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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む34 [無断転載禁止]©2ch.net (686レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む34 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/
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6: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:28:41.34 ID:Bct9UQQT >>5 補足 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/352 352 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2017/04/29(土) みんな、何に価値をおいているか、それぞれだろうが・・ 個人的には、数学板で一番価値を置いているのは、確かな情報 つまり 根拠の明確な情報 つまり コピペ わけのわからん名無しさん(素数さん)のカキコを真に受けるとか、価値をおく人は少ないだろう きちんと、大学教員レベルの証明があればともかく、匿名板でそれはない(名無しカキコは基本価値なし) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/6
7: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:30:57.62 ID:Bct9UQQT 以下、過去時枝が数学セミナーに書いた記事(「箱入り無数目」数学セミナー2015.11月号)に関連して、過去スレより (時枝記事と批判詳細は、後述) http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/619 619 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2017/05/05(金) 22:57:51.96 ID:ZYeih3Vj 私は、時枝記事が成り立たないことを前提として 時枝記事がなぜ成り立たないか? なぜ、成り立つように見えるか そういう議論には参加するが 時枝記事が成り立たないこと前提とするの部分が 共有できない人とは議論しません あしからず では、とうぞスレ28へ。下記7でしたね。私は行きませんから(^^ ここから見ていますよ。自分達が立てたスレが寂れたからと、這い出してこないようにお願いします(^^; 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む28 (High level people が自分達で勝手に立てた時枝問題を論じるスレ) http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1483314290/7 (抜粋) 7 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2017/01/02(月) 20:02:42.58 ID:0caOih5s **** このスレを訪れた方へ **** 急ではありますが、このスレは ■時枝問題を語るスレ になりました。 ただし以下の行為は厳に謹んでください: ・他サイトからのコピペでスレを埋め尽くす行為 ・デタラメを述べておきながら間違いの指摘は無視する行為 ・明らかな間違いにもかかわらず、数学は自由だから何でもありだろ?、と無理やり正当化する行為 ・他人の学歴など個人情報を聞き出す行為 ・その他、材料工学分野の研究者/エンジニアの名誉を貶める行為 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/7
8: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:34:43.45 ID:Bct9UQQT >>7 <補足>私の見解 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495860664/9 ・他サイトからのコピペでスレを埋め尽くす行為: どこの馬の骨とも分からない人の発言は、数学的には無価値。真に価値があるのは、根拠のあるURLとそこからのコピペ ・デタラメを述べておきながら間違いの指摘は無視する行為:バカの壁。自分のレベルの低さを自覚せず、勉強せず、延々自分たちの狭い知見の議論を繰り返す(文系)High level people を無視するだけのこと(説明しても理解できないレベルでどうしようもない(^^; https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%AB%E3%81%AE%E5%A3%81 (抜粋)『バカの壁』(バカのかべ)は、東京大学名誉教授・養老孟司の著書。2003年(平成15年)4月10日、新潮新書(新潮社)より刊行された。400万部を超えるベストセラーとなり、同年の新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞。 ・明らかな間違いにもかかわらず、数学は自由だから何でもありだろ?