野々村元県議の今後を考える5 (994レス)
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987: 2023/11/03(金)16:13 ID:fDJFIfqJ0(2/8) AAS
『地図のたのしみ』(河出書房新社)で日本エッセイスト・クラブ賞
、堀淳一氏の著作。
彼のエッセイが秀逸なのは、その場所・季節・時間の風景が、ありありと浮かんでくるところだと思っている。
新旧対応する地図だけで、写真が一枚も添えられていないところが、実に潔く、素晴らしい。
「地図の中の札幌: 街の歴史を読み解く」、「北海道 地図の中の鉄路」についても同じ。
地図を見ながら、風景を想像する至福の時間が味わえる本だと思う。
本編は、収録した路線が多い分、それぞれで取り扱う行程が短くて、少し物足りおなく思ってしまうのが残念なところか。
1972年のオリンピックの際に、近代化と称して、多くの無粋な建築物が
この街並みを壊してしまった観があるが、それでも、まだ東区や、市電の沿線には、昔の「札幌らしさ」を色濃く漂わせた地域がある。
開発一辺倒ではなく、急激な都市化の過程で、20世紀の様々なものが地域ごとに混交し、それが不思議と一体感のある景色となってい
炭鉱、ニシン漁、砂金、アイヌ、開拓使――、鉄道全盛期の約40%が消滅した北海道。その廃線跡を訪ね、地域の栄枯盛衰、そこに生きた人々の息遣いを活写する
宮脇俊三氏(1926-2003)の晩年の最大の功績は、廃線跡探索という趣味世界を一気に切り拓いたところにある。その成果はJTBキャンブックスから出版された計10冊からなる「鉄道廃線跡を歩く」シリーズとして実を結んだ
。士幌線の遺構は、タウシュベツ川橋梁、三の沢橋梁、第三音更川橋梁、第五音更川橋梁、第六音更川橋梁と美しいものが多く、現在では観光資源として利用されているが、周辺の自然とあいまって、みごとな作品となっている。
橋梁の美しさと言う点では、シューパロ湖畔の森林鉄道も見逃せない。第一号橋梁(三弦橋)、第四号橋梁、下夕張川橋梁も見事だ。しかも、これらの美しい橋梁は、近年シューパロダムの巨大化により、水没してしまったのだから、もう実際にお目にかかる機会は、よほどのことがない限り期待できないのである。
胆振線も、優美な数々の火山のふもとを尻別川、長流川といった清流に沿って走る美しい路線だった。
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