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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む34 [無断転載禁止]©2ch.net (686レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む34 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/
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221: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/06(火) 21:39:57.20 ID:VOINjUAM >>220 つづき さて、簡単に、箱が4個で、数字は0〜9を考えよう(十進数を想定) 1.蛇足だが、有限モデルでは、同値類は最後の箱で決まる。例えば、1235〜1115、あるいは、4321〜9991など。前者は5の同値類,後者は1の同値類。 2.で、箱が4個の有限モデルでは、全体では1000通りで、決定番号が4になる場合の数は1,000-100=900(90%), 決定番号が3以下の場合の数は100(10%) となる 3.説明 1)いま、例えば最後の数が5として、s = (s1,s2,s3 ,5) で、各s1,s2,s3 10通りで全体では1000通り。 2)比較すべき数列を、S=(1,2,3,5)とする。代表元 r = (r1,r2,r3 ,5)とする。 3)決定番号1のとき、 r = (1,2,3 ,5)のみの1通り 4)決定番号2のとき、 r = (r1,2,3 ,5)で、9通り(r1 10通りから、上記1を引く) 5)決定番号3のとき、 r = (r1,r2,3 ,5)で、90通り(r1,r2 100通りから、上記10(=1+9)を引く) 6)決定番号4のとき、 r = (r1,r2,r3 ,5)で、900通り(r1,r2,r3 1000通りから、上記100(=1+9+90)を引く) 4.故に、「決定番号が4になる場合の数は1,000-100=900(90%), 決定番号が3以下の場合の数は100(10%)」がいえた 5.もし列が2とすると、2列とも決定番号が4になる確率は81% 6.もし列が3とすると、3列とも決定番号が4になる確率は72.9%にもなる。オリンピックで、金銀銅になるべきところ、3人とも金の確率72.9%。 7.もちろん100列なら、100列とも決定番号が4になる確率は72.9%より小さい。が、もうお分かりだろう つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/221
222: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/06(火) 21:41:08.20 ID:VOINjUAM >>221 次に、箱が4個で、数字は0〜(P-1)を考えよう(P進数を想定) 1.全体ではP^3通りで、決定番号が4になる場合の数はP^3-P^2 (確率1-(1/P) ) , 決定番号が3以下の場合の数はP^2(確率1/P) となる 2.もうお分かりだろうが、Pはいくらでも大きく取れる 3.だから、列が3で、3列とも決定番号が4になる確率を99.9%にすることは、Pを大きく取れば簡単だ つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/222
223: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/06(火) 21:43:02.98 ID:VOINjUAM >>222 次に、箱がn個あるとしよう。で、数字は0〜(P-1)を考えよう(P進数を想定) 1.場合の数と確率計算は、上記同様に、全体ではP^(n-1)通りで、決定番号がnになる場合の数はP^(n-1)-P^(n-2) (確率1-(1/P) ) , 決定番号がn-1以下の場合の数はP^(n-2)(確率1/P) となる 2.つまり、決定番号n(最後の箱のみ一致)の場合が圧倒的で、確率1-(1/P)だ 3.もうお分かりだろうが、nもいくらでも大きくなる。可算無限個の列なら、n→∞を考えると、決定番号が有限になる確率0*) 4.だから、100列だから確率99/100で当てられるとは言えないことになる つづき http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/223
224: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/06(火) 21:45:21.51 ID:VOINjUAM >>223 上記を纏めると、我々は、無意識のうちに、100列あれば、決定番号が散らばって、最大から最小に、順に100個の数が並べられると、思い込んでいた だが、この場合は、よく考察すると、そうではないことが分かった 私たちの直観は,無意識に上記に根ざしていた, といえる おわり http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/224
225: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/06(火) 21:51:08.38 ID:VOINjUAM >>224 補足 上記では、箱に入れる数を、P進数で考えた だから、確率は1/P (=1/可算) だった しかし、もとの問題は、任意の実数を選んで良いので、確率は1/非加算 になる。なので、さらに当たらないことになるのだった http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/225