、と・・: ”明らかな間違い”は自分達だろ? ・他人の学歴など個人情報を聞き出す行為:いくら説明しても、相手が理解できないようなので、相手のレベルを確認したまで。小学生、中学生レベルにこれ以上説明するつもりなく、”勉強してね”というのみ。 せめて高校レベルなら、努力して説明しようかという気にもなる・・。自分よりレベルが高ければ、教えを請うだろう。確認は、普段はしないが、議論がかみ合わなければこれからもありうる(^^; ・その他、材料工学分野の研究者/エンジニアの名誉を貶める行為:あんたら、材料工学の何が分かっているのか? 材料工学を修得した人なら、時枝「箱入り無数目」数学セミナー2015.11月号記事不成立は自明。材料工学では拡散過程や統計力学で、確率論程度は常識だ。時枝記事は確率論に反するってこと!(^^ さらに、個人的には、わけわからん名無しさん(素数さん)との議論も、価値を置いていない その理由は、上記に同じだ それが、スレ主がコピペでこのスレを埋める理由であり ”小学レベルのバカプロ固定たち”とのつまらん議論で、時間とスレの余白を浪費しない理由さ(^^; まあ、娯楽板ならバカ会話重視なんだろうが 学問板で、それはないだろう・・(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/8
9: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:37:12.99 ID:Bct9UQQT <時枝問題> http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/2-7 過去スレ 再録 1.時枝問題(数学セミナー201611月号の記事)の最初の設定はこうだった。 「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる. どんな実数を入れるかはまったく自由,例えばn番目の箱にe^πを入れてもよいし,すべての箱にπを入れてもよい. もちろんでたらめだって構わない.そして箱をみな閉じる. 今度はあなたの番である.片端から箱を開けてゆき中の実数を覗いてよいが,一つの箱は開けずに閉じたまま残さねばならぬとしよう. どの箱を閉じたまま残すかはあなたが決めうる. 勝負のルールはこうだ. もし閉じた箱の中の実数をピタリと言い当てたら,あなたの勝ち. さもなくば負け. 勝つ戦略はあるでしょうか?」 2.続けて時枝はいう 私たちのやろうとすることはQのコーシー列の集合を同値関係で類別してRを構成するやりかた(の冒頭)に似ている. 但しもっときびしい同値関係を使う. 実数列の集合 R^Nを考える. s = (s1,s2,s3 ,・・・),s'=(s'1, s'2, s'3,・・・ )∈R^Nは,ある番号から先のしっぽが一致する∃n0:n >= n0 → sn= s'n とき同値s 〜 s'と定義しよう(いわばコーシーのべったり版). 念のため推移律をチェックすると,sとs'が1962番目から先一致し,s'とs"が2015番目から先一致するなら,sとs"は2015番目から先一致する. 〜は R^N を類別するが,各類から代表を選び,代表系を袋に蓄えておく. 幾何的には商射影 R^N→ R^N/〜の切断を選んだことになる. 任意の実数列S に対し,袋をごそごそさぐってそいつと同値な(同じファイパーの)代表r= r(s)をちょうど一つ取り出せる訳だ. sとrとがそこから先ずっと一致する番号をsの決定番号と呼び,d = d(s)と記す. つまりsd,sd+1,sd+2,・・・を知ればsの類の代表r は決められる. 更に,何らかの事情によりdが知らされていなくても,あるD>=d についてsD+1, sD+2,sD+3,・・・ が知らされたとするならば,それだけの情報で既に r = r(s)は取り出せ, したがってd= d(s)も決まり, 結局sd(実はsd,sd+1,・・・,sD ごっそり)が決められることに注意しよう. (補足) sD+1, sD+2,sD+3,・・・:ここでD+1などは下付添え字 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/9
10: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:38:00.84 ID:Bct9UQQT sage http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/10
11: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:38:08.49 ID:Bct9UQQT >>9 3.つづき 問題に戻り,閉じた箱を100列に並べる. 箱の中身は私たちに知らされていないが, とにかく第l列の箱たち,第2列の箱たち第100 列の箱たちは100本の実数列S^1,S^2,・・・,S^lOOを成す(肩に乗せたのは指数ではなく添字). これらの列はおのおの決定番号をもつ. さて, 1〜100 のいずれかをランダムに選ぶ. 例えばkが選ばれたとせよ. s^kの決定番号が他の列の決定番号どれよりも大きい確率は1/100に過ぎない. 第1列〜第(k-1) 列,第(k+1)列〜第100列の箱を全部開ける. 第k列の箱たちはまだ閉じたままにしておく. 開けた箱に入った実数を見て,代表の袋をさぐり, S^1〜S^(k-l),S^(k+l)〜SlOOの決定番号のうちの最大値Dを書き下す. いよいよ第k列 の(D+1) 番目から先の箱だけを開ける:S^k(D+l), S^k(D+2),S^k(D+3),・・・.いま D >= d(S^k) を仮定しよう.この仮定が正しい確率は99/100,そして仮定が正しいばあい,上の注意によってS^k(d)が決められるのであった. おさらいすると,仮定のもと, s^k(D+1),s^k(D+2),s^k(D+3),・・・を見て代表r=r(s~k) が取り出せるので 列r のD番目の実数r(D)を見て, 「第k列のD番目の箱に入った実数はS^k(D)=r(D)と賭ければ,めでたく確率99/100で勝てる. 確率1-ε で勝てることも明らかであろう. (補足) S^k(D+l), S^k(D+2),S^k(D+3),・・・:ここで^kは上付き添え字、(D+l)などは下付添え字 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/11
