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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net (716レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/
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589: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 16:40:48.62 ID:i2ODE144 >>566 >>586で行った2つの訂正について、 >そして、>>584の >>x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F) のどちらなのかが分かる。 >の「x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F)」の部分は >「x∈K∩F⊂R (xがK上代数的) か x∈R\(K∩F) (xがK上超越的)」に訂正。 の方の訂正は取り消し。そして、この訂正すべき部分は改めて >そして、>>584の >>x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F) のどちらなのかが分かる。 >の「x∈K∩F⊂F (xがF上代数的) か x∈R\(K∩F)」の部分は >1):K≠Q Qは有理数体Q のとき、「x∈K∩F⊂R (xがK上代数的) か x∈R\(K∩F) (xがK上超越的)」に訂正する。 >2):K=Q のとき、K∩F=Q となるから「x∈Q⊂R (xが有理数) か x∈R\Q⊂R (xが無理数)」に訂正する。 とする。あと、>>584の最後の行の「超越数や代数的数の定義から、」の部分は取り消し。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/589
590: 132人目の素数さん [] 2016/12/01(木) 18:42:16.03 ID:WMAXafGY ガロアを読む、に書いてある証明は不自然ですね。ガロアの群に関す知識がどのようなものだったか、そこをもっとまとめるべきだった。 例えば、X+YZ のような多項式をガロアの方法で分析することから初めるべきです。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/590
591: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 19:04:28.10 ID:i2ODE144 >>566 >>584を書き直すと次のようになる。 >さて、命題A:「Tran ∈ 超越数、 Algn ∈ 代数的数」→ 命題B:「Tran と Algnとは同じしっぽの同値類に属さない」 が言える >∵無限少数展開のしっぽは一致しないから > >つまり、命題Aで、超越数や代数的数という情報を与えたから、命題Bが言えたのだ >(ここが、ヴィタリ集合論と類似の議論(有理数、無理数という情報を与えてヴィタリ集合の存在を導く)だ) > >問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? >εはいくらでも小さく取れるから、頭からしっぽに近い部分まで、いくらでも一致させることはできる > >それで、命題Bが言えるには、具体的にどういう情報が必要なのだろうか? >(そこをすっきり理論的に解明できれば、論文が一つ書けるだろう ) そこを時枝記事はスルーしているのだよ について。標数を0として考える。有理数体をQで表す。10進無限小数展開された実数を任意に取り、xとする。 任意に、実数体Rの完全不連結な部分体K(Kは、例えば Q(e) eはネイピア数 などのような或るRの部分体の超越拡大体 でもいい)を取る。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/591
592: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 19:14:02.88 ID:i2ODE144 >>566 (>>591の続き) そうすると、 1):K≠Q のときは、実数xがK上代数的か超越的かどちらなのか、が分かればいい。 実数xについて或る体K上代数的か超越的かのどちらなのかが分からないなら、これが分かればいい。 そのことが分かれば、あとは、複素数体C上ではKの代数的閉包Fが存在し、K∩F はRの部分体であって、 かつQに対するRにおいての体の拡大 F/K の中間体だから、Q⊂K∩F⊂R、R\(K∩F)⊂R\Q から x∈K∩F⊂R (xがK上代数的) か x∈R\(K∩F) (xがK上超越的) のどちらかが分かる。なのだから、上の >さて、命題A:「Tran ∈ 超越数、 Algn ∈ 代数的数」 → 命題B:「Tran と Algnとは同じしっぽの同値類に >属さない」 が言える ∵無限少数展開のしっぽは一致しないから と同様なことがいえて、Bと同様な命題が成り立つための1つの十分条件が分かる。 ここで改めて、K∩F はQに対するRにおける体の拡大 R/Q の中間体で、Q⊂K∩F⊂R、R\(K∩F)⊂R\Q なることに注意する。 2):K=Q のとき、K∩F=Q だから「x∈Q⊂R (xが有理数) か x∈R\Q⊂R (xが無理数)」が分かればいい。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/592
