神社の起源 (795レス)
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32: 天之御名無主 [] 2010/11/02(火) 20:10:30 >>31 >鬼道は、高句麗道教の流れを汲むとする研究者 誰? http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/32
33: 天之御名無主 [] 2010/11/03(水) 01:33:10 >>15 御嶽(うたき)についてネットで少し調べてみたが、 ノロ(祝女 女性司祭)が管理する男子禁制の聖域で、 空間の中心にイビ石という石塚があり、神が降臨する標識とされている点、 古代の集落跡で、祖先崇拝の要素が強い点など、 塚を依代として扱うオボー信仰の要素を色濃く持っていることが分かる。 「拝み山」などと呼ばれることもあるなら、 東アジアに広く分布しているオボー信仰の一形態と見ていいだろう。 したがって、沖縄の御嶽が神社のルーツなのではなく、 オボー信仰が神道のルーツと見たほうが良い。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/33
34: 天之御名無主 [] 2010/11/03(水) 01:34:16 オボー信仰は、神名にも深く影響を与えている。 オボーという言葉は、古事記や日本書紀のなかには、 神名や人名を帯(おび)や大(おお)などの漢字を当てて表記する形で登場する。 『天照大神』は『大日女神』とされているが、なぜ、この二つの神名が同一神を指すのか、 現代人の感覚では、容易に理由が見えてこない。 宣命書きが古代朝鮮語、 もっと正確に言えば、古朝鮮語よりもさらに日本語と近い関係にあった、 高句麗語とほぼ同じものであることからも明らかだが、 高句麗語を漢字を用いて表記するルールで考えていくと、神名の謎が解けてくる。 『大日』の『大』は、大きいの意味ではなく、『帯』と同じでオボー信仰を表している。 したがって、漢字表記以前の高句麗語は、 『オボ・ヒ』を繋いだ言いやすい言葉、『オオヒ』だったことが考えられる。 今でも韓国語では『太』は『テイ』『日』は『イル』と読むので、 『大日』は『テイ・イル』と置き換え可能で、短縮して一文字で漢字表記するなら、 『照(テル)』となる。 天津神族(大陸系)の大日女(おおひるめ・おおひめ)を二文字漢字表記するなら、 『天照』の文字を当てるのが、漢字の意味からいっても妥当となる。 したがって『大日女』(オオヒルメ)神は『天照』神(アマテルカミ)と、 同じ意味を持つ神名となる。 大日女神(おおひめかみ)は、 オボー信仰(古墳信仰)と太陽信仰が習合した道教の巫女を神格化した神ということになる。 オボヒ信仰を中心とする国家神道の神社のルーツは、天照の神名のなかにも見ることができる。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/34
35: 天之御名無主 [] 2010/11/03(水) 02:51:03 神功皇后は、 父方が天皇(大王)家、母方が天日矛(弓月の君率いる秦氏などの渡来人が奉じる神)の裔で、 日本人と渡来人の混血と設定されているところが興味深い。 上で出てきた、御嶽(うたき)を管理するノロ(祝女 女性司祭)について調べれば分かるが、 兄王を、神に仕える妹神が守護する、オボー信仰独特の祭祀文化が伝承されている。 もちろん、高句麗国の神女が男王を補佐する女性神官政治や、 日本の斎宮制度、卑弥呼による統治なども、この流れを汲むと見ていいだろう。 妹日女(姫)のことを乙姫と呼ぶが、もちろん浦島太郎の乙姫様のことであり、 乙姫様の若き日の修行の場所は神戸布引の滝で、その下流に生田神社があり、 稚日女の名で彼女が祭られていることから、 斎宮制度にとって最も重要な祭祀の原型が読み取れる。 母系継承されてきたものなので、斎宮制度は天日矛を奉じる渡来系文化と見ることが出来る。 日神・天日矛に仕える斎女(いつきめ 依憑の巫女 いつきのみこ)の祭祀を現代まで伝承する、 卑弥呼や神功皇后の末裔とされてきた一族は、今も母系継承の形をとり、 天日矛神、すなわち太陽神(男神)の霊気をその身に受けて、 ペアとなる日女(姫)神、耀(あかる)姫(かぐやく姫 かぐや姫)に神がかりして託宣する。 もちろん、かぐや姫の物語は、耀姫に神がかりするための祭祀の流れを、 子供に分かりやすくイメージとして教えるために作られたものである。 伊勢神宮外宮が、天照神は昼夜問わず天を照らす日月神のワンペアという伝承を残している。 天日矛・耀姫の陰陽一対の関係から、男王を女神官が補佐する斎宮制度に至る流れを、 政(マツリゴト)を祭(マツリゴト)として行なっていた時代から、 持統天皇の時代に行なわれた、天照大神を女神とする一神教への宗教改革の時代までの、 変遷を見て取ることが出来る。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/35
