野々村元県議の今後を考える5 (994レス)
野々村元県議の今後を考える5 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
4: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/06/26(月) 13:31:52.38 ID:k/kd8pCl0 事実を集めてから結論を出すのでなく、自分の主張が先にあって 次にそれを裏付ける事実を集めている感じがする http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/4
5: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/06/28(水) 17:11:38.28 ID:qWHfjnQJ0 小説や漫画をわざわざ実写にする意味がイマイチ わかりにくくなってたんだけど、早雲荘だっけ、馬締が住んでる 下宿の雰囲気を忠実に再現してるのを観て、ああ、これは 映画化の意味があったなあ〜と思ったよ。 まさにあんな感じだよね。 オダギリ池脇がいい。 何よりキャラが立ってて、ふたりの関係が簡潔にわかる。 好きな場面はオダギリが営業部へまわされることをベッドに寝ている池脇の背中に顔をうずめて報告する所。 (俺いやなんだよ、とセリフ説明しない所) 龍平みやざきカップルとの対照が際立ってて良いアクセント。 このスレは、あんまり石井裕也のファンはいないのかな。 前二作に比べると、明らかにパンチ不足な気がするなぁ。修羅場っぽい修羅場もなく、淡々としすぎてて。 原作付きだから仕方ないけど、監督ならではの色がない感じがする。 あえていうなら、セットへのこだわりだけかな。 東宝だと10億いかないと興収スレではコケ扱い (松竹・東映よりTV局とのつながりが強固で各地一等地に映画館を多く持つ) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/5
6: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/06/30(金) 02:05:48.33 ID:feAHe+U80 「たけしよ、コレが東映のヤクザ映画だ」的な宣伝してたから 予告見たけど、たけしが嫌ってた邦画特有のクサい演技のオンパレードだったな なんで涙目ぷるぷる慟哭シーンってどの邦画でも必ずあるんだろう 主演の役所広司からして「俺、すげー悪い男演じてるだろ」オーラ全開でキツイ カッコつけて煙草ポイ捨てしてたけど、それがもうダサい アウトレイジで椎名桔平が煙草ポイ捨てしたら、刑事に「拾えよこの野郎!」と言われて 渋々拾ってしまう決してヤクザを美化しないどこか滑稽さも含めてキチンと描くから 魅力的なキャラになったアウトレイジとは雲泥の差だな 竹ノ内も江口洋介も線が細いんだよ ヤクザに見えない せめてあと五キロくらい肥れば良いのに 線が細くても成田三樹夫みたいな容貌だと画面が締まるんだけどね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/6
7: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/06/30(金) 17:23:54.74 ID:feAHe+U80 松坂桃李と真木よう子が赤い提灯が飾られた街中を歩くシーンの色味が綺麗だったなあ 最近の邦画にありがちなフィルターかけまくったようなのじゃなくて 1950〜60年代あたりの富士カラーみたいな渋い映像だった 出版社と原作者に映画化権の交渉する際の資料に、 如何にこの手の映画のヒットが今は難しいか明記したって。 深作欣二監督が仁義なき戦いで伝えたかった事は、ヤクザ間のクソくだらない理由で一般人に被害を撒き散らしていること。 だけど、俳優陣の素晴らしい演技で意図した事とは真逆になってしまって、しかもシリーズ物になってしまって後悔してる、なんてことをバトル・ロワイアルの試写会だったけな?そんなことを言っていた。 韓国のバイオレンス系の映画を観る度に邦画もこれくらいやってくれよと思ってたけどかなり近い線まで来てたと思う あと監督が韓国ノワールを意識してるのはいいと思うけど アシュラはあれは脚本も相当練り込んでてそこから真似しないとダメだと思うなあ 今やってるやっぱり警察vs暴力団ものの「犯罪都市」とかも ヴァイオレンスのインパクト以上に脚本がまずよく出来てる アシュラは凄く面白かったけど、そんなに練り込んだ脚本だった? ストーリーのキーになるのが隠し撮り画像で、それが2回も都合よく出てきたので 「こまけーことはいいんだよ」系の映画だなと思った。 松坂桃李は先にも書いたようにいい演技もあったけど、役所広司への傾倒が結構唐突でその辺の葛藤を もう少し見せる工夫があっても良かったと思う。 絶許から傾倒へ振り幅が大きい分、そこへ至る段階がないと、なんでそうなるのかという疑問がでてしまう。 全ての真相を知った松坂桃李が笑うところは 邦画の最高傑作「人情紙風船」の海野又十郎のあのシーンを想起させる出色の演技 普通こういうシーンって文字を読ませるのではなくノートに書いてあることを登場人物に音読させるよね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/7