12: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:38:40.58 ID:Bct9UQQT >>11 つづき 数学セミナー201511月号P37 時枝記事に、次の一文がある 「R^N/〜 の代表系を選んだ箇所で選択公理を使っている. その結果R^N →R^N/〜 の切断は非可測になる. ここは有名なヴィタリのルベーグ非可測集合の例(Q/Zを「差が有理数」で類別した代表系, 1905年)にそっくりである.」 さらに、過去スレでは引用しなかったが、続いて下記も引用する 「逆に非可測な集合をこさえるには選択公理が要る(ソロヴェイ, 1970年)から,この戦略はふしぎどころか標準的とさえいえるかもしれない. しかし,選択公理や非可測集合を経由したからお手つき, と片付けるのは,面白くないように思う. 現代数学の形式内では確率は測度論によって解釈されるゆえ,測度論は確率の基礎, と数学者は信じがちだ. だが,測度論的解釈がカノニカル, という証拠はないのだし,そもそも形式すなわち基礎, というのも早計だろう. 確率は数学を越えて広がる生き物なのである(数学に飼いならされた部分が最も御しやすいけれど).」 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/12
13: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:39:13.55 ID:Bct9UQQT >>12 つづき 数学セミナー201511月号P37 時枝記事より 「もうちょっと面白いのは,独立性に関する反省だと思う. 確率の中心的対象は,独立な確率変数の無限族 X1,X2,X3,…である. いったい無限を扱うには, (1)無限を直接扱う, (2)有限の極限として間接に扱う, 二つの方針が可能である. 確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ. (独立とは限らない状況におけるコルモゴロフの拡張定理なども有限性を介する.) しかし,素朴に,無限族を直接扱えないのか? 扱えるとすると私たちの戦略は頓挫してしまう. n番目の箱にXnのランダムな値を入れられて,ある箱の中身を当てようとしたって, その箱のX と他のX1,X2,X3,・・・がまるまる無限族として独立なら, 当てられっこないではないか−−他の箱から情報は一切もらえないのだから. 勝つ戦略なんかある筈ない,と感じた私たちの直観は,無意識に(1)に根ざしていた,といえる. ふしぎな戦略は,確率変数の無限族の独立性の微妙さをものがたる, といってもよい.」 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/13
14: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:39:48.50 ID:Bct9UQQT >>13 まず、数学セミナー201611月号の記事で、引用していなかった部分を、以下に引用する(^^; ”ばかばかしい,当てられる筈があるものか,と感じられるだろう. 何か条件が抜け落ちているのではないか,と疑う読者もあろう.問題を読み直していただきたい. 条件はほんとうに上記のとおり.無限個の実数が与えられ,一個を除いてそれらを見た上で,除いた一個を当てよ,というのだ. ところがところが--本記事の目的は,確率99%で勝てそうな戦略を供することにある. この問題はPeter Winkler氏との茶のみ話がてら耳にした.氏は原型をルーマニアあたりから仕入れたらしい.” この部分を掘り下げておくと 1.時枝氏は、この記事を、数学の定理の紹介とはしていないことに気付く 2.”Peter Winkler氏との茶のみ話がてら耳にした.氏は原型をルーマニアあたりから仕入れたらしい.”と 3.まあ、お気楽な、おとぎ話とまでは言ってないとしても、その類いの話として紹介しているのだった ついでに”コルモゴロフの拡張定理”について、時枝記事は>>6に引用の通りだが 1.”確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ.(独立とは限らない状況におけるコルモゴロフの拡張定理なども有限性を介する.)”と そして、”しかし,素朴に,無限族を直接扱えないのか? 扱えるとすると私たちの戦略は頓挫してしまう.”とも 記事の結論として、”勝つ戦略なんかある筈ない,と感じた私たちの直観は,無意識に(1)に根ざしていた,といえる. ふしぎな戦略は,確率変数の無限族の独立性の微妙さをものがたる, といってもよい”と締めくくっているのだった 2.言いたいことは、”コルモゴロフの拡張定理”を使えば、この時枝解法が成り立つという主張にはなってないってこと 3.そして、”コルモゴロフの拡張定理”を使ってブラウン運動を記述できるなら、ブラウン運動こそ、”他から情報は一切もらえない”を実現しているように思えるのだが? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/14