226: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/06(火) 21:57:31.44 ID:VOINjUAM >>223 補足 3.もうお分かりだろうが、nもいくらでも大きくなる。可算無限個の列なら、n→∞を考えると、決定番号が有限になる確率0*) *)確率収束というのかな、よく分かりませんが(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/226
227: 132人目の素数さん [] 2017/06/06(火) 22:18:23.63 ID:dSea2p1D >>226 決定番号は定義から自然数です。一方任意の自然数は有限です。 よって決定番号が有限になる確率は 1 です。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/227
228: 132人目の素数さん [sage] 2017/06/06(火) 22:25:04.36 ID:0/espM2G >>220 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1483075581/40 の前後に次の発言がある http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1483075581/35,40,117 スレ主は次の簡単な質問に答えられずにいるw > s_1 = (1, 0, 0, 0, 0, 0, …), > s_2 = (1, 1, 0, 0, 0, 0, …), > s_3 = (1, 1, 1, 0, 0, 0, …), > … > すなわち、nを自然数としたとき、数列s_nを初項から第n項までを1、それ以降を0とする数列とする。 > このとき、すべての自然数nについて、s_nはs_1の同値類に属すのは明らか。 > では、lim[n→∞]s_n はs_1の同値類に属すか? > lim[n→∞]s_n はどんな数列か? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/228
229: 132人目の素数さん [sage] 2017/06/06(火) 22:39:58.79 ID:YKBMT8Dz >>216 フォローさんくす。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/229
230: 132人目の素数さん [sage] 2017/06/06(火) 22:58:14.87 ID:txUypfsB 「有限モデル」とか言ってる工学バカ。 無限列じゃないと成り立たないよw http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/230
231: 132人目の素数さん [] 2017/06/06(火) 23:24:53.63 ID:OMIvXXPu >>192 1つ1つまいりましょう。 --------- > 決定番号は > >s∈R^N、R^N/〜の代表系、sからs(1),s(2),...,s(100)∈R^N を構成する方法(>>174) > に依存します。 回答:何に依存すると考えるかは問題設定次第である。 記事の問題設定ではラベルi∈K={1,2,...,100}のみに依存する。 なぜならR^NとR^N/〜は事前に決定しており確率的に変化しないからである。 このとき全事象Ω=Kの確率空間を考えれば十分である。 ※100列を構成する方法自体も確率的に変化してよいが、そう設定するメリットを感じない。 もちろん発展問題としてR^N×Kに依存すると考えてもよい。 しかし決定番号d:R^N→Nは可測関数ではない(=確率変数ではない)ことに注意しなければならない。 このとき測度論的にdの確率を論じることはできない(少なくともダイレクトには)。 さらに複雑化してR^N×R^N/〜×Kに依存すると考えてもよい。 プレイヤーがゲームをするたびにR^NもR^N/〜もKも確率的に変化することになる。 R^N/〜についてどのような確率空間を考えるのか?は貴方次第である。 そのような問題を考えたければ考えてよいが、記事の設定とは異なる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/231
232: 132人目の素数さん [sage] 2017/06/06(火) 23:30:48.26 ID:g/ToCNkF >>192 186ではないが 時枝記事の戦略は相手がどんな数列を選んでも99/100の確率で勝つ戦略 あなたのジャンケンの例で言ったら、相手がどんな手を出しても1/3の確率で勝つ戦略 > つまり相手の戦略によって勝つ確率は変わってきます。 「自分がグーだけ出す戦略」はそうじゃないだろ > しかし相手の戦略がわからない状況下では、勝つ確率は1/3と考えるのが自然ではないでしょうか? これには、相手がランダムに手を出すという仮定が必要 主観的には1/3と考えたいかもしれないが、客観的には違うだろう http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/232
233: 132人目の素数さん [sage] 2017/06/06(火) 23:34:44.26 ID:OMIvXXPu >>192 > ここで自分がグーだけ出す戦略を取ったとします。 (省略) > しかし相手の戦略がわからない状況下では、勝つ確率は1/3と考えるのが自然ではないでしょうか? "自然"の定義が分かりません。 どのような確率空間を考えて"1/3"と言っているのですか? 確率空間を書いてください。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/233
234: 132人目の素数さん [] 2017/06/06(火) 23:43:14.67 ID:OMIvXXPu >>192 > 混合戦略を取るとか純戦略を取るとかは、時枝記事には一切触れられていません。 > あなたが何をどれほど噛み砕こうとその事実は変えられません。 > このことにあなたは合意しますか? 混合戦略という言葉が嫌いなら使う必要はありません。 「プレイヤーは列ラベルi∈{1,2,...,100}を確率P(i)=1/100で選ぶ」 という文章でご理解ください。 > 「勝つ確率が 99/100 とされているから、混合戦略が暗黙に仮定されている。」 > という主張のように私には聞こえますが、無理があると私は思います。 > このことにあなたは合意しますか? そのとおり。私はそういう主張です。 貴方は 非可測関数d:R^N×K→Nから記事の確率99/100をダイレクトに導いている が、測度論では無理です。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/234