8: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/06/30(金) 17:48:30.87 ID:feAHe+U80 昔(80年代以降)は東映やくざ映画は配収5億くらい行けば成功と言われていたから今の興行収入に換算すると大体、倍額になるんで9〜10億くらいのもんなんだよ 大ヒットしたのは極妻一作目くらいのもん 極妻一作目は配収で8億超えしてるから今の興収に換算すれば15〜6 億は稼いでる計算になる あとやくざ映画はレンタルが強いから2次収益もデカい 今はテレビ放送はしなくなっちゃったけど極妻なんてET初放送より視聴率は取って25%超えして当時は話題になってた だからテレビ局にとっても優良コンテンツだったんだよ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/8
9: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/06/30(金) 20:38:07.04 ID:feAHe+U80 ソナチネや3ー4xなんかと比べると、あの感覚的な怖さは無くなったな。 アウトレイジは意図的な怖さの演出だった もともとソナチネの襲撃シーンみてもアクション監督じゃない 残酷描写か一般人に偽装したやつの不意打ちが新しいという変化球監督 ペキンパーみたいな王道アクションは取れんわな 残酷さを売りにする露悪趣味ってまんま三池崇史の二番煎じなんだよな しかも13人の刺客の方が映像の厚みもあるしバトルシーンは迫力ある 首は渡辺謙に出演拒否された映画でもある http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/9
10: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/06/30(金) 21:13:10.62 ID:feAHe+U80 たけしの功績は日本のメジャーなお笑いシーンに不謹慎ギャグ、ブラックユーモアを導入したことなんだろうけど、そもそもそれだって小説の世界では筒井康隆が、落語の世界では立川談志が既にやってた事だし、別にたけし本人が編み出したわけでもない。 画質とか構図とか松本作品にこだわり感じない コントの延長みたいな演者のキャラだけでどうにかなるもんじゃない 松本は話の流れを遮って突飛な発言して笑わせる 町山智浩が、その男〜はジャック・タチの映画に影響受けてるはずだ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/10
11: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/06/30(金) 21:41:55.32 ID:feAHe+U80 ああした娯楽的な演出スタイルは伊丹十三が確立したけど、その後他の映画やドラマで徹底的に模倣されまくったからな。 古臭く感じるのはそのせいだよ。 黒澤は生命を描いて、小津は心を描く 篠崎監督から『その男、凶暴につき』の元ネタはフリードキンの『L.A.大捜査線/狼たちの街』であり、レザボア時代のタランティーノに北野映画のビデオ 一番、ショックを受けたのは、アクション映画を撮っているひとだと思う。 この映画の暴力は、いままでの映画と完全に違っていた。独創的だった。 ある程度、アクション映画を見ていると、暴力シーンにもリズムというものがある。 殴るタイミングや、銃を撃つきっかけなど、大体、パターンがある。 しかしこの映画は、そのタイミング、きっかけ、パターンを完全にはずされているのだ。 銃撃もそうだ。セリフの途中で、平気で撃ち殺す。 あのオカマが撃ち殺されるところで驚かない、アクション監督はいないだろう。 この映画の後の、タランティーノ映画や、ジョニートーの「ザミッション」は、 完全に北野監督の間のアクションの影響下にある。 「ブラザー」辺りになると、アクションも、かなり洗練されてしまって、少し物足りない。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/11
12: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/01(土) 14:22:06.67 ID:1gan7VSN0 山下の魅力は日常性の描写の巧さだからなぁ。 松ヶ根は、下手に人物の心理描写(兄弟の足比べとか)やらメタファー(ねずみ)やら 入れちゃってて、あれ?って感じ。 四人が夕暮れの川原を歩いていると、遠くに街の灯りが小さく小さく煌めいている あれは池内の配慮でとても感心したと言っていた 「リンダx3」の構図(音楽部室)とか光(川原)には、 池内が大きな役割を果たしたという意味の発言を山下監督がトークショウでしていた もう1つ山下が池内のカメラワークで感心してたのが、夜の体育館のシーン 山下はソンの背景に体育館らしいモノを置きたかったらしいんだが 池内が敢えて何も置かず、真っ白の背景にした 結果、映画館であのシーンを見ると、あたかも現実のソンがスクリーン前に 現れたように観えたとか観えなかったとか(TV画面じゃ判りづらいが) 音楽部室の構図は素晴らしかった。 あそこは、ぺドゥナのアクション、膝を交互に曲げて歌うとか 曲の締めの部分で拳を振り上げるところの、リハーサルならでの気の抜けた感じとか、ほぼ完璧。 あそこが、あの映画の真のクライマックスだな 黒沢清の映画とかだと、美人女優出してるのにカメラ寄らないの勿体無いと 思うときもあるけど リンダ〜はわりと成功してるかな http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/12
