神社の起源 (795レス)
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29: 2010/11/02(火)04:20 AAS
神がかりの神事の舞は、一般的な巫女舞と異なり、舞い錐の舞と呼ばれている。
回っては回り返す舞い錐の回転動作を、巫女舞へと移し変えたものとされる。
舞い錐は、火起こしの道具で、その神秘の?回転パワーは、火の神を召喚できるが、
同じ回転パワーの舞で、巫女のなかに日の神を召喚できるという発想が生まれたらしい。

日の神をまつる神社の多くが、回転パワーを表現する三つ巴の神紋を用いているのは、
この巫女舞の動きを図案化したものだから。

3という数は、女性神官が政治に深く関わっていた、
日本神道のルーツの一つとされる高句麗国の道教(神仙思想)でも、太陽を表す数とされていた。
太陽に棲むとされる鳥は3本足で、神武天皇の武力の象徴ヤタガラスとして日本に伝わっている。
古墳時代の日本では、朝昼夕刻の太陽を、朝\ 昼○ 夕/と3つに分けて表記して区別していた。
これは、太陽の3女神(日女神)として表現されることもあり、今も宇佐神宮に祭られている。
というわけで、三つ巴の紋は、太陽神を天上から神降ろしする神事のシンボル。

後世になって舞い錐による火起こしが、火打石などに置き換えられていき、
回転パワーへの信仰が見失われたことで、三つ巴は流水紋とされ、
屋根瓦に描く防火のシンボルとして一般に広く普及するようになってしまった。
しかし、舞い錐の舞から三つ巴の神文まで、綺麗に体系化された世界観が現存している。
銅鐸に左右交互に連続する渦巻き文様が描かれているが、
これも火神か日神を召喚する神がかりの神事と無関係ではないとする見方もある。

非公開神事だが、ある程度のことは、姫神(日女神)の神事を
現代まで伝承している人物のブログからも読み取れる。
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