36: 天之御名無主 [] 2010/11/03(水) 07:19:18 浦島太郎、かぐや姫と来たら、桃太郎のおとぎ話の正体も明かさなければなるまい。 桃太郎のストーリーに一対一で対応する神事は、賀茂神社の葵祭りなどの形で伝承されてきた。 お爺さんが山に柴狩りに行くが、某神社の伝承によると、 彼は山に宿る神を、木に移して、川に流すために行ったことになっている。 葵祭りでは、実際にその通りの神事が今も行なわれている。 お婆さんは川に洗濯に行くが、本当は体を清めて禊を行ない、 川から神を自分の身に受けることが目的である。 古い時代の葵祭りでは、川上から流れてくる物を拾っていたようだが、今日まで伝承されていない。 ところが、ある神社の非公開神事では、霊山のイワクラの鏡岩が反射した日の光を、 日矛鏡(天日矛神の男性の力のシンボル)を沈めた池で反射して、 太陽の反射光を斎女がホトに受けることで、神の子を身に宿すという、 類似した別パターンの神事が伝承されている。 川に移された神が流れてきて、禊をした巫女がその身に受けることを、 子供に分かりやすくイメージさせるために、どんぶらこと桃が流れてきて、 拾って家に帰ったという描写に置き換えてある。 葵祭りでは、このあと阿礼男と阿礼女が・・・という18禁と思われる、 お子様にはちょっと理解不可能な内容の、非公開神事が行なわれてきたらしいが、 桃太郎では自主規制されて、桃を切ったら男の子が生まれてきた、というストーリーになっている。 といっても、他の神社で伝承されているこの系統の高度な房中術は、 淫念を持たずに、男女が静かに離れて座った状態で気を交わらせて愛し合うもので、 子供が見ても内容的には問題ないものだが、理解不可能。 実際に、神事を継承する役目の子供は、その儀式を見学するらしい。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/36
37: 天之御名無主 [] 2010/11/03(水) 07:23:17 桃から生まれた桃太郎は、卵から生まれた朱蒙という高句麗国を建国した英雄に対応する。 このパターンの卵生神話は、扶余・高句麗地域などに存在し、 天からの子供を授かる神人婚説話のストーリーも付随している。 身に覚えのない女性が天上の神の子を産む話は、 イエス・キリストの誕生よりも、朱蒙(東明聖王)のほうが先なので、 東から西へとシルクロードを介して伝わった可能性を指摘する研究者もいる。 東明聖王には、オイ、マリ、ヒョッポという三人の家来が従っていたが、 桃太郎には三匹のお供がついていく。 太陽は3の数で表されるため、三人の家来は太陽神の力を象徴している。 きび団子は、丸い形をしていて太陽の恵みで作られたものだ。 太陽の力を宿した桃太郎(東明聖王)のシンボルである。 つまり、 桃太郎伝説は、高句麗国を建国した英雄を祖とする王族の、王位継承の儀式を、 子供に分かりやすく教えるために創作されたおとぎ話なのである。 というわけで、浦島太郎、かぐや姫、桃太郎は、 天日矛系の秦氏の祭祀の内容を子供達に教育する目的を持って創作されたもので、 日本書紀と伊勢神宮成立以前の、古い神道の姿を今に伝えていることが分かる。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/37
38: 天之御名無主 [] 2010/11/03(水) 07:25:27 日本書紀(持統天皇)の時代に行なわれた宗教改革以前の古い時代の神道では、 王族の祖先である男王神とそれを守護する妹姫神のワンペアが祭祀されていた痕跡は、 伊勢神宮の内宮に建てられる神殿の敷地が、二つ存在することからもうかがえる。 八咫鏡を作る前に、パイロット版として試作された鏡が日前国懸神宮に納められた記録があるが、 この神社は伊勢神宮よりもそれだけ古い神道の姿を今に伝えているとも考えられる。 二殿併設の日前国懸神宮に祭られている神々は、 朝廷の圧力によって時代とともに変えられた可能性があるが、 社殿の形まで変えることは出来なかったようである。 問題は、斎宮制度の廃止によって、 斎王が神がかりして得た神の力を、天皇が受け取って行使する、 祭政一致の統治体制が、宮中祭祀として現存していない点にある。 ただし、天皇の即位にかかわる神事 大嘗祭の本祭の儀式では、 悠紀殿と主基殿の二殿が一対のものとして建てられ、それぞれに神座が用意される。 したがって、一対の神々を祭っていることがうかがえる。 今日の伊勢神宮に天照大神が女神として祭られる形は、 持統天皇を皇祖神と見立てる宗教改革の結果という説を唱える研究者もいる。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/38
39: 天之御名無主 [sage] 2010/11/03(水) 11:05:23 大作ありがとう 興味があるので参考文献を挙げてくれないか http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/39
40: 天之御名無主 [] 2010/11/03(水) 15:10:39 >>38 大陸に何らかの起源があったのは当然でしょうね。 浦島伝説(海幸山幸)七夕(龍と瓜)桃太郎、いずれも中国に原型がありますし。 しかも七夕はかなり早い時期に伝わって日本の機織り巫女と完全に同化してますから。 しかし、そもそもが中国と言う国は人種のるつぼで東アジアの中心地です。 今の東京のようにあらゆる地方の人間が集まって出来た国であって 逆に言えば「中国の伝説=中国に初めから伝わっていた伝説」ではありません。 文化の輸出国であったと同時に輸入国でもあった国なので。 そう考えれば、石器〜縄文期にはむしろ日本の方が先行していた経済活動(石器や土器の貿易) などのことを鑑み、また縄文人の影響が濃い可能性のある神道は必ずしも大陸輸入ではなく 逆であった可能性もあります。 特に高句麗語の下りは推測の域を出ませんね。 なにせ、最近の研究ではその存在すら疑われている言語ですから。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/40
41: 天之御名無主 [] 2010/11/03(水) 19:46:15 >>37 桃太郎と卵生神話の関係とは盲点だった。 今月号だか先月号の雑誌ニュートンによると、 確か唐古・鍵遺跡から桃の種が大量出土の記事があった。 ただ、朱蒙とかの川渡り伝承部分はモーゼの海渡りとする旨を 森雅子(中央大学)が指摘してるので、西から東へではなかろうか。 >>33 禰宜(ねぎ)はマギからではなかろうか。 「シルクロードの宗教」(R.C.フォルツ、教文館、2003)では 西周時代遺跡出土宗教文物からイラン人の宗教指導者を雇っていた旨を述べていて、 既に「マギ」の呼称が伝わっていたのでは。 オボとの関係以外もあるのでは。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/41