13: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/01(土) 16:45:57.87 ID:1gan7VSN0 指とか手首落とすのはDNA鑑定が行われなかった当時、指紋から身元確認出来んようにする為で、 首を切り離して別の場所に埋めるのは同じく歯型から特定されにくくさせる為らしい。 まぁリンチの時に歯型わからんように歯をぶっこ抜く場合もあるらしいけどな。 今のヤクザは得体の知れない溶液に浸して溶かして、知り合いの産廃屋に処理させたり、ミンチにして海に捨てるらしい。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/13
14: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/01(土) 17:00:48.08 ID:1gan7VSN0 養豚場経営が被差別部落の仕事なら 宮?ア・鹿児島の多くの人が部落民になってしまう。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/14
15: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/01(土) 17:26:33.47 ID:1gan7VSN0 一ノ瀬がトイレで五十子刺し殺すシーン、最初トイレの片側がないのかなーと思ったけど、カメラが回り込んで壁が映ってた。あれどうやって撮影してんだろ? てっきり柱を横切るところで一度切って繋いでる疑似ワンカットかと思った 映画芸術の最新号で白石監督が撮影方法を簡単に説明してた ・呉の旧水道局の庁舎(呉原東署として使われてたところ)の1階ががらんと空いてたので そこにトイレのセットを組んだ ・トイレの壁は全部上がるようにしておいて、カメラが回るタイミングでガッと上げて、 使わなくなったらまた下げるというのを超アナログ(人力で、の意)でやった ・刺すのだけはグリーンの刀でやった 和太鼓の音で銃声がかき消されてるという設定らしい もともとはただの踊りを披露するという予定だったのが ロケハンでホテルに行った時に白石監督が片隅に置いてあった和太鼓を見つけてこれを使おうとなったらしい 白石和彌組はそういうアナログ操作多い 「彼女がその名を知らない鳥たち」でも蒼井優の住むアパートの部屋の壁が倒れて竹野内のいる砂浜につながるという回想シーンがあったが あれも実際に砂浜にアパートの部屋のセットを立ててスタッフが手で壁を倒して撮影したらしいw 真木よう子の告白はサスペンスドラマっぽかったなw 興行収入が製作費の3〜4倍で利益を出せるといわれてるんだが、監督がいう製作費3億円が事実ならば 最終的に10億円の興行収入が欲しい 梅雨って感じ。 日本独特の昭和な蒸し暑さ 仁義なき戦いやアウトレイジみたいにカラッとした泥臭い濃さではなく、粘っこい濃さの映画だった。雰囲気は冷たい熱帯魚に近いか 中年以上の人は映画見るのに事前に予約する習慣ない人も多いよ 昔の映画館は自由席が当たり前だったから 指定席もあったけど別料金だったから http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/15
16: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/01(土) 17:35:29.06 ID:1gan7VSN0 観て来たけど、周りに明らかにヤクザの人が何人かいて、途中で一般人には分からないとこで何度も爆笑してて、それが臨場感溢れてて怖かった。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/16
17: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/03(月) 14:47:58.82 ID:V1BF7RgW0 ソナチネが海外で評価された時に「ジャンル映画をアートフィルムにした」という評があったけど、「やくざ映画をヌーヴェル・ヴァーグ風に撮った」ということだと思う ここがメルクマールになって青山が『Helpless』を撮れたしくすぶっていた黒沢清が確変できるヒントを与えたと思う シネフィル気取りの蓮實一派の監督が「ビートたけしから影響を受けた」なんてカッコ悪くて絶対に言わないだろうけどw 兎にも角にも殿の初期作品がなければその後の日本のアート系フィルムの発展はないし出発点にはなったと思う それまでの日本映画はダサくてまともにデザインされてない汚らしい日本の街並みの風景をどう撮っていいか手をこまねいていたけど(白黒時代はいざ知らず)、『あの夏、 いちばん静かな海。』みたいに撮る手法は同時代の作家に可能性を与えた(アジアの原初的な風景をみずみずしいカラーで撮る手法は台湾のホウ・シャオシェンやエドワード・ヤンが先行していたけれどこの時点で殿が見ていたとは思えない) だって青山と黒沢清の90年代後期の作品なんてほぼ北野風やくざ映画ないしそのヴァリアントだからね 2000年をまたぐあたりからその影響から脱していくわけではあるけど 影響は脱しても手法は捨てたわけではないのでレガシーは引き継がれているのだ そのレガシーを顕在化させねばならない http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/17