593: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 19:43:55.08 ID:i2ODE144 >>566 (>>582の続き) 1)、2)から、結局、上のスレ主のいう >問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? という問題は、段階的に次の(1)〜(5)を考えていく問題に帰着される。 (1):任意に与えられかつ10進無現表示された実数xの無理性を判定する問題に帰着される。 (2):次に、もし、xが無理数であれば、xの超越性の判定の問題に帰着される。 (3):更に、xが超越数であれば、K=Q∩F FはQの代数的閉包 とすると、KはQに対するRにおける 体の拡大 R/Q の中間体で、Q⊂K⊂R となる。その上、K(x) はRにおける超越拡大体で、 x∈K(x)⊂R となるから、K(x) 上での代数的独立な実数の存在性の問題に帰着される。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/593
594: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 19:51:29.02 ID:i2ODE144 >>566 (>>593の「(>>582の続き)」は「(>>592の続き)」の続きに訂正) (>>593の続き) (4):x∈K(x) (Kは(3)と同じ) に対して K(x) 上代数的独立な実数x'が存在するときは、 K(x, x') はx'のRの中での K(x) の超越拡大体で x∈K(x, x')⊂R となるから、 Rにおいて同様に K(x, x') 上代数的独立性な実数の存在性の問題や Rにおける超越拡大体の構成の問題を考えることにより、xが属するような Rにおける超越拡大体をRの中で帰納的にどこまでRの中で拡大して構成出来るか、 という問題に帰着される。 (5):あとは(4)と同様な問題になって、(4)と同様な問題をどこまでつまり何回帰納的に 繰り返して考えるられるかという問題か、或いはあり得ないことだとは思うが どこかで(4)(か(3))と同様なことが出来なくなることを示す問題になる。 こんな感じだろうな。まあ、Rにおける完全不連結な位相体K (Kは(3)と同様) からはじめ、 デデキント切断と同様な操作を帰納的に繰り返して行くと、RにおけるKの超越拡大体は 無限回Rの中で体の拡大の操作を繰り返してRにおける完全不連結な位相体の列 K, K(x, x', …), … を構成出来るから、どこかで打ち切らないと意味がなくなる問題だな。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/594
595: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/01(木) 20:31:43.09 ID:i2ODE144 >>566 >>593の(1)の「10進無現表示された実数x」の部分は「10進無現小数表示された実数x」 と訂正。 まあ、10進無現小数表示された実数xが、どのような R\Q やRにおける完全不連結な位相体 としてのQの超越拡大体(或いはQの代数拡大体AとQの差集合A\Q)に属するのかによって、 xの小数点第一位以下にどのような数字が現れるかということについての法則性は違う筈だ。 これは>>592の1)から大体すぐ見当が付く。xが代数的無理数のときは>>593の K=Q∩F FはQの代数的閉包 とQの差集合 K\Q∋x についても考えることになるな。 スレ主のいう命題Bについての1つの十分条件は大体分かったわな。 じゃ、おっちゃん寝る。今度の訂正は明日以降。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/595
596: ¥ ◆2VB8wsVUoo [age] 2016/12/01(木) 23:06:27.59 ID:IC32DEwi ¥ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/596
597: ¥ ◆2VB8wsVUoo [age] 2016/12/01(木) 23:24:25.99 ID:IC32DEwi ¥ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/597
598: ¥ ◆2VB8wsVUoo [age] 2016/12/01(木) 23:45:01.71 ID:IC32DEwi ¥ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/598
