[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む21 [無断転載禁止]©2ch.net (808レス)
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615(2): ¥ ◆2VB8wsVUoo 2016/08/10(水)01:31 ID:1YZWefPk(7/33) AAS
¥
7(3): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:54 ID:A9zfkBNj(7/26) AAS
616 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/09(土) 12:47:52.62 ID:Vo9e95n/ [7/35]
>>615 つづき
2.さて、時枝解法成立派>>327が、”「1.任意の有限個の開集合の共通部分は開集合であることを示せ、2.無限個の開集合の共通部分は開集合とは限らないことを示せ」(「数学的帰納法は不完全であると言える。・・ その反例を示すことを実体験しなさいと言ってるんだよ。」前スレ >>382)”>>27と言い出した
3.主張の趣旨は、多分「ここに関しては「任意の有限部分族が独立のとき、独立」という定義そのものが有限の極限として扱うって立場だろうってことだと思う
だから同値なのは当たり前
そうじゃなくて"有限個のときみたいに無限個を全部眺めて独立性を判断する"ような扱いをすれば直観に根ざした結論が得られるだろう」>>544 (…と思ったけど(1)と(2)の二つの方針が可能であるって言ってるから読み違えてる気がしてきた)>>544
と。つまり、()内のカミングアウトのように、読み違えか、”そもそも時枝氏の勘違い”に乗せられたんだろう
4.で、時枝解法成立派が強硬に主張していた”数学的帰納法は不完全”は、あっさり>>538で「確率変数の独立性というのは,可算族に対しては(1)も(2)も同値となる」と、”確率論の専門家”さんに否定的に証明されてしまった
5.だから、これを受け入れるなら、時枝解法成立派の強硬な主張もその必要がなくなるのだった
6.では、一見数学的帰納法は不完全に見える、位相(topology)の例はどう考えれば良いのか? ”スレ主さんは∩_{n∈N}U_nの定義がよくわかってない感じですね.”>>516と”確率論の専門家”さんからご指摘のように、「数学的帰納法で導く結論は、必ず正しい」をうまく説明出来ていなかったのは確かだ
省1
12(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/07/15(金)21:57 ID:A9zfkBNj(12/26) AAS
697 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/07/10(日) 09:46:13.73 ID:1POR/mwl [7/28]
>>615 補足
「数学的帰納法で導く結論は、必ず正しい」、「数学的帰納法は演繹法である」を補足しておく
高校数学ではこれで終わりだ。が、前スレで渕野先生を引用したように、大学では無限集合を扱うときに、公理の問題を意識しないといけない場合がある
(つまり、無限集合を扱うとき、そのための公理が必要だと)
1.ペアノ公理:” 0 がある性質を満たし、a がある性質を満たせばその後者 suc(a) もその性質を満たすとき、すべての自然数はその性質を満たす。5番目の公理は、数学的帰納法の原理である。”(つまり、数学的帰納法の原理が自然数N全体に適用できるを公理にしていると)
外部リンク:ja.wikipedia.org
2.ZFC:”無限公理 空集合を要素とし、任意の要素 x に対して x ∪ {x} を要素に持つ集合が存在する”と選択公理 (選択公理と同値であることが ZF において証明できる命題として、整列定理を使って、数学的帰納法が適用できる)
外部リンク:ja.wikipedia.org
3.ZF に ACω(可算)を付け加えた公理系:実数論においては選択公理ではなく可算選択公理で事足りる場合が多い[1]。選択公理が成り立たないソロヴェイのモデル(英語版)においても、可算選択公理は成り立つ。
省6
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