18: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/03(月) 14:49:36.22 ID:V1BF7RgW0 たけし、タランティーノ、コーエン兄弟(この並びを嬉々として挙げる奴は全員ダメ)辺りからモロに影響されたつまらない邦画群にこそ罪がある。 たけしにしても、森田芳光「ときめきに死す」をリアルタイムで絶賛し、監督作はその作風の模倣と言われても仕方ないほど 特徴を箇条書きした場合の類似点は多い。 ちなみに黒沢清は森田の代表作「家族ゲーム」(蓮實は年間ベストに入れてる)をつまらないと言いきり、青山は森田芳光全否定だ。 森田を最も激しく批判した文章を残しているのは、意外にも高橋源一郎。何やってもわざとらしい自称「天才」とまでこき下ろしている。 現代日本の貧しい風景に対する抵抗は黒沢にも青山にも備わっているもので 潔癖症とも言えるおのれの感性から脱皮すべく黒沢清は建て売り住宅や畳のアパートや古い日本家屋をノワールの舞台にしたり 現代の建築物を利用してツギハギの(リアリティに反するが、吉田喜重ほど露骨にシンプルで無機質な「アート」でもない)ロケセットとしてみたり。 「勝手にしやがれ!」シリーズの悪趣味な服装やゴチャゴチャしたセットにも、審美性を排する積極的な意思を感じられる。 よく語られる廃墟の多用も、映像美狙いや終末思想?とは関係ないと思われる。 山本政志がタルコフスキーにハマると長回しでスピリチュアル風な廃墟を撮り、侯孝賢にハマる(日本で知られる前から気に入ってたと言う)とそれっぽい風景を撮ったような安易さはない。 処女作では美術スタッフによってデコレーションされたヤクザ事務所から装飾をほとんど取っ払わせたたけしが 後期になるとそこらへんのこだわりを失っていかにもヤクザなあれこれを平気で画面に映すようになったのは 黒沢とは逆に、なんでもありのだらしなさのように見えてならない。 これはキャスティングなどにも言える事だけど。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/18
19: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/03(月) 22:39:54.88 ID:V1BF7RgW0 非意味的なコミュニケーションがある。ここでいう「非意味」とは「無意味」とは少し異なる。すなわち「無意味」は「意味がなくなる次元」をいいますが「非意味」とは 「意味ではない次元」をいう。慎二も美香も不安に駆られて非意味的に言葉を発し、 時にはお互いの発する非意味な言葉同士が衝突したりもする。けれども、このような衝突からやがて2人の間に「分かり合えなさを分かりあう」 という逆説的なコミュニケーションがもたらされることになる。 こうした本作が描く非意味的なコミュニケーションのあり方には、おそらく原作である最果さんの詩と共通するアプローチを見出すことができると思う。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/19
20: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/04(火) 13:12:44.96 ID:7JpNQcPc0 昨年の邦画の公開本数 613本 昨年興行収入10憶円を超えた邦画の本数 31本 昨年興行収入20憶円を超えた邦画の本数 12本 約1200憶円の総興行収入を約600本の公開本数で割れば、単純に一本当たりの興行収入は2憶円くらいにしかならない。 しかし、あくまで興行収入であり、半分は映画館の取り分なので配給収入は興行収入の半分。 配給収入から配給会社の取り分を差っ引き、製作費のペイに充てられるのはさらに少なくなる。 平均の製作費なんてどれだけ充てられることが出来ようか。 日本で10憶も製作費をかけられる映画なんてごくわずかでしかない。それがペイできるような興行成績の作品がごくわずかしか生まれないから。 近年では破格の製作費をかけたと言われるシンゴジラですら10〜15憶程度だと言われてる ある資料によると、映画市場規模(興行収入)は概ね次の通りです。 ・米国1兆2千億円(内 国産映画8千億円、国外映画4千億円) ・中国9千億円(内 国産映画5千億円、国外映画4千億円) ・日本2千5百億円(内 邦画1千4百億円、洋画1千1百億円) 中国は国産映画の比率が上がっているそうですが、それでも約4割はハリウッド映画だそうです。 米国国産映画+中国国外映画だけでも邦画の10倍近い市場規模ですから、そこに他の諸国を加えれば、少なくとも邦画の10数倍はあるでしょう。 ですから、ハリウッドの超大作は予算が百億円でも大コケしない限りペイ出来ますが、邦画は10億円かけるのも大バクチです。 そこで、邦画ではある程度の予算を掛ける映画を制作する際は「○○制作委員会」を立ち上げ、テレビ、出版社などのメディアや一般企業に出資させ、コケた場合のリスク分散を図っているそうです。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/20