599: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 07:23:10.55 ID:EiFQky51 >>566 おっちゃんです。 実数xが10進無現小数表示されたときだけのスレ主のいう命題Bと同様な命題が成り立つ 十分条件を求めるだけなら、>>593-594の(2)〜(5)、及び>>595で書いた 「まあ、…(略)…」以降の部分は不要で、単純に>>593-595の部分は >1)、2)から、結局、上のスレ主のいう >>問題は、超越数や代数的数という情報が、与えられていないときに、命題Bが言えるのか? >という問題は、(1)のようなことを考えるだけでよく、 >任意に与えられかつ10進無現小数表示された実数xの無理性を判定する問題に帰着される。 と整理して書ける。 問題は、有限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表されるような 無限小数表示された実数xや、或いは可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて 表されるような無限小数表示された実数yに対して、スレ主のいう問題と同様な問題を考えた ときにどうなるかということだな。有限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表されるような 無限小数表示された実数xについての場合は、xを10進無限小数表示することが出来るから、 やはりxが10進無現小数表示されたときと同様に、xの無理性の判定の問題に帰着される。 可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表されるような無限小数表示された実数yに対して、 スレ主のいう問題と同様な問題を考えたときはどうなるかは正確には知らん。 こういうのを考えるときは、>>593-594の(2)〜(5)、及び>>595で書いた「まあ、…(略)…」以降 の部分のようなことを考えるようなことになるんだろうな。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/599
600: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 07:50:33.90 ID:EiFQky51 >>566 (>>599の続き) まあ、可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされる実数は、 次のようにして構成的に示せ、その存在性は保証される。 [第1段]:第n項が a_n=b_n−1 と表わせて a_n≦n を満たすような 非負の実数列 {a_n} と、非有界で単調増加な1以上の実数列 {b_n} を構成する。 整数部分を表わす数字代わりの記号 c_0 を {a_n} の項を任意に用いて表わすことからはじめ、 各 k=1,2,… に対して、小数点以下、小数点第k位を表わす数字代わりの記号 c_k を、 c_k=a_{k+1} と a_{k+1} を用いて c_1=a_2, c_2=a_3, … と帰納的に可算無限回表わして行く。 そして、{a_n} の項の部分列 c_0, c_1, c_2, … つまり c_0, a_2, a_3, … を構成する。 [第2段]:c_0, a_2, a_3, … を用いて無限小数表示された実数を c_0.c_1c_2…c_k… と表わして 構成し y=c_0.c_1c_2…c_k… とおく。そして、yが実数になることを確認する。 yが実数なることの確認作業は、次のようにする。 k, n を n>k を満たすような2以上の自然数変数とする。k≧2 のとき 0<a_1≦1 で、 c_1/(n^1)=a_2/n であり、c_k/(n^k)=a_{k+1}/(n^k)≦(k+1)/ (n^k) だから、 y−c_0=0.c_1c_2…c_k… ( 右辺は上で構成したyから c_0 を引いたときの表示 ) =Σ_{k=1,…,+∞}( c_k/(n^k) )=Σ_{k=1,…,+∞}( a_{k+1}/(n^k) ) =a_2/n+Σ_{k=2,…,+∞}( a_{k+1}/n^k ) ≦a_2/n+Σ_{k=2,…,+∞}( (k+1)/n^k ) ≦a_2/n+Σ_{k=2,…,+∞}( 1/n^{k-1} ) ( ∵ n≧k+1 ) =a_2/n+Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^k ) =a_2/n+(1/n)・Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^{k-1} )=a_2/n+(1/n)・( 1/(1−1/n) ) =a_2/n+1/(n−1)、 従って、k→+∞ とすると n→+∞ となり a_2/n+1/(n−1)→+0 となるから、y−c_0≦0。 そして、yの構成に注意すると、y−c_0≧0。従って、y−c_0=0 から y=c_0 となり、 c_0 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされた実数になる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/600
601: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 08:07:52.55 ID:EiFQky51 >>566 >>600の > ……(略)…… > =a_2/n+Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^k ) > =a_2/n+(1/n)・Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^{k-1} )=a_2/n+(1/n)・( 1/(1−1/n) ) > =a_2/n+1/(n−1)、 >従って、k→+∞ とすると n→+∞ となり a_2/n+1/(n−1)→+0 となるから、y−c_0≦0。 >そして、yの構成に注意すると、y−c_0≧0。