15: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:42:02.18 ID:Bct9UQQT >>14 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/12 さて、時枝記事についての過去スレの議論をまとめておこう 私スレ主は、時枝解法は成り立たないと思っている。その理由は次の通り 1.時枝自身が「n番目の箱にXnのランダムな値を入れられて,ある箱の中身を当てようとしたって,・・・当てられっこないではないか−−他の箱から情報は一切もらえないのだから.」と つまり、時枝自身が認めているような、”ランダムな値”が可能なら、時枝解法の反例成立 2.さて数学から離れて、自然界には”乱数”というものがある。 例えば右のサイト 「乱数列」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B1%E6%95%B0%E5%88%97 そういうものから、ランダムな値を発生させることが可能だと 3.数学界でも、ブラウン運動の数理がある。>>xxの引用とか、過去スレ http://www.math.u-ryukyu.ac.jp/~sugiura/2010/sde10.pdf 数理解析学特別講義?確率微分方程式 杉浦誠 琉球大 2010 で、「コルモゴロフの拡張定理→ブラウン運動という流れ」が説かれている。強調したいことは、>>6の「コルモゴロフの拡張定理を使って、完全にランダムな」状況を構成したと http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/15
16: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:43:30.80 ID:Bct9UQQT >>15 つづき http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/15-17 4.ところで、>>6の”いったい無限を扱うには,(1)無限を直接扱う,(2)有限の極限として間接に扱う,二つの方針が可能である.”という話から、数学的帰納法の話が過去スレで盛んになった 数学的帰納法の話は、まだ決着しておらず、進行中だ 5.過去スレで、Tさんは、”独立性の定義から「互いに情報を得られない箱は常に有限個の組」でしかなく”過去スレ>>242という予想を立てて、時枝解法は成り立つと主張した 対して、私スレ主は、過去スレ>>290に示すように、Tさんの予想が成り立たないことについて、証明らしいことを書いた。これのフォローは過去スレ>>291>>293に書いた (証明の骨子は、”時枝の定義:「確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義される」”から、”互いに情報を得られない”=”互いに独立”=”独立”、と3つの用語が同義であるとして、矛盾を導くもの) 6.残念ながら、過去スレ>>290の証明に突っ込みが無いけど(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/16
17: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:44:11.80 ID:Bct9UQQT >>16 つづき 7.さて、私は、時枝解法を過去スレ>>163で、「時枝パラドックス」名付けた パラドックスの意味は、過去スレ>>228 パラドックスとは https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 での狭義「論理的な矛盾」としたい 9.ここら辺りから、過去スレ>>173 数学と無限 無限のパラドックス 2007年 渕野昌(中部大学) http://fuchino.ddo.jp/chubu/method-math-WS06-hoko-inf.pdfから P17”帰納法を含まない数学は矛盾しない (フォン・ノイマン,小野勝次etc.).不完全性定理(K. ゲーデル1931) 帰納法を含む数学が矛盾しないことは証明できない(ことが証明できる).ほとんどの数学理論は矛盾しないことが,上のゲーデルの定理の仮定している立場を弱めると証明できる(K. ゲンツェン,竹内外史etc. )” という話になって、数学的帰納法の話に発展した。 10.まあ、”数学的帰納法に反例がある”と皆が真顔でいうから、こっちらも脳波がくるってしまった。みなさん、人がわるいから、乗せられてしまった(^^; 数学的帰納法は、よく調べると、過去スレ>>330 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E5%AD%A6%E7%9A%84%E5%B8%B0%E7%B4%8D%E6%B3%95 数学的帰納法 にあるように、「ペアノ算術などの形式な体系では、数学的帰納法を証明に用いてよいことが公理として仮定されるのが普通である。 つまり、形式的には、自然数の性質から数学的帰納法の正しさが証明できるのではなく、逆に自然数の本質的な性質を与える推論規則として数学的帰納法が仮定される、ということになる。」と 勉強になりました。m(_ _)m http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/17