235: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/06(火) 23:44:15.50 ID:VOINjUAM >>223 補足 ここで指摘したポイントは2つ <有限モデル:箱がn個で、入れる数字は0〜(P-1)を考えよう(P進数を想定)> (ポイント) 1.決定番号がn(最後の箱)になる確率は、1-(1/P) 。Pはいくらでも大きくできる。任意の自然数ならP→∞の極限を考えるのが適当だ。列が多くても、決定番号は全部nで同率1位になる*) 2.問題の前提は、可算無限個の列だったから、n→∞の極限を考えるのが適当だ。決定番号が確率 1-(1/P)の最後の箱は、先頭からどんどん遠ざかることになる**) 注 *)Pは任意の自然数の範囲でならP→∞(可算)とすることができる。が、元々は任意の実数で可だから、場合の数としては1/非加算だ P→∞で、”決定番号は全部nで同率1位になる”というところが、「確率99/100」を導く妨げになる **)なお、n→∞の極限を、どう考えるかは、人それぞれ。哀れな素人さんなら「nは有限じゃ」というだろうね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/235
236: 132人目の素数さん [sage] 2017/06/06(火) 23:45:04.17 ID:OMIvXXPu >>192 > 時枝戦略上 d が関数であると見做す必要が無いというのが私の考えですので、あなたの指摘は当たりません。 dが確率変数でないなら確率を論じることはできません。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/236
237: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/06(火) 23:58:29.94 ID:VOINjUAM >>78 おっちゃん、どうも、スレ主です。 遠隔レスすまん ">まず、数学セミナー201611月号の記事で、引用していなかった部分を、以下に引用する(^^; >”ばかばかしい,当てられる筈があるものか,と感じられるだろう. 略 >無限個の実数が与えられ,一個を除いてそれらを見た上で,除いた一個を当てよ,というのだ. >ところがところが--本記事の目的は,確率99%で勝てそうな戦略を供することにある. >この問題はPeter Winkler氏との茶のみ話がてら耳にした.氏は原型をルーマニアあたりから仕入れたらしい.” ここ大事だから、最初から掲載するべき。道理で記事が分かりにくいと思った訳だ。" ほんと、ここ大事だね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/237
238: 132人目の素数さん [] 2017/06/07(水) 00:27:11.40 ID:mW59A03i >>232 >あなたのジャンケンの例で言ったら、相手がどんな手を出しても1/3の確率で勝つ戦略 >「自分がグーだけ出す戦略」はそうじゃないだろ 「自分がグーだけ出す戦略を取った時、勝つ確率は1/3ではない」という主張と理解して よいですか? 1/3でなければいくつなのでしょうか? 相手が出す手がわからない以上、自分がグーだけ出そうが、ランダムに出そうが確率は同 じです。実際、特定の出し方で確率が1/3以外の値になるなら、ジャンケンには必勝法 (沢山勝負したときにより沢山勝てる方法)が存在することになりますが、相手もその必 勝法を用いることができるので、矛盾します。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/238
239: 132人目の素数さん [sage] 2017/06/07(水) 00:34:05.36 ID:c1JSxi8G >>238 > 「自分がグーだけ出す戦略を取った時、勝つ確率は1/3ではない」という主張と理解して > よいですか? 1/3でなければいくつなのでしょうか? そりゃ相手の戦略による >>192 に書いてあるじゃん > 相手がチョキだけ出す戦略を取ったら、1の確率で勝つでしょう。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/239
240: 132人目の素数さん [] 2017/06/07(水) 00:57:19.67 ID:mW59A03i >>234 >> 「勝つ確率が 99/100 とされているから、混合戦略が暗黙に仮定されている。」 >> という主張のように私には聞こえますが、無理があると私は思います。 >> このことにあなたは合意しますか? >そのとおり。私はそういう主張です。 あなたの主張はわかりました。が、誤りだと思います。 もし混合戦略を取る必要があるなら、そのことを記述しないと確率99/100で勝つ 戦略になっていません。 もしその主張を継続されるなら、混合戦略以外を取ることが、勝つ確率が99/100 となるための必要条件であることを証明されては如何でしょうか? >貴方は > 非可測関数d:R^N×K→Nから記事の確率99/100をダイレクトに導いている >が、測度論では無理です。 何度も言ってますが、あなたは事実誤認しています。 私は d なる関数(決定番号を出力する関数)は戦略上不要だと言っているのです。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/240
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