42: 天之御名無主 [] 2010/11/05(金) 10:12:59 >>1 石 水 木 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/42
43: 天之御名無主 [] 2010/11/08(月) 08:59:03 シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカチキンwwwwwwww シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカチキンwwwwwwww シャカシャカチキンwwwシャカシャカチキンwww シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカチキンwwwwwwww (hey yo! whats up men!?) シャカチキシャカチキwww(yo-ho) シャカチキシャカチキwww(hey boy) シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカチキンwwwwwwww ("I'm not chicken!") シャカチキ!シャカチキ! シャカチキシャカチキwwwwwww(oh-oh-oh) シャカチキ!シャカチキ! シャカチキシャカチキwwwwwww(ah-ah-ah-ah...) <silent> シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカチキンwwwwwwww シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカチキンwwwwwwww シャカシャカチキンwwwシャカシャカチキンwww シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカチキンwwwwwwww <MY DEAR CHICKEN.> http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/43
44: 天之御名無主 [sage] 2010/11/08(月) 09:05:40 他スレと誤爆しました。すみません http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/44
45: 天之御名無主 [] 2010/11/08(月) 15:38:25 いいよ どうせオナニー過疎スレだから http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/45
46: 天之御名無主 [] 2010/11/09(火) 18:35:10 上田正昭「神道と東アジアの世界」に神道、神宮の用語の所見等あり。 道教との関係が深いようですね。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/46
47: 天之御名無主 [sage] 2010/11/10(水) 09:24:43 神社は砦、前線基地の名残りw http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/47
48: 天之御名無主 [] 2010/11/15(月) 00:50:55 ここはチョソを自慢するスレですか http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/48
49: 天之御名無主 [sage] 2010/11/21(日) 23:39:54 >>40 中国に同じものがあるからといって直接の輸出入だけを考えるのは早計。 中国以外にも同じモチーフの説話は世界中にいくらでもある。特に浦島。 同モチーフ別系統の説話が後世になって習合するパターンだってありうる。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/49
50: 天之御名無主 [sage] 2010/11/22(月) 14:44:08 寅さんの地元、柴又神社って古墳の上に出来ているそうです。 古い神社ってだいたい、古墳とか霊場のようなところに出来ていると 思っていいんですかね http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/50
51: 天之御名無主 [sage] 2010/11/22(月) 16:11:28 >>50 霊場(というかぶっちゃけ死体捨て場)に神社を作ることはかなり少ないだろうな。 ケガレの集まる場所なわけだから、そこを神社とする可能性はむしろ低い。 作るとすればむしろ寺。 神社があっても、まず寺があって、その鎮守として神社も作る中世以降の パターンとか、最初は寺のつもりだったけど廃仏毀釈の折に神社ということにして しまいました、という八坂神社型とかじゃないかと。 古墳の上に作ってるのはけっこうある(俺の実家の近所にあるのもそう)とは思うが、 古墳だと思って作ってるわけではないんじゃないかと思う。 あと、柴又八幡社はそんな古くないぞ。たかだか近世までしかさかのぼらんでしょ。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/min/1287641496/51
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