18: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:46:23.70 ID:Bct9UQQT sage http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/18
19: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:46:36.76 ID:Bct9UQQT >>17 つづき 11.以上、時枝パラドックス(論理的な矛盾)について述べてきたが、では、解法のどの部分に問題があるのか? 思うに、過去スレより ”現代確率論からすれば、測度論(完全加法族)をベースとして、確率が基礎づけられなければならない ところが、時枝のの無限の実数列のしっぽの同値類から商集合をつくって、代表元から決定番号を決め、確率を論じるところで 時枝がで、カミングアウトしているように、「R^N/〜 の代表系を選んだ箇所で選択公理を使っている.その結果R^N →R^N/〜 の切断は非可測になる.」と まあ、「非可測になってますよ」というベースで、果たして正確に確率が計算できるのかどうか? そういう目で見ると、”この仮定が正しい確率は99/100”>>4のところが、直観に頼ってしまって、実は数学的な証明がなされていないことに気付く いま私が考えているのは、時枝パラドックスで、一番あやしい部分がここじゃないかと(^^;” 12.あと、無限数列のしっぽによる同値類分類も、従来の数学では見ない斬新な(皮肉に言えば奇妙奇天烈な)同値類分類 無限数列のしっぽによる同値類分類の数学的意味(例えばそれで何が言えるのか?)が、分からないので、 過去スレ の”数学考究2 確認小テスト解説(10-8) 落合理 大阪大学 20151008” http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/kaitou_short_exam151008.pdf なども読んだ 「係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である.」という いやはや、難しい。”次元は非可算無限”? なんとなく分かったような分からないような 13.従って、いま思っているのは、無限数列のしっぽによる同値類分類という奇妙奇天烈な手法と、「非可測になってますよ」というベースで決定番号の確率を計算するという数学的に未証明な部分との隙間に、トリックがあるのかなと 以上過去スレからの”時枝パラドックス(論理的な矛盾)”の現状まとめでした http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/19
20: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:48:00.45 ID:Bct9UQQT 過去スレより http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495860664/77-79 >そもそも「箱入り無数目」の記事に対して間違ってるという人が >記事の問題の設定から矛盾を導く証明を示す義務があると >思ってます 1.一つは、それは双対だな(下記)。世間的でいう、お互いさま 2.批判・批評は表現の自由だ。というか、数学から批判・批評の精神が無くなったらまずいだろうよ・・(^^ 3.また、正しいことが、世間に理解されるのに時間が掛かることがある。しかし、正しければ、時間は掛かっても、徐々に理解が浸透する場合が多い。今回の時枝記事ガセもそうなるだろうし、現実にそうなっている 4.時枝正という”えらーい”権威のある先生が、数学セミナーという主に大学1〜3年向けの雑誌に記事を書いた。結構怪しい内容でね。書いている本人が半信半疑のような書き方なんだ〜(^^ こっちは、それに食いついたんだ〜(^^ 5.みんなが権威に負けて、記事を盲信しているときに、一人それを批判してこそ値打ちがあるというもの。記事を盲信しているが多ければ多いほど、こっちとしては面白いんだ(^^ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E5%AF%BE (抜粋) 双対とは、互いに対になっている2つの対象の間の関係である。2つの対象がある意味で互いに「裏返し」の関係にあるというようなニュアンスがある。 目次 1 数学における双対概念 1.3 論理の双対 1.6 圏の双対 下記単なるTV番組だが・・、正解者が少ない問題で正解するところに値打ちがある(^^; https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE3%E5%89%B2%E3%81%97%E3%81%8B%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8_%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%83%E3%82%80%E3%81%97%E3%81%A1%E3%82%85%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%82%AB!%E5%84%AA%E8%B6%8A%E9%A4%A8 日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館 概要 2015年1月9日23:15 - 翌0:15に放送された単発番組『日本人の3割しか知らないこと ワリサン』が好評だったことから、レギュラー化された[1]。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/20
