[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む34 [無断転載禁止]©2ch.net (686レス)
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(5): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/06/04(日)18:38 ID:Bct9UQQT(12/64) AAS
>>11 つづき
数学セミナー201511月号P37 時枝記事に、次の一文がある

「R^N/〜 の代表系を選んだ箇所で選択公理を使っている.
その結果R^N →R^N/〜 の切断は非可測になる.
ここは有名なヴィタリのルベーグ非可測集合の例(Q/Zを「差が有理数」で類別した代表系, 1905年)にそっくりである.」

さらに、過去スレでは引用しなかったが、続いて下記も引用する
「逆に非可測な集合をこさえるには選択公理が要る(ソロヴェイ, 1970年)から,この戦略はふしぎどころか標準的とさえいえるかもしれない.
しかし,選択公理や非可測集合を経由したからお手つき, と片付けるのは,面白くないように思う.
現代数学の形式内では確率は測度論によって解釈されるゆえ,測度論は確率の基礎, と数学者は信じがちだ.
だが,測度論的解釈がカノニカル, という証拠はないのだし,そもそも形式すなわち基礎, というのも早計だろう.
省1
13
(5): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/06/04(日)18:39 ID:Bct9UQQT(13/64) AAS
>>12 つづき
数学セミナー201511月号P37 時枝記事より

「もうちょっと面白いのは,独立性に関する反省だと思う.
確率の中心的対象は,独立な確率変数の無限族
X1,X2,X3,…である.
いったい無限を扱うには,
(1)無限を直接扱う,
(2)有限の極限として間接に扱う,
二つの方針が可能である.
確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ.
省8
23
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/06/04(日)18:51 ID:Bct9UQQT(23/64) AAS
過去スレより
2chスレ:math 2017/05/26
さて、
1.過去1年半ほど、このスレで「時枝記事はガセか、正しいか」で議論してきた。いまさら、堂々巡りのような気がする今日この頃
2.で、2017/01/02(月)に、High level people たち、スレ28を立てた 2chスレ:math
3.だから、棲み分けしませんか? ”記事は正しい”と思う人は、どうぞスレ28へ。そして、中断されている”記事は正しい”の議論を数学的に完成させてください
  (完全な証明までは求めません。が、証明のあらすじでも可。但し、分散されたレスをつなぎ合わせないと分からない状態ではなく、連続したまとめスレを作ってもらえればありがたい。だれが見ても分かり易いというのが理想だ。)
4.こちらのスレ32などでは、「時枝記事が成り立たないことを前提として、時枝記事がなぜ成り立たないか? なぜ、成り立つように見えるか」を議論したい。
  確率論については、例えば、>>12に示した原隆先生”確率論 I,確率論概論 I 講義のレジュメ”PDFの最初の方を参照して貰えば良い(これに限らないが出典明示で可)
外部リンク[pdf]:www2.math.kyushu-u.ac.jp
省13
100: 2017/06/05(月)10:46 ID:0AoiKrt3(12/24) AAS
>>12-14の文章は、実際の時枝問題の記事を写したとのこと。
スレ主自身が引用したとかいってんだから。
391
(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/06/09(金)23:57 ID:QUcLaO/w(13/13) AAS
>>390
過去スレにもあるが、¥さんい示唆をもらい、自分でも調べたところでは
ルベーグが測度論とルベーグ積分理論を構築した
それを受けて、”現在の確率論の定番、コルモゴロフの公理化”した

これは、測度論に基づくものだから、可測限定
ここまでは、hiroyukikojimaの日記にある
勿論、”もういいかげん、確率論の新しい時代に入ろう ”という試みはいろいろある

hiroyukikojimaの日記は、2007/12/11
それから10年、いま2017年
だが、可測限定を外した「非可測の決定版」はまだないのが現状だ
省9
489
(3): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/06/11(日)10:46 ID:kPXTaf3U(2/17) AAS
>>488 つづき

1)そこで、時枝記事の言い訳「”非可測集合経由”だから当てられる」>>12とSergiu Hart氏「Game2は選択公理を使わないので、”非可測集合経由”ではない。にも関わらず、両Gameは同様に”1−ε”で勝てる」とが矛盾することを、どう考えるかだ
2)まあ、ふつうには、Sergiu Hart氏 ”Choice Games”のPDFが正しく、時枝記事の言い訳部分のみ間違いで、時枝記事の解法部分(Sergiu Hart氏のGame1相当)成立と考える人も多いだろう
3)だが、時枝記事の言い訳部分「”非可測集合経由”だから当てられる」が間違いとすると、時枝記事の価値は大きく毀損されることになる
4)なぜなら、時枝記事2ページの内、後半の1ページの多くが、「”非可測集合経由”だから当てられる」について、ぐだぐだ書かれているのだから>>12
5)ところで、Sergiu Hart氏 ”Choice Games”のPDFが正しいとすると、「”非可測集合経由”だから当てられる」の理由付けは不要になる
6)だから、>>410 ID:+LqdbZS3さん、「記事の設定ではdは可測関数なんですよ」というのは、一応理屈は通っていると思った。数学的に正しいかどうかは別として

つづく
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