従って、y−c_0=0 から y=c_0 となり、 >c_0 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされた実数になる。 の部分には計算間違いがあって、「=a_2/n+Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^k )」以降の部分を > ……(略)…… > =a_2/n+Σ_{k=1,…,+∞}( (1/n)^k ) > =a_2/n+( 1/(1−1/n) ) > =a_2/n+n/(n−1)、 >従って、k→+∞ とすると n→+∞ となり a_2/n+n/(n−1)→「+1」 となるから、y−c_0≦「1」。 >そして、yの構成に注意すると、y−c_0≧「1」。従って、y−c_0=「1」 から y=「c_0+1」 となり、 >「y=c_0+1」 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされた実数になる。 に訂正。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/601
602: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 09:20:17.66 ID:EiFQky51 >>566 >>600の第1行の >可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされる実数 は >可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて >「10進無限小数表示などと同様に、可算無限進表示して」表わされる実数 と訂正。そして、 >[第2段]:c_0, a_2, a_3, … を用いて無限小数表示された実数を c_0.c_1c_2…c_k… と表わして >構成し y=c_0.c_1c_2…c_k… とおく。そして、yが実数になることを確認する。 >yが実数なることの確認作業は、次のようにする。 の部分は >[第2段]:c_0, a_2, a_3, … を用いて「可算無限進小数表示された」実数を c_0.c_1c_2…c_k… と表わして >構成し y=c_0.c_1c_2…c_k… とおく。そして、yが「可算無限進小数表示された」実数になることを確認する。 >yが「可算無限進小数表示された」実数なることの確認作業は、次のようにする。 と訂正。そして、>>601で行った訂正後の >>「y=c_0+1」 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表わされた実数になる。 の部分は >>「y=c_0+1」 が可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて >「可算無限進小数表示して」表わされた実数になる。 に再び訂正。まあ、>>600-601は可算無限進小数表示された実数の話だな。 ちなみに、>>599の後半での実数yも >可算無限個の数字やその代わりとなる記号を用いて表されるような「可算無限進小数表示された」実数 として考えている。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/602
603: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/02(金) 10:17:00.25 ID:EiFQky51 >>566 実数yについての「可算無限進小数表示」の定義は、 yに対して可算無限個の数字やその代わりとなる記号 a_0, a_1, a_2, …, a_n, … が定まり、記号列 a_0, a_1, a_2, …, a_n, … を用いて、 y=lim_{n→+∞}(lim_{k→+∞}[Σ_{j=0,1,2,…,k}(a_j/n^j)]) と表わせることと定義する。 nが有限な数字10に等しいときは、yに対して、高々11個の数字やその代わりとなる記号 0, 1, 2, …, 9, a_0 (a_0 はyの整数部分) により構成される 数字やその代わりとなる記号の列 a_0, a_1, a_2, …, a_n, … が定まり、 記号(数字)の列 a_0, a_1, a_2, …, a_k, … を用いて y=lim_{k→+∞}[Σ_{j=0,1,2,…,k}(a_k/10^k)] と表せるから、 実数の10進無限小数表示に似た定義になる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/603
604: 132人目の素数さん [sage] 2016/12/03(土) 10:19:19.81 ID:lwy6STi8 他になにか言いたいことはありますか? 他になにか訂正したいことはありますか? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/604
605: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:38:42.48 ID:6Rgz8i9T >>575 >>仮定が現実離れしていては意味がない まず、再度強調しておくが 1.もともとは、箱には任意の実数を入れる。つまり1つの箱に連続無限大の自由度があるのだ。 2.対して、いまは、箱に0〜9の極簡単なミニモデルを考えている。 3.0〜9の数を箱に入れる極簡単なミニモデルでも、可算無限数列のしっぽは、現代数学では扱えない。 4.まして、任意の実数が箱に入る場合においておや。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/605
