野々村元県議の今後を考える5 (994レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

39: 2023/07/09(日)02:00 ID:b2ePyfOu0(1/3) AAS
運命じゃない人』は、あまり良い感じではなかった。人物が皆、物語の都合でしか動いていない、というのがその理由なのだが、
それだけでなく、一見、とても複雑に入り組んでいるような話にみえるのだけど、最初の男女のエピソード以外は、全て後付けの説明を拡大していっただけで、
話の隙間にあてはめ易い要素をはめ込んでいるだけなので、そのやり方がみえてしまうと、とたんに退屈になる。実際、映画の中盤以降で新たに付け加えられることと言えば、
お札に関する偽装のエピソードだけと言ってもよいくらいで、
後半に向かって、(既にあるものの読み換えや言い訳だけになってしまうので)映画はどんどんつまらなくなってゆく。同一のシーンが、
ことなる意味をもって何度も反復される、と言えば聞こえはいいが、結局は、ある限定された要素を提出して、
その内部でのみ、その解釈をひっくり返したりして読み換えてゆく、というだけのことで、技法としては単純すぎるくらいだろう。
それに、こういう「お話」でヤクザを介入させるという手が凄く安易で、そうするとお話として
簡単に「面白っぽく」展開させることが出来るのだが、その分、薄っぺらになるだろう。(例えばタランティーノみたいに、
この薄っぺらさを意図的に馬鹿げた規模にまで拡大させたりすれば、また別のものが見えてくるかも知れないのだが。)それぞれの人物、
省1
40: 2023/07/09(日)13:58 ID:b2ePyfOu0(2/3) AAS
キネ旬ベストテンは昔「仁義なき闘い」を1位にしたくなくて
翌年公開の「津軽じょんがら節」という作品の試写会開催を早めさせて前年の対象とし
仁義を押し退けて無理矢理1位にさせた前科がある
41: 淀川長治 2023/07/09(日)16:03 ID:b2ePyfOu0(3/3) AAS
主役4人全体が気張りすぎた。つまりオーバー・アクト。これはひとえに監督の滝田洋二郎の、いうならば観客への御親切ごころがうらめに出たというわけだ。
なぜ、も少し押さえなかったのか。これは原作・脚本(一色伸幸)が心して、深刻になる
日本独特のお涙を避けたからであろうが、この良さが説明までをも呑気に走らせたきらいが、この映画をマイナスに落としている。
真田はじめ岸部一徳、嶋田久作、山崎努の4名の個性個性個性をあまりにも鮮やかにと思ってか、
この4人がいうならばレコード盤の早廻しとなって、私は途中3回4回、演技を台詞を押さえろと心のうちで叫んだ次第。
けれども、日本映画がこのように浜田毅の撮影監督でジャングルとその土地を実感させて撮影。そのキャメラの動きはすばらしい。
さてこの4人、裸身でさらに私たちをくすぐらせるか。このあたり、どこかいつの間にかさらり身をかわされて、立派なラストが物足りないよ
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 3.768s*