用。これは変わっていない (逆に、”確率論の専門家”のご意見は、>>4時枝記事は数学セミナーに書く記事としては不成立) http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/333 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む20 333 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/01(金) 22:38:42.98 ID:HfL8/83j [6/10] >>331つづき 追伸2 時枝記事について、私が時枝解法の成立を認めるとしたら、その条件は、下記 1.arXivでも正規の論文でも良いが、大学以上の身分の確認できる教員から、時枝解法なり同等のルーマニア解法について、肯定的な論文が投稿されたとき 2.バリバリの数学科さんから、>>211についての証明が提示され、それを私が認めたとき 3.東北大の会田茂樹先生に限らないが>>128、しかるべき数学専門家に時枝解法の真贋を聞いて貰って、仮に成立するとして、その成立の説明に納得したとき。(予想は“ノー”の意見だろう) 4.\さん又はメンターさんなど、明らかに私よりレベルが上の人の時枝解法成立の説明を受け納得したとき。(当然疑問点は、質問させて頂く) 素人談義は、もう十分だろう。時枝記事から、半年以上、このスレ以外で話題になった気配もなく、専門家の間でも何もないとすれば、時枝解法自身は否だろう。 ただし、\さん指摘の>>201の問題提起としての視点は認めるとしても、時枝記事の趣旨は「時枝解法が成立するから、確率過程の定義の見直しが必要では?」という。 前提の“時枝解法が成立するから”が覆ったら、記事自身も成り立たないだろうさ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/681
682: 132人目の素数さん [sage] 2016/08/11(木) 10:59:42.23 ID:BG5Qksh1 >>679 >>680の訂正: 間違っているに気付いた。 → 間違っている「こと」に気付いた。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/682
683: 132人目の素数さん [sage] 2016/08/11(木) 11:05:51.70 ID:BG5Qksh1 >>681 スレ主は記事の内容とは違うような問題を設定して、ここで出して議論させていた。 確率列を使うと時枝の考え方の正しさが説明出来る。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/683
684: 132人目の素数さん [] 2016/08/11(木) 11:15:04.53 ID:aDhyhZQL >>681 思考停止宣言w http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/684
685: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2016/08/11(木) 11:23:55.10 ID:AONA9sxo >>680 どうも。スレ主です。 なんだ、おっちゃんか! お元気そうでなにより >スレ主の考え方が間違っているに気付いた。時枝の考え方は正しい。 安心したよ(^^; 出会いのときからだよね、その言葉(^^; で、最後にどんでん返し 最初問題を出してくれたんだ で、その問題を解いた 実数Rの乗法群で、アーベルだから部分群はすべて正規部分群と流したら、おっちゃん延々証明を書いた こういう経緯だったね 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む11 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/math/1420001500/498 498 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2015/02/01(日) 15:26:49.86 ID:f3suQEjt 次の問題はどう? スレ主でも解けるでしょう。 複素平面Cの乗法群C^{×}=C-{0}の正規部分群は非可算無限個存在することを示せ。 519 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2015/02/02(月) 14:07:58.40 ID:Fvsu4fkg [1/5] >2.通常の乗法は可換だから、アーベルで、部分群もアーベル。従って、部分群は全て正規部分群となる この部分で既に証明として間違いになっているよ。直観的には自明で正解だが、一応スレ主も分かるように証明しよう。 566 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2015/02/03(火) 20:31:59.04 ID:KYB7IjhQ [3/4] >>565 別にスレ主を擁護してるわけじゃねーよ。 でも>>558は幾らなんでもアホだろ。 そもそもの問題からしてくだらないのに、自明な部分は長文の証明で埋め尽くし、 肝心な部分(異なるH(*)が非可算無限個とれるところ)はいつまで経っても証明できてない上に、 スレ主の方が既に証明できちゃってるという本末転倒ぶり。出題者のくせに何やってんだよ。 恥さらしもいいとこだろ。 (引用おわり) 498の出題と519のコメントがおっちゃん。「2.通常の乗法は可換だから、アーベルで、部分群もアーベル。従って、部分群は全て正規部分群となる」が私 566がメンターさん この部分は、自明で証明不要がメンターさんと私のセンス が、おっちゃんは、”自明な部分は長文の証明で埋め尽くし”とやったんだったね (分かるだろ? 当時どっちが正規部分群をより深く理解していたかが) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/685
686: 132人目の素数さん [sage] 2016/08/11(木) 11:33:35.40 ID:BG5Qksh1 >>685 これね。確かに、直観的に成り立つと思って、自分で解いて確かめる前に出したよ。 スレ主の正規部分群の定義の覚え方が怪しいことから始まったよな。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/686
687: 132人目の素数さん [] 2016/08/11(木) 11:37:45.30 ID:aDhyhZQL ×スレ主の正規部分群の定義の覚え方が怪しい ○スレ主の正規部分群の定義の覚え方が間違ってる http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1468584649/687
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