21: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:48:42.27 ID:Bct9UQQT 過去スレより再録 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/239 239 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2017/04/26(水) 09:42:54.35 ID:HKIfusLx 前ふりで、確率論、下記をどうぞ http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/index-j.html 原隆(数理物理学)のホームページ 九州大学 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/lectures-nagoya.html 前任校にて原の担当していた学部・大学院の講義について紹介します.2004 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/03/agora03.pdf 確率論で見る自然現象 数学アゴラ 高校生向け 講義ノートの改訂版 原隆2003 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/grad_pr02.html 確率論 I,確率論概論 I 学部4年・大学院向け,2002年度春学期 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/pr-grad-all.pdf 確率論 I,確率論概論 I 講義のレジュメをまとめたもの (2002.10.08) http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/omni02.html 確率論(オムニバス)の一部 2003 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/omnibus030120.pdf 確率論(オムニバス)原の担当分の講義ノート,暫定版 (2003/1/20)(2002 年秋学期,名大三年生向け) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/21
22: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:49:25.00 ID:Bct9UQQT >>21 つづき 過去スレより http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/240 (抜粋要約) 2017/04/26 で困るのは、確率論の常識がないってこと 時枝問題(「箱入り無数目」数学セミナー2015.11月号) http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/2-6 ・箱がたくさん,可算無限個ある ・そこに、私がまったく自由に実数を入れる ・もし閉じた箱の中の実数をピタリと言い当てたら,あなたの勝ち. さもなくば負け. 勝つ戦略はあるでしょうか? ・時枝記事の結論:勝つ戦略はある ・閉じた箱を100列に並べ、無限数列のしっぽで同値類分類する方法で。100列でなく、もっと増やせる ところで、”まったく自由”だから、>>239で引用した確率論のランダム現象の数理と真っ向対立する ランダム現象の数理を利用して、私が実数を入れたとする。当然、どの箱の数もランダムで、どう並べ替えようとランダムだろう もし私が入れる実数を見ていないとか、あるいは、箱にはなんの目印もなく並べ替えたら外見からは違いが分からない・・ まあ、並べ替えたら、なにがなんだか、入れた私にも分からない・・。当てられるはずがない・・ とまあ、”まったく自由に”だから、>>239で引用した確率論のランダム現象の数理と真っ向対立するんだ そういう、確率論の常識がないってこと そこらの事情を端的に言ったのが、”確率論の専門家”さん ところが、High level people たち、確率論の常識がないから、彼の言っていることが真に理解できてないんだろう。そのときは、平伏していたのにね・・ で、考えてみると、この記事のネタは、「無限数列のしっぽで同値類分類する方法」ってところが、笑いの肝(キモ)なんだろうね 大学数学科1年とか2年で、無限をおそわって代数の商集合(同値類分類)が、ちょっと分かってきたあたりの人に受ける でも、大学数学科3年とか4年で、確率論の常識が分かると、もう面白くもなんともない 当時チョウチンをつけていた大学数学科1年とか2年たち、進級してレベルアップしていったんだろう (High level people たちは)大学数学科など、良質な情報に触れる機会もないから、いつまでもそのままだ・・ それが分からない人たちは、どうぞ、スレ28 へ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/22