21: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/05(水) 12:21:07.72 ID:8zwC6lSu0 進撃の巨人もそうだけど、日本人は「リアルな戦場描写=グロ描写」と勘違いしてるような気がする そこよりも人物の内面を掘り下げて欲しかった 説教めいたスタンスで実話を交えて作っちゃったから ドキュメンタリー”臭”がぷんぷんする 何も知らない人はみーんな実話に基づいた話だと思うよね ライトはイメージ的なものかと 記憶ってのはおいおい大袈裟になってしまうものだから それに作中でも夢と現を行ったり来たりだし。 悪夢として描くなら許容範囲 個人で背負いきれないほどの人間の業 逆説的に見えてくる人としての尊厳 なんか作為に凝って文化人のアート表現の踏み絵みたいに使われてると個人的には胸糞悪いんだよな FMJはその辺りすごいバランスでブラックユーモアを含めて尚あのフラットな虚無感を映したのがさすがキューブリックだと思った 加害者側に自由にやらせて作品作るってアプローチは確かに作為的だと思うけど、無理やり反省促すとかそういうマイケル・ムーア的な関わり方は特に感じなかったな あの異様な状況を加害者主観で見せながらあくまで冷徹に映像に収めるやり方は野火にも通ずるものがあると思った http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/21
22: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/05(水) 12:42:45.66 ID:8zwC6lSu0 ホラー的演出に近いグロシーンや突発的なショックシーンが多くて、 心理描写部分が少ないから(説明的な描写はいらないけど) 観た瞬間は圧倒されても、何故か後に残らないんだよね 市川版の上っ面だけ掬い取って派手な演出施しました感はあるよな 現代的な娯楽映画としてホラーサスペンス的なところで 観客を画面に引きつける魅力はあったんだけど、 野火をリメイクをしたという話題性以上の、必然性とかその意義とか 深い部分まで感じるまでには至らなかった 力作なんだけど、ビデオ丸出し画質なのがなぁ 今は低コントラストのRAWからカラーグレーディングでいくらでもフィルムルックにできるんだから、 もうちょっと画質へのこだわりを持ってほしいわ フィルムっぽくすれば良いというものではない 劇場で観た時はあの毒々しいほどのビデオコントラストが中々強烈に活きてた 塚本監督はいつもながら安易だ。 昔からいつも一発かましてやろうというモノしか表現出来ていない。 対象物はこれまでの既存の映画たちだ リリーフランキーが息子の話してる時なんか切なくなったよな 嘘のか本当なのか分からないけど「航空隊に志願した、あれだな、この辺飛んでるかもしれねーな」 とか笑ながら言ってたけどそんな訳無いって分かってるのに あの世界じゃあのオッサンも戦争が無ければ良い親父さんだったのかもしれない http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/22
23: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2023/07/06(木) 11:53:17.24 ID:6Q0Et0+f0 稲垣は死を恐れてないのは生きる意味を見つけられず生に執着が湧いてなかっただけで 実際、自分が死ぬと理解した時に素直に生きたいと言う渇望が生まれた 最後、「死にたくない、痛いよ」 山男がセックスが抜群に強いというのはキャラとしてOKだと思う だが一徳まで掘ってしまうのは逸脱というか悪ノリになってしまうと思う 小弥太のキャラクターは脚本の天願大介にとっては 武家社会に対する非武家階層目線からのアンチテーゼ的存在。 ラストの蘇生も侍はあっさりと討ち死にたけど どっこい生き残る下層民のしぶとさ、生命力の強さの象徴・・・ と父親イマヘイ譲りの土民讃歌の要素にするつもりだったんだろうけど 三池が現場の独断で得体の知れないキャラに変えちゃったくさいな。 たぶん首に小太刀貫通も脚本の段階ではなかった設定だと推測する。 松方弘樹の人を斬った後のドヤ顔はたまりません 殺陣は手の内は早いですが体幹部が遅れていますので、手振りの感があります。 体重と年齢でしょうねぇ・・・ 伊原剛志・・・人物・性格・雰囲気は大好きです。 ですが、刃筋が外れています。居合いのシーンが冒頭でありますが・・・ あれでは「見事な腕前です」とはいえません。腕力使いすぎです・・・・。 腕力を使っては刃筋が立たないです。 この映画の「白眉」は・・・・ 島田新六郎こと山田孝之さんです。 刀を柔らかくかつ厳かにあつかっています。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/mayor/1687745900/23
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 971 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.010s