606: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:41:24.80 ID:6Rgz8i9T >>605 つづき で、例えば、話は変わるが、仮に、下記”超越数かどうかが未解決の例”「e+π、e-πが有理数であるのか無理数であるのか証明されていない」を認めるとしよう また、十進法で、下記”有理数”で「有限小数または循環小数のいずれかとなる」ことも認めよう。 もし、0が続くことを循環小数に含めるなら(1/3=0.333・・・の類似)、循環小数かどうかを見極めることができるなら、有理数であるのか無理数であるのか見分けることが可能だということだ つまり、実数を無限小数に展開したときに、そのしっぽを見れば、循環小数かどうかを見極めることができ、有理数か否か判定可能 ところが、「e+π、e-πが有理数であるのか無理数であるのか証明されていない」のだから、現代数学は、いまだe+π、e-πの少数展開のしっぽが循環小数かどうかを見極める方法を持たないということだ これは、>>575 時枝解法での可算無限のしっぽの見分け>>114が、箱に0〜9の極簡単なミニモデルでさえも、現代数学では不可という例示だ つまり、e+πの少数展開からなる十進法の数の各位取りの数から成る数列を考えたとき、現代数学では実数しっぽの見分け(有理数か無理数か)ができない (もし実数しっぽの見分けができるから、循環小数かどうかすぐ分かるはず) もちろん、いずれ時代が進んで、不可能が可能になることもあるだろう (例えば、e+π、e-πが超越数であることが証明されるとか) 現時点では、実数しっぽの見分け不可レベルの現代数学では、時枝解法は絵に描いた餅にすぎない https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E8%B6%8A%E6%95%B0 超越数かどうかが未解決の例 e+π、e-π などの円周率 π や自然対数の底 e の大抵の和、積、べき乗は、有理数であるのか無理数であるのか超越的であるのか否かは証明されていない[注 4]。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E7%90%86%E6%95%B0 有理数 十進法などの位取り記数法を用いて小数表示した場合、どの有理数も位取りの基数のとり方に関わらず有限小数または循環小数のいずれかとなる(もちろん、ある基数で表示したとき有限小数となる有理数が、別の基数では循環小数となったりすること、あるいはその逆になることはある)。同様に、有理数は必ず有限正則連分数展開を持つ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/606
607: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:43:10.30 ID:6Rgz8i9T >>599-603 どうも。スレ主です。 おっちゃんの覚醒も期待できそうやね。もうすぐかな? 正直、おっちゃんがいま書いている>>599などの趣旨がいまいち理解できていないが(^^; おっちゃんの努力は素晴らしいと思うよ もうすぐ意見が一致しそうな 予感(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/607
608: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/12/03(土) 10:49:16.36 ID:6Rgz8i9T >>606 つづき 1.箱に0〜9の極簡単なミニモデルで、数列a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・を考える 2.これに対応して、関数sn(x)=a0+a1/x+a2/x^2+a3/x^3+・・・・+an/x^n+・・・ を考える 3.x=10とすると、sn(10)=a0+a1/10+a2/10^2+a3/10^3+・・・・+an/10^n+・・・ という無限小数が対応する 4.sn(10)=a0+a1/10+a2/10^2+a3/10^3+・・・・+an/10^n+・・・ は、区間[0,10)の実数を表現していると見ることが出来る そして、sn(10)は十進法によるコーシー列を形成し、級数は収束する 5.一方、数列a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・ には収束という概念はないし、ヒルベルト空間ではない ∵ 3,4項では、”an/10^n”としているので、指数関数的にこの項は小さくなる。対して、anそのものは小さくならない つまり、無限小数展開の各少数の位は、”an/10^n”として、指数関数的にこの項は小さくされているということを強調したのだ 6.なので、ヒルベルト空間外の時枝の数列a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・のしっぽによる同値類は可能としても、決定番号にきちんとした意味づけが出来るかどうか? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/608
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