23: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:51:29.16 ID:Bct9UQQT 過去スレより http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495369406/562 2017/05/26 さて、 1.過去1年半ほど、このスレで「時枝記事はガセか、正しいか」で議論してきた。いまさら、堂々巡りのような気がする今日この頃 2.で、2017/01/02(月)に、High level people たち、スレ28を立てた http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1483314290/ だ 3.だから、棲み分けしませんか? ”記事は正しい”と思う人は、どうぞスレ28へ。そして、中断されている”記事は正しい”の議論を数学的に完成させてください (完全な証明までは求めません。が、証明のあらすじでも可。但し、分散されたレスをつなぎ合わせないと分からない状態ではなく、連続したまとめスレを作ってもらえればありがたい。だれが見ても分かり易いというのが理想だ。) 4.こちらのスレ32などでは、「時枝記事が成り立たないことを前提として、時枝記事がなぜ成り立たないか? なぜ、成り立つように見えるか」を議論したい。 確率論については、例えば、>>12に示した原隆先生”確率論 I,確率論概論 I 講義のレジュメ”PDFの最初の方を参照して貰えば良い(これに限らないが出典明示で可) http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/pr-grad-all.pdf 例えばP25より 抜粋 「2.4.1 無限直積空間の構成(少しadvanced) 2.1.1 節で有限個の確率空間の直積を定義した.ここでは無限個の確率空間の直積が必要にな る.つまり,確率空間の無限列(Ωi,Fi, Pi) (i = 1, 2, 3, . . .)の直積(Ω,F, P) を作りたい.しか し,2N は非加算無限(!)であるため,有限個の時のようには構成できない.そこで,以下の ように可測集合を限定して作っていく. 定義2.4.2 (無限個の確率空間の直積) 確率空間の無限列(Ωi,Fi, Pi) (i = 1, 2, 3, . . .)の直積 (Ω,F, P) は以下のように構成する. ・・ ようやく,大数の強法則の正確な意味を理解できるようになった.つまり,大数の強法則では, 上のようにして構成した確率空間で考える.その結果,この確率は1 である(つまり,SN/N がμ に概収束する),と主張している」 辺りが、一つの議論の手がかりかと思う (もっとも、こちらは、確率論の専門家ではないので、あまり深い議論はついて行けないと思うが・・(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/23
24: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:52:22.95 ID:Bct9UQQT sage http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/24
25: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:52:31.37 ID:Bct9UQQT >>23 過去スレより再掲(無駄な議論の繰り返しを避けるために) http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/101 101 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2017/04/23(日) 07:53:46.56 ID:cvHfhso/ [5/35] (抜粋) まあ、時枝問題については、High level people たちは、”確率論の専門家”が来たとき、平伏していたんだよね(下記 2016/07/04) それを忘れて、”確率論の専門家”が居なくなったら、また「時枝記事正しい」とか言い出したんだ・・(^^ 過去スレ 20 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/541-565 (抜粋) 541 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2016/07/04(月) 00:04:35.65 ID:hgUPmIoq [1/10] >>538 > 可算族に対しては(1)も(2)も同値となる ありがとう、勉強させてもらった このスレにはそこまで理解している人間はいなかった 貴方がもっと早く現れていれば無駄な議論を重ねずに済んだのだが 542 名前:132人目の素数さん[] 投稿日:2016/07/04(月) 00:06:31.30 ID:1JE/S25W [1/3] 時枝氏の主な主張は次の2つだろうだろう 1. 確率論を測度論をベースに展開する必要が無い 2. 無限族の独立性の定義は微妙 しかし1に関していうと時枝氏の解法は,現在の測度論から導かれる解釈のほうが自然. (当てられっこないという直感どおり,実際当てられないという結論が導かれる) 2に関して言うとそもそも時枝氏の勘違い. 時枝氏の考える独立の定義と,現代の確率論の定義は可算族に対しては同値である つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/25
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